'03年度 五年生／春休み医 学 生 日 記
病棟実習のすき間に一応春休みがあるが9日間で短めの春休み･･とは言っても一般的な大学生と しては短いってだけで社会人だったら大型連休だけど。ファミリー向けにも犬好きにもという ことで盲導犬の一生を描いた｢クイール」を家族で観に行った。最近はネットで席が取れて本当に楽。 子供が小さい頃これがあれば本当に楽だったろうなぁ・・。映画ー！って感じの盛り上がりはないが、犬がとにかくかわいくてけなげとか、盲導犬のシス テムが色々分かるとか、人と犬のつながりっていいなぁとかいった"子役と動物には勝てん アイテム"の力はシンプルにいいけど崔監督ってこういうのも撮るんだねぇ〜と最後まで淡々と 真面目なので意外だった。
あと、モデルになった人がどうかは知らないが、映画の主人公は糖尿病って分かってるのに 不摂生でこじらせてる典型のような感じだったので、んも〜！！！と気になってしかたなかった。 病院でもそういう人を山ほど見るので・・
ヤンキーズ×デビルレイズの開幕戦が日本であって、ちょっとした大リーグ祭りになっていた。 私は野球はさほど観ないけど子供が盛り上がってるので何となく気分的につられて第一試合 の日は、テレビの前のコタツの上に野球場で買って食べるような焼き鳥とかお握りとか唐揚げ とか枝豆とかそういうのを並べて観戦ディナーにした。翌日。東京ドームシティあるバーチャルスポーツプラザ打撃王(バッティングマシンとかピッチング とかサッカーのシュートゲームとかシーソーゲームとかそういうスポーツ系ゲームがたくさん あるところ)に行ってみようと子供達をつれてまだ午前中、後楽園駅に降り立ったら、なんじゃ こりゃ〜というような人出。その日の夜のヤンキーズ×デビルレイズ戦のために、各ゲートの前に 長期戦の装備の人々が長蛇のからまりまくったような列・列・列・・・。並んでいる人たちは もとより、その辺を行きかう人も大リーグのキャップやシャツを着てるし、出ている売店も 大リーググッズだらけだし(時々オレンジの巨人グッズもあったけど）外人さんも多いし、ドーム外の バーガーショップにいるとなんだか海外旅行をしているような気分になる景色だった。
私が小さい頃は今よりはるかに男の子は野球漬けだったけど大リーグというのは全く別の国の 遠くの話で、そもそも大リーグでお払い箱になった選手が日本に来て主力スターになるような 圧倒的な力の差があったし、すごいとは思っても全然身近な気はしなかった。子供の帽子と いえば巨人帽だったし、たとえ大リーグの帽子をかぶっても何それ？って感じで羨ましがられる ことはなかっただろうし。対等に活躍する日本人選手がいて、みんなが喜んで親しみを もってお祭り騒ぎするなんて隔世の感。
県内にお住まいの元アマ将棋チャンピオンの方が3級ー2段ぐらいの子供を集めて将棋教室を開く というので声をかけていただき、息子が通うようになった。大会で常に名前を見るような子が いっぱいで、わぁ末席で見せてもらえるだけでもすごいねぇ・・とこの時は思っていたが、 思えばこれが大きなステップで、この子供達がそれぞれ抜きつ抜かれつ、絡まり合いながら 上達していくもんだから、その後そこらじゅうの大会でおなじみの面子同士がしのぎを削ることに。しかし、しのぎを削るというとなんかかっこいいけどそれ以外はガキなので先生も大変。
そしてその大変さに相当量加担している息子・・（-_-；）すみません
真剣に対局中、なぜ突然椅子から転げ落ちるのかナゾ・・