医 学 生 日 記  

'99年度 一年生/3学期

「ダイアモンド」の話を読んだ妹のコメント 
「(娘にしたダイヤモンドの結合の話は)懐かし〜。似たような話してくれたでしょう。 高校生の頃、水はどうして蒸発するの?と姉(私)に聞いたら、水は小さな粒が集まって、手をつないで ”ぶるぶる”してるんだけど、そこに熱をくわえると、熱というのは力だからもっとぶるぶるして、手が わぁぁ〜〜って離れるのも出てきて、わらわらと粒が飛んでってしまうのよ。と話してくれて、書いて くれたつぶつぶの絵がすごくかわいくて面白かったのと、熱って力なのかぁと思ったのよねー。

それと、ダイヤモンドの図を出してくれた人に「ナゼ持ち歩いてるっ」なーんて、自分も同じ事やってる でしょっ!クラゲで〜」

クラゲ

高校の教科書に出ているが、クラゲの生態は面白い。卵→クラゲじゃなくて、まず地面にくっついて植物の ようなポリプになり、それがぐんぐん伸びて花が縦にずらっと重なったようなストロビラというのになり、 その「花」が一枚一枚剥がれていくと、ちっこいクラゲのもと(エフィラ)になる。まるで動物と植物を いったり来たりしているようで、うわ〜見てみたいなぁと思ったものだ。

クラゲの飼育というのはとても難しいのだが、江ノ島水族館でこの課程を全部飼育していることを知り、 (ミジンコ好きのミュージシャンの坂田明氏のクラゲの本で知った。すっごく面白い)ウキウキ出かけて 行き、ふむふむと手帳にスケッチして帰ってきたのだった。

当時OL(というかSE)だったのだが、ある日同僚の女の子達が雑談中、ふとしたことから「ねぇクラゲって 卵から生まれるの?」「そうだっけ?分裂するんじゃないのぉ?」等という話になったらしい。 そこで彼女たちは、えにちゃんなら知ってるかも、と帰り支度をしていた私の机の所にやってきた。 ねぇねぇ、クラゲってどうやって増えるか知ってる?・・振り向いた私、 「あぁ〜それなら(しゅぱっと手帳を開き)ほら、最初はこういうのになってね、それから・・」

3歩ほど後ずさった同僚達「何で手帳にそんなの書いてあるのっっ?!?!」「え?あぁ〜ぐーぜんよ、 ぐーぜん」「何で偶然・・・クラゲがあるのよぉぉぉぉ〜〜」

私って話す内容もやってることも変化ないなぁ・・・・


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