★画期的マネーメイキング薬の御紹介

〈スタジオ。司会者登場〉

 ぁ!トホ妻帝国を御覧のみなさん、元気かなぁ?今日はこのHPを御覧の方だけに、今話題の画期的新商品を御案内しちゃおう!みなさんも「お金がもっと欲しいなぁ…」とか「どっかからお金が湧いてこないかなぁ」な〜んて考えたことが一度や二度はあるよね?今日御紹介する新商品は、そんなみなさんにピッタリ!これさえ飲めば何もしなくても突然降って湧いたようにお金が現われるという、信じられないような画期的マネーメイキング薬品「カネデール」を御紹介するよ!(スタジオ内、驚きの声)

 っははは…信じられないのも無理はないよね。今までのマネーメイキング薬品っていうと、必ず一日1000円貯めようとか、ムダ使いをやめようとか、欲望や財布に負担の大きいエクササイズが必要で、結局長続きしないものが多かったんじゃないかな?ところがこの「カネデール」は違うんだ。本当に何もしなくても自然とお金が突然現われるのさ。それじゃぁさっそくその効果をみなさんに見てもらうために、いつものようにトホ妻&いわんやの二人の再現ビデオから見てもらおうかな。

---再現ビデオ1〈スペイン・アルヘシラスのホテルの部屋で〉---

 れは1999年10月、ワレワレがスペイン旅行に行った時の話でございまして、「トホホ世界紀行」のスペイン旅行記で「床屋に行った街」として触れておりましたアルヘシラスのホテルの部屋で実際にあった出来事でございます。ちょうどその日はモロッコ日帰りツアーを翌日に控えた前の晩。我々がホテルの部屋でゴソゴソと準備をしておりましたところ…

いわんや「モロッコ用に予備のフィルムも少し持ってくか…(旅行カバンの中をイジリ始める)」

トホ妻 「日射しが強いっていうからアタシは帽子持ってった方がいいのかな?」

いわんや「・・・・あ?・(旅行カバンの中をイジクッてた手が止まる)・・・」

トホ妻 「基本的にはパスポートとお金があればいいんだから特に大した荷物は…」

いわんや「・・・・??・・!!・・・・・・」

トホ妻 「どしたのよ?」

いわんや「…こっ…この封筒はなんだ???カバンの底板の裏にあったんだけど…」

トホ妻 「何よそれ?なんであ○ひ銀行の封筒なんて持ってんの?」

いわんや「…いや…あのさ…この中に6万円入ってんだよ…」

トホ妻 「?!!何よそのお金!!」

いわんや「いや…心当たりがない…わけでもないぞ…いやしかし…まさか…(動揺している)」

トホ妻 「心当たりあるの?何のお金よ?」

いわんや「…ほら、96年にオレが4ヶ国出張に行った時があったじゃん?あの時そういえばこのカバンの底板の裏にお金をしまったはずだ…」

トホ妻 「…96年って、アナタね、何年前の話だと思ってんの?」

いわんや「…う、だからその…」

トホ妻 「3年よ?3年間もカバンの底に…」

いわんや「…しかしそうとしか考えられん。あの時は盗難防止用にお金を分散させてさ、底板の裏に日本円を5万だか6万だか、しまったような記憶はある…あるが…そのまま出してなかったのか?」

トホ妻 「6万円入れっぱなし…3年間も!」

いわんや「…たぶん…そう…だな(呆然としている)」

トホ妻 「3年間もカバンの底でツケモノみたいに圧迫してたの?…6万円を…(呆れてる)」

 ペイン旅行の3年前、96年にいわんやは生涯ただ一度の海外出張に出かけたのでございますが、この時は盗難アジア…あいや、東南アジアが主たる訪問先でございましたから金銭の管理にも万全を期し、万一盗難にあっても被害を最小限に抑えられるように現金を複数のカバン、複数のしまい場所に分散していたのでございます。しかしそのしまい場所のひとつを3年にわたって忘却するとは…。

