第155回回答 | ドルードル学園

第155回出題の回答

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あ～諸君、この私がドルードル学園の事務局長である。

ことしは例年にも増して桜の開花が早いらしい。
桜といえば、別れの季節であり出会いの季節。しかしドルードル学園にかぎっては別れはない。
いったん初登校したら、永遠に卒業することがないおそろいシステムだ、生徒諸君は覚悟したまえ。

卒業がないかわりに、会長戦が行われるのが春のドルードル学園。
まもなく告知を行うので楽しみにしてほしい。

（ No001

は今回初登校の生徒・名前の前の"◎"は生徒会長・ [ ] カッコ内の数字は Most Droodle Player投票の番号）

当局は局長へ

▼第155回出題の問題図

出題：心の故郷千葉・地中海刑事

（問題図クリックで別表示）

前回につづいて、記号や文字とした回答たちの紹介からはじめよう。
このパーツの組みあわせ、多くの生徒諸君がまっさきにこの記号を思いついたのではないだろうか。

【この問題図を見て、答えが思いつかなかったので、少し見方をひねってみた。そしたら驚いた。なぜなら・・・】（加藤邦迦君）[1]
投稿数も多かったし掲載のハードルもたかくなる。傾いてるところをどのように表現してるか、がハードルをのりこえるポイントのひとつだ。
変化球の回答なんだけど、読むとすぐ分かる文章に仕上げてくれた。

【驚きすぎ】（北東京・まさきち君）[2]
やたらでっかいところをどう表現するか、に重きをおいた。これ以上拡大すると何の記号か分からなくなってしまう、偶然だけどベストサイズだった。
問題図から飛びださんばかりのいきおい、まさきち君がいままでいちばん驚いたことってなにかな。

今回のもうひとつの注目ポイント。
多くの生徒諸君が、白い部分を回答にできないかトライしたんじゃないかな。

【落とし穴に落ちたら、凹がドヤ顔でこっちを見ていた】（山形・ロックX君）[3]
さすがにムズくて少数派にとどまったけど、どの回答も練られたあとが見てとれる。
ちょっとゆがんでるようすをドヤ顔とした。もとから表情もないので、ズバリ言いきってしまったもの勝ちだ。

【いや～、今年の箱根駅伝の法政大学は、カメラでアップになるほど凄いことをしたねえ（投稿日　2018.12.26）】（茨城・加藤邦迦君）[4]
左下の黒丸をカメラととらえることも、図の全体で法政マークととらえることもできるね。
スポーツで話題がおこると選手や監督の表情がアップされるのが常だけど、マークがアップされたってことは大学自体が話題になったとみた。
ナナメってるところからも切迫感が見てとれる。

「で、この答えが載っているころに、冗談抜きに法政大学はどうなりました？」（同君）
駅伝の成績も大学じたいにもとくだん大ニュースは無さそうだったが。
てことは、陰でなにかが起こった、もしくは起こりつつある？しばらく様子をうかがおうか。

あの手この手で、白エリアからモチーフを見つけだした生徒諸君の奮闘、おおいにたたえたい。

「白い部分だけ見ると何かのキャラの足に見えるんだけど、うまく回答にできず……白じゃなくて黒ならミッおや誰か来たようだ」（神奈川・ＤＡ☆君）
足は思いもよらなかった。足あとか、それともごっつい足を横から見たとこかな。
でも惜しいのは、せっかくの掲載の機会をフイにしてしまってるとこ。

【ぼく、ミッキー！】（愛知・むっちい君）[5]
というわけなのだった。ズボンにも見えるけど、ご尊顔ととらえるのが素直だね。
だれか来るとすれば局長のアパートだ。第80回の授業のあともどこかに連行された記憶はないので、生徒諸君は心配せず、思うぞんぶん回答を送ってくれ。

ミッキー回答では目と鼻をとらえていたのに対して、

【小首をかしげてウインクするナニカ】（徳島・後野まつりくん）[6]
両方とも目とする方法もあった。
黒目がちなキャラはおおいけど、黒目だけって少ないね。ほかにだれがいたっけかな。
みためのコワさとうらはらに、かわいい面ももっているのだった。そのかわいい顔で鬼畜な要求をつきつけてくるわけだが。

