manae for Palm OS

Manual

Version 1.40 2002/01/20

What's New!


本ドキュメントの内容

  1. manae の紹介
  2. manae の入手方法
  3. manae
    1. 動作環境及びインストール
    2. かな入力
    3. かな漢字変換
    4. 動的補完変換
    5. 各種設定
    6. その他の機能
    7. 注意点
    8. バグ
  4. 使用許諾条件
  5. 謝辞
  6. その他
  7. 履歴
  8. FAQ

manae の紹介

manaeは Palm OS (PalmPilot, WorkPad, Visor, TRGpro 等) 用の 日本語 Input Method Hack ソフトウェアです。 ほととんどのフィールドへのかな(ひらがな、カタカナ、全角文字)の直 接ローマ字変換入力及びインラインかな漢字変換が行えます。 J-OS の Input Method 等とは異なり、ソフトウェアキーボードの呼び出し操作なしに 日本語を入力することができます。 (ただし適宜モードの変更が必要です。) なお、現在のバージョンは若干の問題点があります。詳しくは、 注意点及び バグの項を参照して下さい。

manae の入手方法

最新の正式リリースバージョンは manae ver. 1.40 2002/01/20 です。

実行形式(manae.prc 及びドキュメント)
ソース

一つ前の正式リリースバージョンは manae ver. 1.39 2001/10/14 です。 ver. 1.40 で何か不具合がありましたら、こちらをお使い下さい。 (HandEra 330 には未対応です。)

実行形式(manae.prc 及びドキュメント)
ソース


manae

動作環境及びインストール

動作環境

manae の動作条件は以下の通りです。

インストール

必要なファイル

インストール方法

manae (及び manaemori) は Hack ソフトウェアです。 manae.prc 及び manaemori.prc を 通常の Hack ソフトウェアと同様に Palm OS 機 へインストールします。 (もちろん、Hackmaster 又はその互換ソフトが必要です。 Hackmaster 及び互換ソフトについて御存知ない方は、 Muchy's Palmware Review 等で調べて下さい。)

また、J-OS 形式のかな漢字辞書も必要です。 日本語版 Palm OS 機や、J-OS 以外の日本語環境をお使いの方は、 別途J-OS 形式の辞書をインストールする必要があります。 J-OS 形式の辞書であればどんなものでも構いませんが、 送り仮名情報をサポートした dic-tk シリーズがおすすめです。

Hack 版の J-OS を使用している場合 HackMaster でのチェックは J-OS より後に行って下さい。 デフォルトでは、最初にインストールした時はアルファベットモードで立ち上 がります。 かなを入力したい時は、任意のフィールド(例えば Memo Pad のメモ フィールド等)をタップした後 '\' (バックスラッシュ、全角で表記しました が、実際には半角です。以下同様)を Graffiti するか、Graffiti Area の 文字入力領域の左上1/4の部分でダブルタップして下さい。 その後ローマ字が直接かなに変換されて表示されればインストールは成功です。 なお、アップデート等で再インストールする場合は、 まず、HackMaster でチェックを外し、manae (又は manaeDB) を削除した後、インストールして下さい。この作業を行わなかった場合、 エラーが発生しハングアップすることがありますので注意して下さい。 (特に 1.20 未満のバージョンから 1.20 以上のバージョンに アップデートする際は、manae のインストール後、一旦 ソフトリセットを行うことをお勧めします。)

文字入力

モード

manae のかな入力方法は拙作 SPad (及び kana I の SPad 互換版)と同様です。 manae には以下のような入力モードがあり、モードによって入力できる(変換 される)文字が異ります。 新規フィールドやフィールドを移動した場合はアルファベットモードから始ま ります。

アルファベットモード
Pilot OS 機の通常の入力モードと同じです。
ひらがなモード
ローマ字入力により直接ひらがなが入力できます。
カタカナモード
ローマ字入力により直接カタカナが入力できます。
全角モード
Graffiti された文字が全角変換されて入力されます。

モードの変更

簡易モード変更

Graffiti Area (文字)を4分割した内の左上約1/4の領域でダブルタップ して下さい。

	|->  Alphabet -> ひらがな -> カタカナ ->|
	|<--------------------------------------|
と循環的にモードが替わります。

全角モードを使いたい場合は、 下記の SKK ライクなモード変更を用いて下さい。 '.'(ピリオド)を入力する時は、左上以外の残り3/4の領域のいずれかを ダブルタップして下さい。