 しろ6万円でございます。大金でございます。しかも発見場所はよりにもよってスペイン旅行中のホテルの中という劇的なシチュエーション。旅先では何かとお金が心細い我々でございますが、そこに突然6万円が降って湧いたようなものでございますから、これはハッキリ申し上げて衝撃的に嬉しい出来事。思わず我々の声も弾んできてしまうというものでございます。

トホ妻 「ねぇ、でも突然6万円現われるってスゴいよ。何に使おうか♪」

いわんや「あのな、この6万円はオレの金なんだぜ?オレが何かに使うさ」

トホ妻 「何に使うのよ?」

いわんや「だからその…こ、これから考えるけどさ…しかしこりゃマジで嬉しい♪カンペキに忘れてたもん。いやぁ〜旅先で金が増えるなんて、こんな嬉しいことはないぜ?オイ」

〈ふたたびスタジオ・観客の拍手と感嘆の声〉

 ら、もうわかったよね?この「カネデール」を飲むと、自分がしまったお金のことを忘れて、何年もたってから突然それを発見するという劇的な形でお金が文字通り降って湧いてくるのさ。この画期的な効果は、野生のトホ妻&いわんやの脳から抽出された天然の忘却エキス「パープリン」が配合されているから可能なわけで、天然「パープリン」配合のマネーメイキング薬品はこの「カネデール」だけ!しかもこの「パープリン」はアメリカ環境省公認、身体に安全な忘却エキスなんだね。え?まだ信じられない?あっははは…それじゃぁ、「カネデール」のもっと劇的な効果をみなさんに知ってもらうために、もう一度トホ妻&いわんやに登場してもらおうかな。

---再現ビデオ2〈府中・いわんや家Mac部屋で〉---

 れはつい先日のことでございます。ワタクシが自分のカバンの中の書類入れをたまたま覗いていたところ、何やらオボロな見覚えのある貯金通帳が発掘されました。銀行名は○友銀行。最近合併して名前が変わっておりますが、誰でも御存知の都市銀行でございます。そういえば、6年くらい前にちょいと事情がございまして、この銀行に口座を作ったような記憶が…

いわんや「なぁ、この○友銀行の口座って、まだ解約してなかったんだっけ?」

トホ妻 「あー、それ、どうだったっけ?でもどっちみちもう残高はないでしょ?」

いわんや「…(通帳を開いて残高を見る)……!!!!お、おい、…○○万円もあるぞ…」

トホ妻 「??!!」

 の時発掘された通帳にはあろうことか、何とフタケタ万円の残高があったのでございます。スペインのホテルでカバンの底板の裏から発見した6万円を大きく上回る金額でございます。折しもこの日はちょうどバリ島に行く旅費を旅行代理店に払ったその日。ひょっとしてこれは天の配剤か?バリ島に行く我々をバリの神々が祝福してくれてこのように天から金を降らせてくれたのか?と一瞬考えたワタクシでございますが、そんなことのあろうはずもなく、要するにまた我々が忘却していたからなのは間違いございません。

トホ妻 「ねぇ!何でそんなに残ってんのよ?!」 

いわんや「わからんよ!引き落とされる時に不足にならないようにかなり多めに入れといてさ、きっとそのまま忘れてたんだろうなぁ…」

トホ妻 「・・・・(呆然)・・バカじゃないの?アタシたち・・・」

いわんや「・・・・(唖然)・・まぁ・・・バカだな・・・」

トホ妻 「最後にその口座からお金引き出してから何年たってる?」

いわんや「えーと…記帳の最後は98年1月になってるな」

トホ妻 「マズいよ!普通預金口座って確か4年だか5年だか全く動かさないでいると銀行に没収されちゃうのよ!○友銀行に没収されるよ、このままじゃ!」

いわんや「ええ?!ちょ、ちょっと待て。わかった。1万円でもなんでもおろしてとにかく金額を動かせばいいんだろ?通帳と一緒にカードが入ってたからさ、このカードで明日ちょびっとだけ金おろしてくりゃ、とりあえずもう何年かは没収は免れるんだよな?」

