むいさ様よりの投稿 

 ました、来ました。「むいねの彼女」改め、「むいさ」様からの返歌投稿でございます。投稿の初めの方に、ワタクシへの御丁寧な御挨拶を頂きまして、その部分だけカットしてございますが、あとは例によって改行位置を変えた程度でございます。

 もむいねのトホホ談を聞かせてあげたいと思い、筆を取りました。
むいねという男性と一緒にいるときにお願いとして「おならは我慢」ということを以前取り決めました。これはまあ親しき仲にも礼儀ありということで私が勝手に決めたことなのですが、なかなか
我慢するのは難しいですね。意識的にか無意識か、音が聞こえてくるわけです。私はハッとして顔を見ると照れてごめんと謝ります。

 も所詮動物です。生理的現象には逆らえません。息をひそめてこっそり世に送り出しても、聴覚が発達している私の耳に入ってきます。
「アチャー。やっぱりダメか」とむいねくん。

 に教えを請い、サイレントな方法を習得しようと意気込みますが、なかなか筋肉の使い方が未熟で思うようにいきません。しかしうまくいかない苛立ちを今度は私にぶつけてきました。
音がしても香らない自分の奴と、サイレントでもハードな香りのする私の奴はどちらがいいかと。
 ...これは私の惨敗でしょうか?

 やー、このお話を読むと、すでにむいさ&むいねのお二人が長年連れ添ったご夫婦のように心を許し合っておられることが伝わって参ります。しかし、またもやワタクシは「これを反対の視点から書くとどうなる?」と考えてしまったのでございます。これを「むいね様の視点」から書くとそれはそれで、むいね様の悲しくもオカシい状況が察せられるのでございます。試しに書いてみますと…

 は彼女と一緒にいる時(いや、いない時も)「おなら」をしてしうことがあります。私の彼女はどうも異常に聴覚が鋭い女で、どんなに私が音を立てないようにしたつもりでもたちまちソレを聞きとがめ、スルドイ目で私を責めるのです。一応、二人でいる時は「我慢する」という約束を交わしたのですが、やはりどうしても私の場合、ソレは音と共に出てしまうのです。

 は彼女に「どうやったら音をたてずにできるか」をレクチャーしてもらい、何とかそれを実行しようとするのですが、やはり上手くいきません。おシリの筋力の差なのかもしれません。

 かし、皆さん聞いてください!彼女のソレは確かに音はしませんが、香りの方は私のソレなどよりもハードで強力なのですよ!音の大小よりも香りの強弱の方がより本質的な問題ではないでしょうか?!どうして私だけが責められなければならないのですか?!

 お、何という悲痛な魂の叫び!このように「むいね様視点」からこのお話を考えると、おシリの筋肉をコントロールする能力において不利な状況に置かれた哀れなむいね様に何となく同情せずにはいられない気持にもなって参ります。

 かし、ここでいわんやはもっと「深読み」するのでございます。前回のむいね様の投稿は「彼女ネタ」を送ったようでいて、ワタクシが試しに書いた「反対視点投稿」のせいもあって逆に御自身の「トホ彼氏」イメージをアラワにしてしまったようなところがございました。(参照:むいね様よりの投稿

 こで、賢いむいさ様としてはトホホイメージが定着しそうな彼氏を救おうと、この投稿をお送り下さったのではないでしょうか?むいさ様御自身も最後にさりげなく「私の惨敗でしょうか…?」と書いておられますことから考えても、彼氏のトホホネタ投稿を装いながら、実は我が身を、いや、我がオナラを犠牲にしてむいね様に対する読者の同情を喚起しようというやさしいお心が秘められているように、ワタクシには思えてならないのでございます。

 としたら、むいさ様の「賢女」としてのイメージはますますワタクシの中で強固なものにならざるを得ません。むいさ様はワタクシへの挨拶の中で「いわんや様は私のことを賢い女性だと推察されていますが、かなり騙されていますね。いや、ずっと騙されていて下さい」などと書いておられますが、いやいや、ワタクシの読みの方が当たっているような気が致します…それとも騙されてるのかな…何はともあれ、このたびは投稿、ありがとうございました。

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