SKK ライクなモード変更
グラフィティエリアに以下の文字を入力することによりモードが変更されます。 (SKK(SPad) ライクです。)
Alphabet モード ->
	ひらがなモード:		'\'
ひらがなモード ->
	Alphabet モード:	'l' (小文字の「エル」)
	カタカナモード:		'q'
	全角モード:		'L' (大文字「エル」)
カタカナモード ->
	Alphabet モード:	'l' (小文字の「エル」)
	ひらがなモード:		'q'
	全角モード:		'L' (大文字「エル」)
全角モード ->
	ひらがなモード:		'\'

alphabet, alphabet,かな、カナ、abc

と入力する場合は、以下のように Graffiti 入力します。
alphabet, Lalphabet,\kana,qkana,labc

かな入力

かな文字の入力はローマ字入力です。未確定文字はアンダーライン付きで表示 されます。基本的に適当なタイミングで自動的に確定されますが、文末等で強 制的に確定したい時は「改行」文字を Graffiti して下さい。 「改行」を入力したい時は、アンダーラインが表示されていない時に「改行」 文字を入力して下さい。

かな漢字変換

manae のかな漢字変換方法には
SKK ライクなモード (デフォルト)と Non-SKK モードの2種類があります。 通常のパソコンの入力方式に近い入力方法は Non-SKK モード です。J-OS や WorkPad 日本語版の入力に慣れた方には Non-SKK モードの使用をお勧めします。

SKK ライクなモード

漢字の入力はひらがなモードで以下のように行います。 ほぼ SKK のサブセットとなっていますので、詳しくは
SKK ホームページ をご覧下さい。
  1. 漢字の始まりの指定
    漢字変換したい文字の最初の一文字を大文字で指定します。

    例:
    入力: Kanji
    表示: ▽かんじ

  2. 送り仮名の始まりの指定
    送り仮名がある場合送り仮名の最初の一文字を大文字で指定します。 指定しなくても変換はできますが、指定したほうが効率が良いです。

    例:
    入力: KanJ
    表示: ▽かん*j

    送り仮名が確定すると変換されます。

    例:
    入力: KanJi
    表示: ▼感じ

  3. 変換 / 次候補
    変換及び次候補の表示はスペース (Graffiti で 左から右へ横棒を引く)です。

    例:
    入力: Kanji' '(スペース)
    表示: ▼漢字

  4. 前候補
    小文字の 'x' です。

    例:
    表示: ▼幹事
    入力: x
    表示: ▼漢字

    なお変換動作を5回繰り換えしても候補が確定されない場合、候補一覧のフォームがあらわれます。候補のボタンを押すとその文字が確定されます。

  5. 確定
    改行または、上記以外の文字(a, b, c... )を入力することにより確定します。

    例:
    表示: ▼感じ
    入力: (改行)
    表示: 感じ

    表示: ▼感じ
    入力: r
    表示: 感じr

  6. 補完変換
    読みを補完して変換候補を一覧表示する機能です。 例えば、「管理人」などの長い読みの漢字を入力する時に便利です。 読みの入力の途中で Graffiti の '.' (Graffiti area をダブルタップ)することで実行します。 ただし J-OS 辞書に登録されている内容については、 読みが2文字以上入力された時のみ実行されます。

    例:(「か」で始まる単語が、何も学習されておらず、ユーザ辞書にも登録さ れていない場合)
    表示: ▽か
    入力: .
    表示: ▽か(変化なし)

    表示: ▽かん
    入力: .
    表示: (一覧表示)

    なお、補完変換で確定した単語についも、学習を行います。 (以下で述べる動的補完変換でも学習が効きます。)

  7. 選択範囲変換
    manae がひらがなモードの時、フィールド上の ひらがなを選択し、スペースを Graffiti します。 これにより、既に確定したひらがなを漢字に変換することができます。 (J-OS の遅延変換に似た機能です。) ひらがなモード以外のモードの時は、通常通り選択範囲がスペースに置き換えられますので、注意して下さい。

  8. ひらがな -> カタカナ変換
    漢字モードで入力したひらがなをカタカナに変換します。 変換文字は 'q' です。

    例:
    表示: ▽かたかな
    入力: q
    表示: カタカナ

Non-SKK モード

普通の Input Method のように特に変換開始文字を指定しないで入力出来るモードです。 Hackmaster のpreferences で選択できます。 漢字の入力は SKK ライクなモードと同様にかなモードで行います。 なにか文字を入力すると"▽"が現れますが、これがかな漢字変換の始まりを 示します。その他の点では SKK ライクなモードと同様です。 (細かい点としては、学習方法が、SKK ライクなモードと異なり、よみがな情 報すべてを、記憶するようになっています。J-OS の学習機能とほぼ同様と 考えれば良いでしょう。