目につづいては、

【コントロールを失ったドローンが最後に送ってきた画像は、びっくりするモアイの顔でした】（心の故郷千葉・地中海刑事）[7]
鼻と口ととらえた。おどろいてるわけと、顔がナナメってるわけを簡潔にまとめてくれた。
孤島ぐらしの長いモアイ、いきなり見たこともない鳥が出現し、しかも突然まっさかさまになるものだから驚くのももっともだ。
遠くで操縦してて電波がとぎれてしまったか。めったに見られない顔、落下の衝撃で消えてなければいいのだが。

心のさけびを声でだす

身体のパーツの場所をあちこち広げていくよ。

【虹村億泰と東方仗助】（三重・ryu君）[8]
パーツの色に着目、回答の順番もふたりの並びにあわせてくれた。
リーゼントの長さがいつもより増し増し。ふたりの身長はおなじぐらいなので、上から見たとこだね。

【波平さんがドライヤーしてるところ】（北海道・旅人君）[9]
こちらは、パーツの色よりかたちの正確さを優先だ。
ドライヤーかけてるのに一糸たりとも乱れてないのはそういうわけだったのか。

波平がドライヤーいるの？という生徒諸君の声には、この回答がうってつけ。

【ハゲでもドライヤー浴びたいんじゃ！】（茨城・藤のの乃くん）[10]
浴びる、というワードが波平の切望を解くキーだ。使いたい、ではない。
叫ばれてみると、あったかい風を浴びてるのって心地いいね。それは髪の量にはよらない。
生徒諸君もこの先温泉などで、なんでこの人がドライヤー？という光景に出くわしても、その気持ちが理解できることだろう。

【テロリストに殺された友の棺を前に復讐を誓うブルース・ウィリス。じゃなかった、ジェイソン・ステイサム。いやこれは、ドウェイン・ジョンソン？】（神奈川・ＤＡ☆君）[11]
スキンヘッドの有名人。日本にも増えてきたけど、やはり海外のほうが層が厚いね。回答前半のような役どころの俳優陣をそろえてるところがさすが。
この3人でシルエットクイズを作っても、洋画好きは一発でわかるんだろな。

パーツがつながってないけれど、同じ人の身体というとらえ方を発見した。

【パワプロ君ホームラン予告】（ryu君）[12]
【パワプロ君の予告ホームラン】（ロックX君）[13]
いままで登場したことはなかったけど、ほぼ一致の回答が出現。
突然のようにも思えるけど、むしろいままでいなかったのが不思議なくらい。これから出番が増えそうだ。

とはいえ、パワプロ君は例外的な存在にはちがいない。ストレートに考えると

【解体されていくドラえもんの腕】（千葉人民民主主義共和国・トミーＱ君）[14]
ということになる。シルエットがまた、解体のもの悲しさを演出させてくれている。
くしくも前回の授業でたおれたドラえもん、修理でなく解体のラインにまわされてしまったか。
腕のほかも解体されてしまうのかな、22世紀ではリサイクルも発達してそうだけど。

【晴れにできなかった罰で斬首されたてるてる坊主】（トミーＱ君）[15]
胴体が広がっていく感じ、まさにぴったりだ。
むごい仕打ちではあるけれど、雨をやませるのが彼らの唯一無二の使命。大雨にでもなってしまったら極刑もやむなし。
じっさい、行楽シーズンには日本中で毎日のようにザックザクとやられてるんじゃなかろうか。

胴体がもっとシュッとしてるキャラクターもいるよ。

【右肩下がりの会社にいるコケシは今日も寝てました。案の定、首を切られました】（加藤邦迦君）[16]
こちらはやむなしどころか当然か。ねむそうな目をしてるけど、肩の上がり下がり関係なくほんとに寝ちゃイカンって。
差しこんでるのを抜くのではなく、あくまでスパッ。ほかの連中の見せしめになったであろう。

芯をとおす

白い部分を足にできるかなというコメントがあったけど、黒パーツふたつで足をみいだした生徒は多かった。

【新商品です。大雪でも滑りにくいようにヒールを大きくしてみました】（福井・踊るゴミ箱）[17]
ふつうの靴の足跡とするとぴたり大きさが合うんだけど、それだけに回答をふくらましづらい。そこでヒール。
どんなに積もろうが、ひらべったい靴で外に出るなんてありえないのだろう。
せめて、ヒールの底にぶあついゴムでも貼っておこうか。すべり止め効果のほどは分からないけど。

