may様よりの投稿2

 回、「Dickネタ」で投稿コーナに衝撃を与えて下さったmay様から2度目の投稿を頂戴致しました。さすがに国際結婚されているmay様だけあって、今回も国際色豊かなネタ…?と申して良いのかどうか…一応、舞台は日本国内でございますが…。

 とほ夫な話です。

 から6年前の8月10日、私は長女を出産しました。
初めての出産で身も心も疲れ果ててぐったりとしているところへ仕事先から夫(外国人・当時28歳)が駆けつけてきました。生まれた子供を見に行くよりも先に私のところへ来てくれた夫に感謝しつつどれほど痛かったのかを話して聞かせてあげました。そこまでは仲のいい夫婦の会話でした。

 の瞬間、夫は「花を買ってきたんだ。」と大きな包みを差し出しました。
「うれしー。ありがとう」と受け取るとそれは、緑色の包装紙に包まれたお盆の花束(菊とハスとよくわかんないなんかの葉っぱ)だったのです。
唖然とする私、暑かった病室の気温がす〜っと低くなっていくのを感じました。怒る気力もなく病室に来るまでの間に夫が他の患者さんや看護婦さん達とすれ違ったりしなかったか、ただそれだけが心配でした。

 の話には後日談があってその3年後の夏、長男を出産した私はあの時と同じ病院に入院していました。「今日はフルーツを買ってきたんだ」と夫が差し出した包みは緑のかごに入った見事なお盆のフルーツ盛り合わせだったのです。

 うう〜ん…しかしこれは御主人は責められないでしょう。外国人であるということを考えれば日本の「お盆」の習慣なんて御存知ないのが当然でございましょうし、ましてや「この花は見舞い向き」「これは…御先祖様向き」などと正しく判断しろと要求する方が無理というもの。菊とハスの、清楚でシックな色の組み合わせが御主人の心を捉えたのでございましょう…しかし、何せ病院でございますからねぇ。知らない人が見れば少なからぬショックを受けたでしょうしねぇ…

 に何かをあげる場合も実はいろいろと注意点があるもので、お見舞いにあげる植物に鉢植えはいけない、などというのは有名な例でございますし、花をプレゼントする場合に黄色いバラはイケナイ(花言葉があまり良くない)などというのもございますが、このへんになってくるとワタクシ自身もよく存じません。しかも、黄色いバラは個人的に好きな花のでけっこう平気でプレゼントした経験があったりもするのでございます。さすがにお盆の花をプレゼントした経験はございませんが…。

 …と、ここまで書いてフと思ったのですが、ワタクシは今までにトホ妻にどんな花を贈っただろうか?と考えてみますと…んん?…たぶん、ごく普通の盛り合わせと言うか、ゴッタ煮と言うか、とにかくそういうものが多かったような気が致しますが…一番最近、花をあげたのはいつだ?…(黙考)…と、とにかく、may様、このたびは投稿ありがとうございました。はははははははははは!

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