動的補完変換

前章で述べた補完変換をさらに進化させた機能です。 例えば
	▽かん
	完成 間接 観光
などのように、かな漢字変換の読みがな入力時に、その読みを持つ単語を 学習辞書から検索して表示・選択できると言うものです。

候補は学習辞書からのみ探索します。そのため一度確定した単語しか候補に 表われません。

確定は Graffiti Area の特定の位置でピリオドを入力(ダブルタップ)か 1-3の数字を入力することにより行います。

manaemori を併用した場合は、画面上の候補を直接タップして確定することも出来ます。(Preferences の Tap-selecting をチェックして下さい。)

Graffiti Area での入力

Graffiti Area を上下に2分割しさらに Alphabet Area を左右に 二分割した領域を考えます。これに下のように番号を振ります。
 Alphabet Area
  |      Number Area
  |       |
-------------
| 1 : 2 | 3 |
-------------
|   :   |   |
-------------
これで上の例で、一番左の「完成」を選択する時は1の領域で ダブルタップ、「間接」は2、「観光」は3の領域でダブルタップすれば 選択できます。

数字による入力

ThumbType や他の Go Type! 等のキーボードを使用する時は 1-3の数字を入力することにより選択することが出来ます。 数字と候補の対応は上の Graffiti Area の分割の番号と 同一です。もちろん、1-3の数字を Graffiti 入力しても構いません。

各種設定

Hackmaster の '+' 記号をタップしすることにより各種設定が出来ます。 設定値は自動的に記憶されますが、"Done" を押し、さらに manae の 機能を使用する(具体的にはフィールドに何か文字を入力する)時点で 行われます。 また、リセットしても設定値は保存されていますが、設定値の読み出しも manae の機能を使用する時点で行われます。 リセット直後 Hackmaster から preferences 画面を起動すると、 設定値がデフォルト値に戻ってしまいますので注意して下さい。
  1. Mode Display
    画面の4隅のどこかに現在のモードを表示する機能です。

    設定方法

    • No
      モード表示を使わない。
    • Top Left
      モード表示左上。
    • Top Right(TR)
      モード表示右上。
    • Bottom Left(BL)
      モード表示左下(フォームが全画面でないときは表示されません)。
    • Mode(BR)
      モード表示右下(フォームが全画面でないときは表示されません)。

  2. Default Mode
    フィールドを移動した時のモードを設定することができます。 例えば Hiragana にすると、モード変換動作なしで、 直接ひらがなが入力できます。

  3. Candidates List Popup
    候補一覧表示までの変換動作回数を指定できます。Memo Plus と候補一覧表示の相性が悪いとの報告がありますので、Memo Plus をご使用の方は "No" にして下さい。

  4. Non-SKK mode
    普通の Input Method のように特に変換開始文字を指定しないで入力出来るモードです。

  5. Thumb Type mode
    オカヤ・システムウェアの製品 Thumb Type を使う場合は、ここをチェックして下さい。

その他の機能

  1. Pilo Key 等対応。
    候補一覧表示画面で、ボタンをタップしなくとも キー入力により候補が選択できます。画面上の候補ボタンが
    	1 2 3
    	4 5 6
    	7 8 9
    又は
    	a s d
    	f g h
    	j k l
    
    に対応します。次頁は ' ' (スペース)前頁は 'x' 、取消は C-g です。 又、フィールド中 Emacs ライクなキーバインディング(C-f, C-b, C-p, C-n) でカーソルの移動ができます。

  2. Graffiti 数字エリア無変換機能
    ひらがな、カタカナ、全角記号モードにおいて、数字エリアにGraffitiした場合、 '.', ',', '-' などが変換されず、そのまま表示される機能です。
  3. CLIE 及び HandEra330での Jog Dial の使い方
    必ず manaemori (または
    manais(ただし CLIE のみ)) を Hackmaster でチェックして下さい。
    ジョグの動作と機能の割りあては以下のようになります。
    
    動作              Jog        Hardware Key
    
    かな -> Alphabet  Back/Auxiliary  HardKey2 HardKey3
    変換モード開始    Jog Push        HardKey1 HardKey4
    変換              Back/Auxiliary  HardKey2 HardKey3 PageDown
    動的補完候補左    Jog Up          HardKey2
    動的補完候補中    Jog Push        PageUp
    動的補完候補右    Jog Down        HardKey3
    
