サッカー注目選手2007

2007年7月8日、馬場園選手追加。&多少加筆修正。


森 佳祐 選手:
 府中の頭脳。熱いコラソン(魂)。そしてダイナモ。
前回の注目選手紹介執筆時では、まだ彼のプレイを観ていなかったので、正直想像だけで書いた部分が有り(苦笑)、今回は、もう何年もそのプレイ振りを観ているので、 今回はちゃんと書く。そして褒める!
 まず、一番初めに彼を一言で表すと、”熱い!”この一言に尽きると思う。
 筆者がこのチームを観始め様と思ったのと、入れ替わる感じで、彼がスペインに留学してしまい、姿が見れなかったが、まだ留学中の時に、ネットで最初期に接触、&スペインから自分の掲示板に登場してくれた。と言う事も有り、興味深々だったので、当時の選手に、「彼はどう言う選手ですか?」と聞いた時に、全員が口を揃えて言ったのが、「熱い奴です。」だった。
 正直、どう言うプレイスタイルなのか?と言う意味で聞いたつもりだったんだけど…(苦笑) プレイスタイルより先に、”熱い奴”と言う言葉が出て来る選手って、どんだけ〜!って思ったのだが、帰国後に観た彼は、まさしく熱い漢だった。
 味方で気の抜けたプレイをすれば怒り、相手の汚いプレイにも怒り、試合に負けた時は、本気で悔しがり、その時は、かなり近寄り難いオーラ満載だ。
でも、自らが得点を決めた時や、試合に勝った時には、逆に嬉しい感情を発散するその熱さは、魂がヒシヒシと感じるものだったし、こう言う魂を持った選手の居ないチームは駄目だ。と思って居る自分は、かなり好感を持った。
 そして、プレイ振りは、まさにダイナモ。ハーフのポジションだったら、どこでもやるぞ!とばかりに、TOP下でのゲームメイク。ドリブル突破。二列目からの飛び出し。サイド攻撃の時や、片側で展開している時等、率先してサイドに顔を出しに来る。
 守備的な時は、ボランチの様に中盤の底で攻撃をイなし、そこから基点に成る。
 セットプレイでのフリーキックも、強力な武器と、中盤の仕事なら何処でも出来るオールラウンダー。試合中にも試合展開しだいで、中盤のアチコチに顔を出す(当然一杯コートを走り回ってると言う事)、まさに府中アスレのダイナモだ。
 また、時折魅せる彼のトリッキードリブルには「おーっ!!」と唸るファンタジーを見せて貰えるのも、観ている者には嬉しい所。さすがは都立の雄、ブンジー出身だけは有るね。
 これら激務に加え、チーム監督として戦術&戦略の構築をするプレイイングマネージャー。野球と違い、プレイが止まる事無く、常に動いているサッカーで、この役目は、古田敦也も真っ青。そう言う、凄い選手です。チームで一番、サッカーディビジョンを大切にしてると言う感じも、このディビジョンを中心に応援している自分には、凄く好きな部分でも有ります。

 ちなみに、アスレフットサルクリニック(初中級クラス)の、コーチもしていて、こちらでは、この熱さが嘘みたいに、冗談を良く言う気の良いお兄さんだ。
 技術の上達よりも、球蹴りの楽しさを体感して貰う。と言った感じのクリニックで、その人徳を慕って、受講生も毎回多く、この雰囲気作りからか、参加者もあまり雰囲気が良くない人は見掛けないので、かなり良い雰囲気のクリニックの運営をして居る、名コーチです。


