謝 玉瑛様よりの投稿2

 玉瑛様から2度目の投稿でございます。前回の投稿ではワタクシ、かなり動揺したのでございますが、今回はごく日常的なお話でございます。写真が重要なファクターとなる投稿でもございますれば、今回は3人の有識者にこの投稿の写真作品を審査して頂きましたところ…。

 ょうどわたくしの指一本がぴたりとはまるシリのクボミにちなんで夫を「くぼみ♪」と呼ぶ今日この頃でございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。


 
日夕飯の煮物を作ろうとして、新聞紙に来るんだネギを取り出して驚きました。
花咲いてました。(笑)
ちょうど帰ってきていた夫に「ネギに花咲いてた」と見せましたところ、夫はいたく喜 びまして、
「写真に撮ろうッ!!」
・・・って、オイ!ねぎぼーず写真にとってどうする!


 
咲いたネギ持って嫣然と笑顔を作るわたくしもわたくしですが、あの、ワタシ疲れてるのね。
仕事終わってメシつくるのってけっこう重労働なのね。写真とってる場合じゃねえええええ(叫)
切り落とされて三角コーナーに捨てられたネギの花。夫は奮闘中のわたくしの横でしげしげと観察を続けております。申し添えるならば、花に養分を取られてその夜のネギはぼそぼそでした。。。

 はフィルムを使い切るまでは何年経とうが現像に出さないヒトですから、ネギの花の写真が出来上がるのはきっと忘れた頃でございましょうなあ。これが夫の「科学のココロ」なのでございましょうか・・・

 入選作品:「台所でネギボウズを持つ妻」

 《選者のひとこと:写真家 トホ山紀信氏

 かにも料理の途中という感じで台所にたたずむ主婦と、その手に握られたネギボウズという題材の組み合わせが意外性に富んでおり、心が洗われるような作品である。と同時に、妻とネギボウズをいつくしむ撮影者の心情も投影された写真に仕上がっている。惜しむらくは、モデルとなった妻の表情にいささか疲労が感じられることだが、それもまた、この作品に一種の生活感を与えるのに成功していると解釈することも可能なのではないか。

  

 《選者のひとこと:トホ妻帝国科学研究所 ウラジミール・トホホフ博士

 所に置いたネギにネギボウズが咲く?…そりゃどういうことじゃ?ネギを買った段階で花が咲いているとは思えんから、当然開花は買った後ということじゃな?新聞紙にくるんだ状態でネギが成長し、開花するとはニワカには信じられぬ。水分・養分の補給ナシで、新聞紙にクルんだ状態のネギが開花するものか?「科学するココロ」を持つ科学者として、ソコが知りたいと思うぞ。

  

 《選者のひとこと:会社員 いわんや氏

 タクシとしてはそのネギが台所の片隅で、新聞紙にくるまれたまま、一体何日くらい放置プレイされていたのかが気になるところでございます。実を申しますと、トホ妻もよく食品を放置プレイしたままにするのでございまして、冷蔵庫などから「ニンジンのミイラ」や「ピーマンの化石」などが発掘されることも2度や3度ではございませぬ。ミイラにするくらいなら、せめて花でも咲かせてくれればイイものを…。謝玉瑛様、このたびは入選おめでとうござ…いえ、投稿ありがとうございました。

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