    です。なお、上の表で各 HardKey は
    HardKey1  Date Book
    HardKey2  Address
    HardKey3  To do List
    HardKey3  Memo Pad
    PageUp    上
    PageDown  下
    のそれぞれのボタンを意味します。
    

注意点

バグ

現在知られているバグとして以下のようなものがあります。

使用許諾条件

(ver. 1.25 から条件が変更になりました)

本プログラムはフリー・ソフトウェアです。あなたは、Free Software Foundation が公表した GNU 一般公有使用許諾の「バージョン2」或いはそれ以降の各バージョンの中からいずれかを選択し、そのバージョンが定める条項に従って本プログラムを再頒布または変更することができます。

本プログラムは有用とは思いますが、頒布にあたっては、市場性及び特定目的適合性についての暗黙の保証を含めて、いかなる保証も行いません。詳細は本パッケージに含まれる GNU 一般公有使用許諾書 (copying.txt) をお読み下さい。


謝辞

本プログラムを作成するにあたり以下の方々に直接的、間接的にお世話になりました。 ここに感謝の意を表します。
増井俊之氏、青柳龍也氏、山田達司氏、3Com 社、DaggerWare 社、 gcc for PalmPilot 開発スタッフ諸氏、Metrowerks 社、 イケショップモバイルプラザ、パーム航空機長さん。 そして、テストに参加下さった方々。

また、 SKK を開発された佐藤雅彦氏及び他の開発者の方々に敬意を表します。


その他

バグレポート、提案などありましたら、下記の作者 メイルアドレスまでご連絡下さい。バグレポートをお送り下さる場合は、その 状況(特にバグが現れたアプリケーション、併用している Hack とその HackMaster 上でのチェックの順番)を正確にお知らせ下さるようお願いします。

履歴

version	release		description
1.40	02/01/20	ver. 140 の正式リリース
1.40b13	02/01/01	manaemori に設定追加。
1.40b12	01/11/21	Pen イベント関係のバグフィックス
1.40b11	01/11/20	Pen イベント関係のバグフィックス
1.40b10 01/11/16	Pen イベント関係のバグフィックス
1.40b9	01/11/15	Pen イベント関係のバグフィックス
1.40b8	01/11/15	Hard Key 対応。
1.40b7	01/11/12	HandEra 330 Jog 対応。
1.40b6	01/11/11	HandEra 330 Jog 対応。
1.40b5	01/11/05	Preferences 設定追加。
1.40b4	01/10/21	Preferences 設定追加。
1.40b3	01/10/16	Preferences 設定追加。
1.40b2	01/10/16	ダイナミックヒープ、DB 関連の書き直し。
1.40b1	01/10/14	ダイナミックヒープ、DB 関連の書き直し。
1.39	01/10/14	HandEra 330 対応。正式リリース。
1.39b6	01/09/24	HandEra 330 対応の正式リリース候補。
1.39b5	01/09/11	HandEra 330 の Scale To Fit に対応?のベータリリース。
1.39b4	01/09/10	HandEra 330 の Scale To Fit に対応?のベータリリース。
1.39b3	01/09/06	HandEra 330 の Scale To Fit に対応?のベータリリース。
1.39b2	01/09/06	HandEra 330 に対応のベータリリース。
1.39b1	01/09/04	HandEra 330 に対応のベータリリース。
1.39a2	01/09/01	HandEra 330 に一部対応(アルファリリース)。開発環境を SDK 3.5 と PRC-Tools 2.0 に変更。
1.38	01/05/17	動的補完変換の Jog による候補確定時のバグフィックス。
1.37	00/11/19	PowerJOG 対応。
1.36	00/10/23	Non-SKK モード学習時のバグフィックス。
1.35e	00/10/13	動的補完変換のバグフィックス。
1.35d	00/10/11	補完変換のバグフィックス。
1.35c	00/10/11	動的補完変換のバグフィックス。
1.35b	00/10/10	動的補完変換の改良。
1.35a	00/10/10	補完変換の改良。
1.35	00/10/02	manaemori の復活。Sony PDA (CLIe) の Jog Dial に対応。
1.34PEG	00/08/11	Sony PEG の Jog Dial に対応。
1.34 	00/08/05	動的補完変換機能の付加
1.34b6	00/07/31	バグフィックス(?)等
1.34b5	00/07/28	バグフィックス(?)等
1.34b4	00/07/25	バグフィックス(?)等
1.34b3	00/07/22	バグフィックス等
1.34b2	00/07/20	バグフィックス等
1.34b1	00/07/18	謎の隠し機能塔載の実験版
1.33	(NA)		(非公開バージョン)
1.32	00/01/31	マイナーアップデート(機能的には殆ど変更なし)
1.31	00/01/16	学習機能等のバグフィックス
1.30	00/01/14	学習機能の正式リリース
1.25	00/01/10	学習機能(実験版)の付加
1.23	99/12/17	変換時のマイナーバグフィックス
1.22	99/11/28	最長一致変換時の不具合の修正?
1.20	99/11/21	最長一致変換時の速度の向上。
1.11	99/11/09	全角モードでスペースも変換する。
1.10	99/10/23	Thumb Type 対応。SKK 非互換モードの導入。
1.09TT	99/10/16	Thumb Type 用実験バージョン。
1.09	99/03/11	GT と通常バージョンの統合。
1.08	98/11/27	設定値の記録のバグフィックス?
1.07	98/11/27	設定値の記録のバグフィックス?高速化。
1.06	98/11/25	設定値の記録のバグフィックス?
1.05	98/11/23	設定値の記録。
1.0	98/08/05	正式リリース。
0.93	98/08/03	Ctrl-g のサポート、Shortcut 関係のバグフィックス。
0.92	98/08/01	Shortcut への対応、ユーザ辞書関係のバグフィックス。
0.91	98/07/30	manaemori のバグフィックス。
0.9	98/07/27	ひらがな -> カタカナ変換、簡易モード変更。
0.750iL	98/07/17	変換時のレスポンスの向上。
0.750i	98/06/29	Pilo Key 等へ対応、メニューの追加。
0.750	98/06/29	レスポンスの向上、バグフィックス。
0.740i	98/06/11	ユーザ辞書変換のバグフィックス。
0.740	98/05/29	変換関係のバグフィックス。
0.735i	98/05/25	変換関係のバグフィックス。
0.735	98/04/26	変換機能の強化。
0.540i	98/04/10	manaemori の最初のリリース。
0.540	98/04/03	KDIC への対応と Palmscape への一応の対応。
0.528	98/03/31	デバッグ(MenuHack などと併用した場合の不具合)。
0.525	98/03/29	J-OS ユーザ辞書への対応。
0.323	98/03/12	画面表示等の修正。
0.320	98/03/10	アルファベットモードでの不具合等の修正。
0.318	98/03/08	最初のβバージョン。