平山 毅 選手:
アスレの韋駄天小僧。
 彼のプレイの特徴は、ズバリ俊足! 彼の脚の速さは驚異的です。
 彼の俊足振りを初めて目の当りした時の衝撃は、初めてエメルソン(元浦和の)を、まだ2000年のJ2札幌に居た時に、J2からの昇格決定戦と成った、対湘南戦で見た時と、 同じ位の衝撃を受けました。
 彼の凄さを実感出来るのは、スペースに出たボールや、イーブンな場所に毀れたボール等を巡り、敵DFと、よーいドン!で競り合った時、ちょっとこちらの方がボールから距離が有った時の方が、更にその凄さが判り易く、初めは僅かに速いかな?位なのだが、エメルソンや彼は、そこから更にギアチェンジする様に、更にスピードが”グンッ!”とUPして、”ギュイーン!!”と言う感じで伸びる事です。
 このギヤチェンジの瞬間は、正直、軽く鳥肌が立ちます。
 以前、リーグのとある試合では、うちの試合の担当だった、本部の人が、彼の余りの脚の速さに、思わず「速っ!!」と突っ込みを入れていたのは笑わせて貰いました(笑)
 また、ボールを持ったら絶対に俺が決めるぞ!とばかりにキープし捲くり!! 近くに、どフリーな選手が居るのだが… と言う場面でも持っちゃう所も有るのだが、FW(点獲り屋)としては、そう言う”俺が俺が!”と言う姿勢は、前向きに捉えたい。(日本人は他人任せでシュートを撃たずパスばかり、とも良く言われるので)
 逆に、此処まで強引な感じで行くので有れば、更に加えて、難しい位置からとか、少し遠めな位置からでも、ドッカンドッカン、シュートを撃つ意識をもっと出してくると、更に一皮剥けた怖いFWに成ると思うので、今後更に期待です。


田中 忍 選手:
府中の”忍者タナカ君”只今参上!?
府中の、オフェンシブハーフのスペシャリスト。
 基本はTOP下だと思いますが、そのポジションに固執する事無く、オフェンシブな場所だったら、至る所に出没する。サイドの選手のカバーリングだろうが、二列目からの飛び出しだろうが、ドリブルだろうが、パスだろうが、ミドルシュートだろうが、中盤の選手だが、得点力も高く、相手チームは厄介でしょうね。まさに変幻自在の忍者の様。
 現在、チームでも基本技術はTOPクラスじゃないかな?と思います。
 パスを貰いにくる動きとか、パスのセンスも、凄く光る物が有ると思います。筆者がお誘いした某府中市民FC東京サポ(サッカー部活経験者)も、「田中選手が一番センスを感じた。注目したい」とのコメントを頂いたので、サッカー経験者から見ても、かなりハート鷲掴みされそうな逸材と言う事でしょう。
 試合の時は、基本的には寡黙な印象を受けますが、熱いものも内に秘めた感じの司令塔。
 彼は↓でも触れてますが、隣町からの選手では有りますが、以前私と、このチームの夢(Jリーグを目指す)の素晴らしさに付いて語った事が会った時「自分は、隣町の者ですが、このチームの夢は、凄い良いと思いました。そんな夢に余所者ですが、力に成りたいと、それに将来的にチームが上に行ったら自分が出来るかも判らないですが、自分がどのレベルまで通用するのか試したかったし、このチームの夢の達成に、少しでも関われる事が出来れば良いな。と思い入団したんです。」と言う言葉を聞き、熱いなぁ〜…と思うと同時に、他所者と言うけど、短絡的に補強で来たのでは無くて、チーム関係者とも少なからず所縁が有っての入団だし、この夢に賛同して入ってくれたのなら、全然余所者じゃ無いですよ!と思った。(府中(のサッカーチーム出身)で名を馳せた、沢穂希選手や、中村憲剛選手だって、所属だったサッカーチームは市内チームでも、出身はどちらも隣町だし、全然有りですよね)それに、今までのプレイ振りを見てても、もっと上のカテゴリーにチームが上がっても、活躍してくれると思うし、自分も彼が何処まで通用できるのか見てみたい気持ちです。
 そんな、パスを出し、シュート決め、僕らの街(府中)に、隣町から駈け付けてくれた。まさに忍者タナカ君です。(この呼称が本人がどう思ってくれてるかは、良く判りませんが…(苦笑) 上記のこう言う想いも含め、名前も忍だし、これはやっぱりこの曲でしょう!と私は想ったんですよ。)