【雪男のハイヒール跡】（トミーＱ君）[18]
ヒールが大きいわけを、はいてる人にもとめた。巨体をささえるにはヒールも頑丈でなくちゃ。
だから回答も雪女じゃないわけか。それならヒールはかなけりゃいいじゃん、という声もありそうだけど、雪男の内なる性別が男とはかぎらないぞ。

【153回で倒れた地中海刑事、女殺し屋にハイヒールで止めを刺される】（ロックX君）[19]
殺し屋がごっついヒールをはく必然性はない。
とすると、このでっかいトドメをどうとらえるか。根元までしっかりめりこませていると局長はにらんだ。
ここまで念入りにぐいぐいされて、さぞ本望であろう。

ふつうの靴とした回答も、もちろん寄せられている。数ではハイヒール派に押されたけどね。

【♪ハイリハイリフレハイリホー♪　〝ぷちっ〟　ん？　……ハハハ、ハイリハイリフレホーホー♪】（ＤＡ☆君）[20]
あのおやじがハイヒールで歩いてるとは考えにくい。
左下が「ぷちっ」の痕跡か。もとの靴あとより、面積には大きくなってることだろう。

靴につづいて、身近などうぐととらえた回答を紹介していこう。まずは、

【不良品でサイズが合わずボールが外れたボールペン】（トミーＱ君）[21]
もとは一体だったものが離れたという見方だ。この回答のばあいは、一体だったのかあやしいけど。
筆記具のキモの部品がなくなってしまったらもはやただの棒、この太さじゃ箸にもつかえないよ。

【大きく成長したボールは、ペンから巣立ちます】（地中海刑事）[22]
こちらはちゃんと一体だった。言いまわしで回答のイメージがおおきくかわる好例だ。
巣立ったあとの行く末が気になる。極太のボールペンもあるけど、店頭にならんでる数は圧倒的にすくない。
ボールが成長するほどペンにおさまるにはせまき門となる、過酷な競争社会だったのか。

身近なアイテムととらえた回答をつづけよう。

【ネクタイがボタンの裏を通ってしまった】（むっちい君）[23]
五角形でネクタイ、いわれてみれば盲点だった。毎日のように目にしてる生徒諸君も多いだろう。
ネクタイ慣れないあるあるだけど、シャツのさらに裏を通してしまうとは想像をこえてきた。こりゃ脱ぐときもひと騒ぎ必至だ。
あとスーツ。こんなでっかいボタン、お笑い芸人でもいないぞ。おそ松たちぐらいかな。

【笏を大事に抱えるおじゃる丸】（ryu君）[24]
右上の黒エリアが、問題図の外まで伸びているととらえた。同時に白エリアもうまくつかってくれている。
着物がかさなるくらい、しっかり握ってるようすがよく分かるね。

運命がきまる瞬間

白色エリアへフォーカスした回答たちを紹介しよう。コレがあったか！とうなるものばかりだ。

【牛久大仏用の洗濯ばさみ】（踊るゴミ箱）[25]
大きさもだけど、色にも注目してくれた。真っ白くて巨大な像って、日本には少ないんじゃないかな。
一貫したポリシーを保つことは、信仰をあつめる上ではだいじだ。配色もしかり。物干しざおも洗濯カゴも真っしろにちがいない。
着物を干してるときも、衣装なしのまま同じポーズなのかな。100メートルの裸体の迫力も見てみたい。

【詰め替え出来る目薬ケース】（埼玉・詐欺師壱號君）[26]
右上の黒五角形ともうひとつ、左下の黒エリアをのぞいた五角形も問題図にひそんでいた。
第二の五角形を見いだしただけでなく、目薬へ結びつけるのも容易ではない。いろんなかたちの容器が増えてきてるし。
これくらい小さなものにまで浸透したら、リサイクル社会の完成形といってもいいだろね。それが何年先か、何百年先になるか。

【マジンガーＺだと思うか？　いや、私は蝶ナットマン！　蝶ナットはレンチなどいらぬ、片手で簡単に悪のボルト軍団を締め付けるのだ！】（地中海刑事）[27]
アレって蝶ナットっていうんだ。悪の軍団が黒ずくめなところもうまく回答にからませてくれた。
ツノを2本持つヒーロー、新旧いろいろといるなかマジンガーＺをよみがえらせた。
ライダーにするにしてはしては細い。これだけがっちりしたツノの持ちぬしはほかにいるかな。