 れに致しましても何というイイカゲンな金銭管理。バカ夫婦も極まれりというものでございます。とは申せ、とにかく口座が没収されては元も子もございません。ワタクシはさっそく翌日、この「隠れ資産」をとりあえずキープすべく、○友銀行に行って少しお金を下ろそうとしたのでございますが…いや、この先は我々の電話の会話を御紹介した方が良うございましょう。

いわんや「(ちょっと疲れた声で)…もしもし?」

トホ妻 「ああ、どしたの?」

いわんや「今日さ、○友銀行でさ、きのう発見した口座から少しお金おろそうとしたんだけどさ…」

トホ妻 「うん」

いわんや「カードの暗証番号覚えてないか?何度試してもダメなんだよ」

トホ妻 「えええ〜?!覚えてないよそんなの!」

いわんや「オレも丸っきり覚えてないんだよ。確かキャッシュカードって3回連続で暗証番号間違えると、もうダメなんだよな?」

トホ妻 「何回試してみた?」

いわんや「2つの支店で思い当たる番号は何度もやったけどさ、結局最後は『お取り扱いできなくなりました』って状態になったぞ」

トホ妻 「うう〜…もうそのカード使えないかも」

いわんや「いや、他の支店に行けばまた最初からトライできるかも知れん。でもとにかく暗証番号がわかんなきゃハナシにならないよ…誕生日にしたのかな?結婚記念日の1214かな?」

トホ妻 「うーん…ひょっとして…1789かも」

いわんや「1789?何だソレ?」

トホ妻 「フランス革命の年」

いわんや「うっそだぁ〜〜〜。そんな番号にした記憶、全然ないぞぉ〜」

 なみに、その後『1789』で再度試してももちろんダメ。結局通帳とハンコを持って窓口でおろすしかなかったわけでございます。幸いなことに窓口での全額引き出し+口座解約の手続きはトホ妻が会社を休んだ日に府中の○友銀行に行って成功致しまして、この降って湧いたように現われた○○万円を我々はようやく手にすることが出来たわけでございます。

いわんや「なんかすごく嬉しいなぁ〜♪これだけ臨時収入があればさ、バリ島ではけっこう余裕持って遊んで来れるじゃん」

トホ妻 「しかしだね…せっかくこうして現われたお金を使っちゃっていいもんかね?」

いわんや「…じゃどうすんのさ?」

トホ妻 「だからさ、イザって時のために預けるのよ、ドコかの銀行に」

いわんや「(哀願するように)…なぁ、どうせ銀行に預けたって、また忘れるに決まってるぜ。せっかく降って湧いたように現われた金なんだから自分へのゴホウビとして使ったっていいじゃんかよ…」

〈スタジオ内、興奮の大拍手〉

 ぁどうだい?これでもうみなさんも「カネデール」だけが持つ、素晴らしい効果がよ〜くわかったよね?この「カネデール」を定期的に飲んでいれば、天然の忘却エキス「パープリン」の力でドコかにしまったお金や貯金したお金のことを忘れまくって、あとは寝転んでテレビを見ているだけ!何年か経ったところで突然そのお金が現われるという、驚きのマネーメイキング効果を得られるってワケさ。あっははは…もうビックリだよね。ええ?さっそく欲しくなったって?オーケイオーケイ。

 回はこのHPを御覧のみなさんだけに大サービスで、天然の忘却エキス配合「カネデール」70錠入りの大ビン1本、それに何と!今なら携帯に便利なこの20錠入り「ミニ・カネデール」もお付けして、ワンセットで驚きの御提供価格、1万9800円だ!!(スタジオ内、大歓声&大拍手)さぁ、このHPをお読みのあなた?あなたも今すぐ「トホホダイレクトショッピング」まで…コール・ナウ!!

 

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