★花曜堂様よりの投稿3

　久し振りに花曜堂様から投稿を頂戴致しました。昨年頂いた投稿では「ダマす父」という深遠なテーマで幼少期のトラウマを率直に御披露下さった花曜堂様でございますが、やはり血は水より濃し。「ダマし欲」の強さは父上様から娘へと濃厚に受け継がれているようでございます。

久々の投稿です。今回は妹のトホホをご紹介致したく、ペンを取った（キーを叩いた、とするべきでしょうか）次第です。 　うちの妹は、ものすごく信じやすい人なので、嘘を教えるととてもおもしろいことになります。 １.「お風呂や便器などをつくっているＴのつく某会社の本社前には巨大な便器があって、それは噴水になっており、近所の住民の憩いの場になっている。」と、嘘こいてみたところ、ずーーーっと信じてました。友達にも教えたと言ってましたが、もちろんほんとのことは教えてないです。もしかすると、まだ信じてるかも。 ２.これは私が教えたことではないのですが、「鳥取県は砂丘だけで人は住んでいない」と、思っていたことが判明。短大に入ってクラスで自己紹介があったとき、「鳥取県出身です」と言った人に「うけねらっちゃって。んなわけないじゃん」と言ってしまい、２年間馬鹿にされつづけたのでした。鳥取県の皆さん、ごめんなさい。妹に代わってお詫びします。 　まだまだ色々あるのですが、そんなおバカ妹にも去年、子供が生まれました。というわけで、いまの私のターゲットは姪っ子。 　私にはもう一人弟もいるのですが、姪っ子には弟（姪っ子にとっては伯父ですね）のことを「ミッシェル伯父さん」として教え込もうかとたくらんでいます。「ミッシェル伯父さん」だと思って成長した姪も「ミッシェルなんて、日本人にはありえない名前だ」と気づく時が来るでしょう。そして、母に尋ねるでしょう。その時には「『そ、それは・・・』と、動揺した顔をするように」と妹に指導している今日この頃です。 　アルバムに、トカゲの写真を貼って「○○（姪の名前）、生後5ヶ月」というキャプションをつけてくれ、とも頼みましたが、それは却下されてしまいました。残念。 　騙し癖は親からの遺伝でしょうか。

　ひ、ヒドい！どうして親はコドモを、姉や兄は弟や妹をダマして喜ぶのでしょうか？肉親に対してであれば何をしてもいいのでございましょうか？両親や姉にダマされ続け、暗い幼少期を送ったワタクシとしては胸がつぶれる思いでございます。ちなみにトホ妻にも妹が一人おりまして、幼い頃は妹に、現在はワタクシにホラを吹きまくってダマす日々を送っておるのでございます、ああ…この世に神はいないのか？

　とは申せ、やはりオカシいものはオカシい。特に「鳥取県は砂丘だけで人は住んでない」というコレは…教える方も教える方ですが、それをツルリと信じてしまう妹サンの方にも若干の問題があるのではないかと思うのはワタクシだけでございましょうか。鳥取県の皆様申し訳ございません。きっと花曜堂様も悪気があったわけでは…え？教えたのはアタシじゃないって書いてあるだろうって？それはホントでございますかぁぁぁぁ？

　しかも花曜堂様は、今度は幼い姪御サンをダマそうという残忍なヨロコビに胸を踊らせていらっしゃいます。…そ、そう言えばトホ妻も昨年、実妹が無事に女児を出産して「姪オーナー」になったばかり。悪逆非道の伯母・トホ妻であれば、姪に対してワタクシのことを「このヒゲのオジサンは宇宙から来た」くらいのことは言いかねません。幼子から宇宙人扱いされるなどというのは…ふふ…悪くないかも知れませぬ。花曜堂様、このたびは投稿ありがとうございました。さっそく参考にさせて頂きます。

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