個性のことなる図形が複数あるせいか、たべものの回答は作りにくかったようだ。
そんななか、難題にいどんだ生徒諸君には拍手を送りたい。

【最近はケーキ入刀に"円満"と縁起の良いバウムクーヘンが流行っています】（詐欺師壱號君）[28]
ひきつづき、白い部分を回答のメインに据えてくれている。
普通のケーキもまるいのが多いので、バウムクーヘンならではの縁起アピールをしたいね。「大輪」ってとこかな。

【タピオカ，最後の抵抗もむなしく】（まさきち君）[29]
こちらは黒い部分がメインだ。
ボールペンの回答と黒丸の動きが反対になるわけだけど、これはやらかいので吸いこまれる運命からはまぬかれない。
1コだけ残されるほうがさびしいぞ、いさぎよくシュポッとされようじゃないか。

つぎのふたつの回答も白黒ともにつかっているんだけど、この見方は思いもよらなかった。

【あのアーチ橋の向こうから川幅が広くなるんだ】（ＤＡ☆君）[30]
問題図の右上が海だね。下から上へ流れていく構図はなかなか思いつきづらいもの。
左下の円も、回答のながれに沿ったモチーフを持ってきてくれた。

【集中した濁流が，橋から下で溢れそうに】（まさきち君）[31]
こっちの川は左下へ流れてるけど、そのはげしさは段ちがい。橋が隠れてるところからもその勢いが見てとれる。
右上の川幅がだんだん狭くなっいるところが、左下の爆流への伏線になっているわけだ。
あふれそうでとどまっているあいだに、早いとこ応急措置をすませておこう。

ルール違反も想定内

主人公が黒エリアの回答にもどろう。とくに左下がメインだ。

【あ、ボールがフリッパーの真ん中から落ちた】（旅人君）[32]
細くなっていくぐあいがぴったり。ボールとフリッパー、どちらを主役にすえるかは意見が分かれそう。
このボールの位置はまさに絶望の瞬間。悪あがきでガチャガチャやってみるんだけど、すでに時遅しなのであった。

【この羽根つきの羽根、羽のところを外してピンポン玉にも！】（旅人君）[33]
右上を羽子板とする回答も作れそうだけど、さらに変化球を飛ばしてくれた。
この羽根とセットになってる羽子板も、スポッと外せばラケットとして使えるようになってるのだろう。

【玉が小型化したビリヤードは技術より視力が重要になります】（後野まつりくん）[34]
小っさ！キューも先っちょが普通のより細くなってるね。
こうなると1.5以上の視力は必須だ。小さいということは軽くもなってるから、力の入れかたも普通のビリヤードより正確さを求められるぞ。

ビリヤードがらみでこういう切り口もある。

【コケシ「まあ、こんなに寝るようになったのも玉突き人事のせいなんですけどね」】（加藤邦迦君）[35]
覚えてるかな、グースカしてたせいで首をきられたコケシ。
そうか、突かれて突かれてのすえ、彼の首が吹っ飛んでったのか。だからといって、グースカしてたいいわけにはならないぞ。

今回はビリヤードやピンボールが活躍しいている一方、野球をつかった回答はなかったよ。
バットのかたちが不自然なとこが頭のしぼりどころだけど、回答にまでしあげるには難しかったようだ。

【弾が重すぎて砲身が飛んでった】（ＤＡ☆君）[36]
両者の位置が逆になってるならば、そのまま動きも逆にしてしまおうという作戦か。
地面でふんばってるイメージしかない砲身が、そのイメージもろともブッ飛ばしてくれた。
こんなのが飛んできたら破壊力は数十倍、敵もこっぱみじんだ。

【ザクッ！「この賽、イカサマですぜ」】（藤のの乃くん）[37]
サイコロに直線だけのモチーフをどうやって共演させるか。すごろくのコマや点棒も使うけど、こんなに接近することはない。
賭場という特殊な設定なら、特殊な道具にも違和感ないね。このダウトも、じつはハッタリを仕掛けてるのかもしれない。

