受験勉強中の健康管理と気晴らし
小学生のような方法ですが。伝記を読む!細かい受験体験記等より、キュリー夫人とか湯川秀樹とか、 やたら分かりやすいんですが、科学者に限らず「実際に業績を上げた人」のものが好きでした。 面白いし、カタルシスあるし、私なんてまだまだあまちゃんよっ!受験の大変さなんて、この数 パーセントの苦労だし出来る出来る。という気になります。それにしても昔の人達の,しかも道を切り開いて生きたような人達の苦労って本当にすごい。 現代人と比べものになんかならない。どうしてこんなに根性あるんだろうと感嘆します。
最近の受験生は知識の量も多くて大変とか、近頃の受験制度(に限らず)はひどくて、昔はもっと人間 らしい生活だったとか、そういう「昔は良かった/今悲惨」「外国は良い/日本は悲惨」の様な面ばかり 聞いていると、どんどんものが見えなくなりそうで、私はどうも気持ちが悪いんです。
いろんな時代の、いろんな国の、いろんな人の話に耳を傾けてみると、硬直したものが解きほぐされます。 それでいまいち見えてなかった、恵まれ、保証されている部分や、そのありがたみが実感できて、 それを自分の力に出来るとすごく大きいと思います。
また、一昨年の冬季五輪には、励まされることも多かったです。体格とか素質とか経歴とかの条件では、 どうやっても一流になるのはちょっと、という人でもはい上がって一流どころかメダルを取ったりしている。 この倍率と苦労はこっちの比じゃない,人間ってすごいなあ。成せばなる!などと勝手に世界レベルの人を 引き合いに出して、いいように考えたりしてました。
健康は運動と食につきます。 抵抗力付けるのも、良い睡眠をとるにも、脳味噌の血流を良くして性能上げるのも、体の血行を良くする のも運動。私は子供と走り回ったり、何か上げたり下げたり、大荷物と階段登ったりで十分でしたが、 きっと数分の体操(など)でも、下手な健康食品よりずっと効果があると思ってます。食は自分で作って規則正しく食べてたのでまあ問題なし。時々、外食などで片寄りが気になったときは 野菜生活のようなのを飲んでました。後半は風邪ひくのがイヤでビタミンc錠剤をバリバリ食べてました。 でも美味しいのでつい食べ過ぎて不経済でした。
それとインフルエンザの予防接種は受けました。高かったけど、これにかかるとダメージが大きい。しかも 子供達に伝染ろうものなら、追い込み時に一月ふいになったりする危険も大で、それだけは避けたかった。
お若い人には馴染みがないでしょうが、私にはすごーく効いたのが「植木鉢気分転換」! 単にベランダのプランターに種を蒔いて野草や菜の花を育ててただけですが、勉強してて、う〜〜と なってきたとき、ベランダでじょーっと水を上げて、枯れた葉っぱむしったり、虫取ったり、 これが咲きそうだとか、今日はお日様いっぱいあたって良かったねーとか、こんなに毎日伸びてすごいなあ とか思いつつ農作業に没頭し、さてと立ち上がると、妙〜に心身甦っていて、よっしゃーって感じでした。水しぶきにはマイナスイオンが云々とか、植物のオゾンが何タラという物理化学的な理由もあるでしょうが、 荒れている学校に農作業を取り入れるとすごく静まるという話もあるし、過酷な競争の世界の人が 農作業にはまって癒されるという事実は多いし、日、土、水と生命に触れるっていうのは、 受験生のバランスには以外と良いのでは?!まあ、人それぞれでしょうが・・
よく受験の本などに、頭をすっきりさせるには「お湯と水に交互に手を浸し、交感神経と副交感神経を 刺激することによって云々・・」等と書いてありますが、そんなの皿を洗えばOK〜! 家族には喜ばれるし、気分はしゃっきりするし、目に見える仕事が片付くのは気持ちいいし! 私もよく勉強の休憩用にお皿を残しておいたりしました。ラッキーフーズ
『女房が宇宙を飛んだ』向井万起男:講談社で、スペースシャトルの 打ち上げが成功すると、NASAのスタッフがその場でみんなで豆の煮込みを食べる、という話が出て きました。(由来は彼らにも分からないらしい)アメリカのお母さんの味っていうから、こんなのかな? と思ったのがウエンディーズの「チリ」。何種類もの豆と野菜のみじん切りのチリ風味煮込みです。 予備校のそばにあったので、よく市ヶ谷のウエンディーズに行ったのですが、”打ち上げ成功”の験を 担いで、よくこの「チリ」を食べました。気分もありますが、ジャンクフードというのは脳味噌を動かすにはあまりよろしいメニューではありません。 若いうちはあまり意識しないでしょうが、摂取物で脳の稼働性能も結構かわってきちゃうのです。だから、 ファースト・フード店のメニューとして、豆と野菜のたっぷり入った煮込みっていうのは出色のメニュー。 それにもともと好きだったベイクドポテト(丸ごと一個のジャガイモをほくほくに焼いて、チーズなどを トッピングしてある)を加え、炭水化物にビタミンCもバッチリ!
心身に頼もしい、私にとってのラッキーフーズでした。