荒木 健志 選手:
アスレの守護神。
 俊敏な動きと素早い跳躍で、ファインセーブを連発!! ゴール隅に入りそうなシュートを横っ跳び!&パンチングで、度々チームのピンチを救う。
 彼が居なかったと仮定したら、今日は大量失点だったんじゃないの!?な時も有り、そんな日はアラキday!
アラキdayは、本当は頻繁に有っちゃいけないんだけど、それでもやっぱり彼のファインセーブ連発を見ると、それはそれで興奮します。
とっても助かります。頼りに成ります。今やアスレの守護神です!!!
 新加入一試合目の時に、私のコールに思いっきり反応して喜んでくれました(笑) そう言うのは応援して居る方も嬉しいもんです。
 ちなみに、弟さんは、府中と同じくJリーグを目指す、FC町田ゼルビア〜、同じくJを目指す青梅FCへ移籍した、FWの選手らしいです。


原田 奉治 選手:
府中アスレ期待の星。
 実は現在、アスレサッカーディビジョン選手の中では、私の一押し選手かも知れません。
 相手との一対一でのボールの競り合いにも、良く勝つ等、フィジカルも強く、トラップ等の基本テクニックもしっかりして居るので、見ていて凄く安定感を感じます。
若く走れると言うのも強みだと思います。
 DFとして出場する事も多い選手ですが、ハーフで出場した時も、攻撃のパスの経由地点としてそつなく仕事をこなすので、安心して観てられます。
 あとは、サイドの飛び出しのタイミングとか、パスの選択肢が幾つか有る時の、パスの狙い所の選択等、経験を積むと磨かれていく部分が、(今でも十分凄いんだけど)経験で、もっとドンドン良く成ると思うので、これからの延びシロも凄く多い選手だと思います。
 かなり期待させて頂いてます。(凄い上から目線な感じで申し訳無いですが)
 あ、それに、彼は”顔”が良い。 甘いマスクをして居るので、若い女性が見たら、ファンは多く成りそうです。そう言う、ルックス面でも一押しです。(野郎に見た目褒められても全然嬉しく無いと思うけど…(苦笑))
 ちなみに、彼の前所属チームは、府中での東京ファン界の重鎮K藤氏も、シニアチームで所属する、本宿蹴球団で有る。
自分的、アスレの”目指せ府中選抜的チーム!”の、第一弾的選手でも有る。


鴨下 慎吾 選手:
アスレのベッケンバウアー!?
 DF(センターバック)ですが、ゲームの流れを読み、機を見てスルスルっとオーバーラップ。攻撃の絶好機には、攻撃の枚数を増やす役目もして、得点も決めちゃう!その攻撃力も侮れません。なので、DFなのに毎年得点を重ねて居ます。
余りの印象に残るそのオーバーラップの良さに、てっきり加入初期の頃は、サイドバックなイメージで思い込んでましたが、気付いてみたらバリバリセンターバックでした。
 凄く上がるんだけど、彼が上がって、それが原因でピンチに成った。と言う印象が無いので、それだけタイミングを計るのが絶妙なんでしょう。
(まぁボランチが下がるとか、サイドバックが中を絞るとか、常に周りが上手くカバーしてる。と言うチーム全体の凄さも有ると思いますが)
 そんな、ガンガン攻めるスタイルとは言っても、本分の守備をする時には、しっかり守ります。と言うか、かなり完璧に近いディフェンス連発です。
そしてチームが苦しい時の声出しも、頼れる感じです。
 でも個人的には、この攻撃力を生かすのは、サイドの方が生きる気がしますが、どうでしょう?>監督 (まぁ決定機を完封しなくてはいけない、と言う重要なポジションである、センターバックを任せられる適任な潤沢な人材のが居ない(選択肢が少ない))と言う事も有るかも知れませんが)
 兎に角、守って攻めての色々出来ちゃう凄い選手です。2007シーズンは、キャプテンとしても活躍!


