★ちゃーちゃん様の投稿3
息子が学校に行っている平日の午前中、スーパーで息子の同級生のお母さんに会いました。
同級生の母「あらー元気ー。このごろ学校の宿題が多くて大変よねー。あまり多すぎてうちの子は塾の宿題とあわせると長い時間机の前にいるし、かわいそうでね。今度先生にもう少し宿題減らしてくださいって言ってみようかしら。どう?ちゃーちゃんさんとこは?」
ちゃーちゃん「えっ???あ、そうねー」とは言ってみたものの、ウチの息子は帰ってくるなり公園に遊びに行ってしまうし、宿題も妙に終わるのが早い。おかしいなーと思いつつ家に帰りました。
家のテーブルの下に「正しく美しく書く力を育てる かんじがくしゅうノート2ねん」というのを見つけたので開いてみると.....恐ろしいことになっていました。開くと、
例)「場」をつかって文を作りましょう。息子 場っちをかいにいきます。 先生 バッチはかたかなですね。
例)「図」 以下同じ息子 図んぼがいます。 先生 とんぼのときはこの字はつかいません。
例)「語」息子 語じかんめをはじめます。 先生 五じかんめは漢数字の五ですね。
例)「線」息子 なん線かはかる。 先生 線はセンチとはよみません。
きわめつけは、「曜」を使った文。私はここまでくると泣けてくるのを通り越して笑いが.....
息子 曜ようをかいます。
「ようよう」じゃなくてそれはヨーヨーでしょうよ。確かにようようだけど。発音よすぎじゃないの!
先生はさすがにあきれたのか一言、曜日の曜ですね、と静かに書いておられました。
こんな息子に誰がしたのでしょう。でも「今日の給食、超おいしかったー。キャビアが出たよ」とニコニコして帰ってくるのを見ると勉強しなさい、と言えなくなってしまうのでした。学校でキャビアなど出るわけもなく、その日の献立表には黒食パン、変わり五目豆ヨーグルトあえと書いてありました。おそらくキャビアはヨーグルトあえに入っていた干しぶどうなのでしょう。
キャビアという言葉を知っているならもっとしっかり2年生の漢字を書いてほしいものです。わはははははははッ!いや、あまり笑っては息子サンに失礼です。それはわかっています。わかっていますが、この衝撃的な解答にはワタクシもうすっかり打ちのめされました。とにかく最初の「場っちをかいにいきます」という、この一言だけですでにインパクト十分。しかも「図んぼ」!!前回投稿でも余人に決してマネの出来ない卓抜な発想力の片鱗を見せてくれた息子さんでございますが、いやもう…素晴らしすぎます。
似たような話で、トホ妻がテレビで見て、あとでワタクシに話してくれた爆笑解答例というのがございます。それは「ぐっと」を使って短い文を作れという問題で、並みの発想であれば「ぐっとこぶしを握りしめる」とか「ぐっと怒りをこらえる」といったあたりの解答が穏当なところなのでしょうが、トホ妻がテレビで見たというその解答は「さぁさぁ、まぁぐっと一杯やってください。ところで例の件ですが…」というもので、その解答を書いたのが何年生だったか…少なくとも2年生よりはずっと上の学年だったことは間違いございません。
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