いったんスケールを小さくしてからの、

【さらば地球よ…】（踊るゴミ箱）[38]
歌詞とするかセリフとするかは迷うところ。あの宇宙戦艦ってけっこう丸っこいところもおおいからなおさらだ。
地球が真っ黒なのがきにかかる。たんに夜だからというわけでもあるまい。
アニメのように戻ってくるのか、そうでないかで、「さらば」の意味するところがずいぶん変わるぞ。

その道はくっきりと

野球の回答がなかったと書いたけど、

【本塁と二塁が大きくなるバグが起きた野球ゲーム】（詐欺師壱號君）[39]
球場の回答はあるのだった。でもバグのオンパレード、ベースのかたちがさまがわり、セカンドにいたっては丸くなってるし。
ベースの幅がバットより広くなってない？外角に投げたら三振の山を築けるぞ。

かたちが変わったわけをバグにすると、なんでもありなので回答が大味になってしまいがち。
なんでこうなった？といういきさつがあると、イメージをつかみやすくなるね。たとえば。

【少子化により外野手不足になったので、センター前ヒットは全部ホームランになった球場】（地中海刑事）[40]
いきさつに人がからんでいると、展開をあれこれ想像できるね。
スタンドまでの距離がながいセンターを、あえて縮めて戦略を混乱させる作戦か。
へっこんだとこの活用が急務だ。少子化なので広大な超ラッキーゾーンを作っても埋まらないだろな。
いっそビルを建ててテナントを募ろうか、あちこちで追い出された店が集まりそう。

スポーツものをもうひとつ。

【見事に15段を跳んだ自分の影を見た瞬間は二度と忘れまい】（詐欺師壱號君）[41]
この回答も、黒エリアの片方を道具、もう片方を跡ととらえた。
跳び箱、なかでもモンスターボックスは回答にしばしば登場してるけど、この向きでよく思いついた。
まだ余裕があるぞ。逆ナナメになってるのも、うれしさのあまり空中回転してるのかも。あと2,3段はいけそうだ。

今回の授業もさいごのグループだ。
五角形をさまざまに見たてた回答たちを堪能しよう。

【サザエさん自宅突進】（大分・風上和稀君）[42]
エンディングのほうの自宅だね。高さ的にタラオ視点か。
そういえばあのシーン、家はカラーなのに突進軍は墨ぬり。なにを暗示してるのか、と考えると怖くなってくる。

【この飛び込み台からあのプールに飛び込むのって無謀じゃね？】（後野まつりくん）[43]
黒い部分のどちらとも、飛び込み台にもプールにも見たてることができるけど、高さを強調するには左上をプールととりたい。
この高さ、プールの横幅をはるかにしのいでいるぞ。
左下をのぞきこむ頭とした回答も作れそうだ。横風がそよいただけでプールサイドへまっさかさまになりそ。

【墓場からよみがえったあなたが最初に見たものは…】（踊るゴミ箱）[44]
復活シーンをうしろから監視してる視点だね。
自分の名前がかかれた墓石を前にしてぼうぜん、ゆがんで見えるのもむりはない。寝起きだしね。

時間をすこしさかのぼって、

【吸血鬼対策、棺ごとぶっ飛ばす】（ロックX君）[45]
一見ムチャのようで、きわめて妥当な戦略だ。まっ昼間に屋敷をこっぱみじんにして逃げ場所をなくしてしまえば、あとは好き放題。
棺桶のままドタバタさせるもよし、少しずつ陽をいれてくもよし。あんまりじらしすぎて、日が暮れてしまわないように。

今回の授業も、目を引く回答ぞろいだったね。
そんななか、トップ賞をを勝ちとったのはこれだ！

◆◆◆ トップ賞 ◆◆◆

【集中した濁流が，橋から下で溢れそうに】
（北東京・まさきち君）

右上が細くなっていくところ、左下が丸くなっているところ、まわりの白い部分、余すことなく活用してくれた。
それでいてこの短さにまとめる手腕はみごとだ。実際に目の当たりにはしたくない光景だけどね。

まさきち君は、今回で6回目のトップ賞だ。
そして、実に8年ぶりの獲得なのだった。コンスタントに獲得しているイメージがあったのでこれは驚き。
これからも、さらに獲得を積みかさねていってほしい。おめでとう！

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