読書感想
7月9日

・夢にも思わない 宮部みゆき

 宮部みゆきの本は初めてなのだが、期待しすぎていたのか肩透かしを食らった感じ。面白いといえば面白いのだけど、なんか物足りなかった。他を読んでないから、この作品が自分にはあまり合わなかっただけかも知れない。

推薦度 ★★☆☆☆


7月8日

・虚構市立不条理中学校 清水義範

 月に1冊は清水義範の本を読んでいるよーな気がする。
 内容は非常識?な中学校と教諭たちと世間を皮肉ったような小説を書いている主人公の戦いといってもいいのかな?
 会社に一人でいることをいいことに勤務時間中にずーっと読んでいて一気に読み終えてしまった。おかげで、帰りの電車が暇だった。途中何度か「このままじゃあ、帰りの電車で読む本が無くなる」と思って中断したりしたのだが、それ以上に続きを読みたいという気持が強く、けっきょく読み終えてしまった。それくらい面白い。
 いまのとこ、ハズレがない作家だな。

推薦度 ★★★★☆


7月2日

・山椒魚戦争 カレル・チャペック

 ユートピア小説とかいう扱いになっているらしいが、理由がよくわからない。SFでいいじゃんって感じ。
 山椒魚戦争とあるが、実際に戦争しているかって言うとしてないよーな気がしないでもない。最後にちょこっとあるけど。面白いと言えば面白いけど嗜好の合わない人にまで薦められるものではないな。

推薦度 ★★☆☆☆


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