田代 昭雄 選手:
府中の兄貴的存在。
 プレイ的には、チーム一の守備の要。そして田代選手も佳祐監督とはまた違った、熱いタイプの選手です。
 プレイ振りや熱さは、前回の注目選手欄でも書いたので、そちらに譲ろうかな?とも思いましたが、プレイ振りは改めて書き足します。
チームでの守備の要です。チーム創生期には、元重鎮の田畑選手との南町コンビで守りましたが、彼が去った後は、本当に守備の要として頑張ってくれてます。
一対一の強いディフェンスや、パスカットで、相手攻撃をシャットアウト!
 センターバックだけでなく、サイドバックもこなせる守備のオールラウンダーです。まさに守備の要!
 そして最近感じるのが、チームのパイプ的役割としても、このチームには重要に成ってるな?と思います。
 とかくこのチームは、本気に成るが故に、意見の対立も見られる様に成った。
そんな時に、現在チーム内でもベテランの域に差し掛かってきた彼は、チームの年長者として、そして会合(飲み会とも言う(笑))を通じて、多くの選手から慕われ、人望も有り、その兄貴的気質で、意見対立が有った時に、お互いの意見を調整する声掛けをして居る様に感じます。
 こう言う部分では、目には見えないけど、かなりチームでは重要だろう。
 また、前回に比べて、新たに判った知識として紹介するのは、彼も嘗てアスレの重鎮三郎さんと共に、前所属チームで、東京都リーグ一部で活躍、チームを上位に導き、関東リーグへの登竜門、関東社会人サッカー大会(関東甲の各都県優勝及び上位チームに拠る、関東ナンバーワン決定戦、上位二チームは、翌シーズンより関東リーグへ昇格出来る)でも活躍した。凄い選手です。


馬場園 辰也 選手:
オールラウンダー系FW。
 出場する時は、FWとして出場する事が多いが、点獲り屋と言うよりも、オールラウンド系の選手で、少し下がって中盤と前線の繋ぎの様な役割をしたり、ワンツーの壁等で基点に成ったりと、ミッドフィルダー的仕事もこなせる選手。
 相手ボールに成った時も、前線からプレッシャーを掛けれる等、守備の意識も非常に高い。勿論本業のFWの仕事でも、スルーパスに絶妙に突破してゴールを狙う事も出来る。頼もしい存在。

清水 克利 選手:
燻し銀なプレイ。
 2006シーズンより新加入の通称カツさん。年齢的にはチームでは年長の部類だと思うが、その経験豊富さからか、落ち着いた印象を受ける選手。
 プレイ振りも非常に落ち着いて居て、焦って混乱する。と言う事が無い。派手さは無いが、確実に自分の仕事をこなして行く、燻し銀なプレイが見れる、中盤のマシン。
戦力として非常に計算が立ち易いのは、監督としても同僚選手としても、そして応援者としても心強い存在だ。


中静 大樹 選手:
府中のランドマークタワー。
その体躯から、センターバックでは空中戦に強い反射塔として、また攻撃の時(セットプレイ)にはスルスルっと上がり、空中拠点の一角として、攻撃の枚数&攻撃のバリエーションを増やす役割として活躍!
 試合に因っては、スタメンとして初めからセンターフォワードとして出場する事も有る等、高さが生きるポジションをこなす事が出来る選手。
ちなみに、2007年度の天皇杯予選での、同じくJリーグを目指す某チームとの対戦だったが、そこの支援者のblogにて、彼の高さが脅威だった。との記述が有った。
 フォワードとしては、ドリブルからの足でのシュートを決める事も出来る等、頼もしい存在。
また、人一倍応援に反応している姿が見れるのも彼、某応援者は、「あー言う姿を見ると、応援してて嬉しい。」とのコメントも。
 後は幾つか課題は有る様に思えるが、それを克服すれば非常に良い選手に成ると思います。




他の選手も続々、随時更新予定です。


-注目選手2003年版-
-戻る-