FAQ

  1. 日本語版 OS 塔載機でも使えますか?
    英語版、日本語版、どちらのOSでも、OS 2.0 以上なら一応問題なく使えると思います。 ただし、英語版であれば、J-OS, Yomeru 等の日本語表示環境と J-OS 形式の辞書 (dic-tkなど) が、 日本語版 OS を使用する場合は J-OS 形式の辞書 を別途インストールして下さい。

  2. '\'を入力してもひらがなモードにならないのですが?
    Graffiti の'\'は左上から右下へ線を引くのではなく、一度 Graffiti area をタップ(Punctuation shift)してから左上から右下へ線を引くものです。 単に左上から右下へ線を引くと Extended shift となります。 詳しくは Graffiti Help を参照して下さい。

  3. 真辞書には対応していますか?
    ver. 0.735 以降は対応しています。ただし、真辞書は送り仮名情報を持たな いため、送り仮名の指定をしても上手く変換できません。 真辞書を使用する場合は J-OS の Input Method と同様に、送り仮名を指定せずに 一単語単位で変換動作を行って下さい。(例えば「走る」を入力する場合は、 "HasiRu" と Graffiti するのではなく、"Hasiru" + Space と入力 して下さい。)

  4. Newton Keyboard には対応していますか?Go Type! はどうですか?
    ver. 0.750i より Newton Keyboard 対応となりました。(別途 Pilo Key 等が 必要。)Emacs Like なカーソル移動コマンドもサポートしています。
    Go Type! でも問題なく動作しまが、 Go Type! にはCtrl Key がないため、一 部の機能は使用できません。

  5. Thumb Type には対応していますか?
    ver. 1.10 より Thumb Type に対応しました。 ただし、Thumb Type を使用する時は、Preferences 画面で Thumb Type mode を チェックして下さい。

  6. KDIC, J-OS の Input Method, STPad, Link Pad 等で変換の確定が出来ないのですが?
    一部のアプリケーションは、改行で文字の確定ができません。 (そのようなアプリケーションは上に上げた以外にもあると思います。 これはアプリケーションが manae より先に改行文字を処理するためです。) 改行で確定できない時は、'\' で確定して下さい。


naoz-i@tt.rim.or.jp