第130回出題の回答
[
一覧
|
ドルードル学園
]
あ〜諸君、
この私がドルードル学園の事務局長である。
年度が変わって、新しい環境に身をおくことになった生徒諸君もいるかもしれない。活躍をいのる。
そして年度がわりといえば、ドルードル学園の年中行事の時期でもある。会長選挙だ。
日本でもこの春、4年に1度の選挙ざんまいが行われた。
その前哨戦を終えて、いよいよドルードル学園の会長選挙へとなだれこむわけだ。
新年度、2015年度の会長戦挙は、すでに立候補者の募集を開始している。
われこそは、という生徒は
会長戦挙サイト
から立候補してみよう。
そして、問題図を見てたら回答を思いついちゃった、という生徒諸君も、ぜひ送ってみてほしい。
そういう回答が、ほかの立候補者がウンウンうなりながら考えた回答を上回る票を取ってしまうのも痛快だ。
(
は今回初登校の生徒・名前の前の"◎"は生徒会長)
花の色は
▼第130回出題の問題図
出題:心の故郷千葉・地中海刑事君
(問題図クリックで別表示)
まわりを囲んでいるパーツが5つということもあって、花を思いついた生徒がおおかった。
これが、3つや 7つ以上 となっていたら、花の回答はぐっと少なくなってたかもしれないね。
【今回も更新を頑張ってくださった局長に、白バラを贈りましょう】(大分◎風上和稀君)
モノよりも、おもしろい回答が局長にとってはうれしいね。
白バラの花言葉は「尊敬」「純潔」なのだそうだが、会長に贈られると、マユツバに思えてくるぞ。
直線だけの問題図なので、自然の花とはしづらい。そこでひとくふう。
【枠ノ中ノ薔薇】(徳島・後野まつりくん)
四角いスイカやカボチャをつかった回答がときどき登場するように、花もせまいところに囲ったら まわりの環境にあわせていくのかも。
この言いまわし、なにか小説か音楽のタイトルをもとにしてる? それらしき作品には当たらなかったよ。
【高島屋は包み方も薔薇だった・・・・】
(千葉・チョックリー齋藤君)
枠線との太さの対比も うまく使ったね。
おなじみの赤いバラの包装紙を使っていながら、あえて裏返しての白バラ。もじどおり裏メニューだね。
これほどまでの美しい白バラ包装、生半可ではできない。さすがプロのわざだ。
【おやゆび姫はチューリップの中からいつも空を見ていました】(三重・日長石君)
内側から見上げても おなじ見た目になることに 日長石君は気づいた。
おやゆび姫は覚えてても、冒頭シーンから思い出せる生徒は少ないんじゃないかな。
かぐや姫とちがって外から姿がみえるので、早いとこ見つけてくれるのを願うばかりだ。
【親指姫の生誕(チューリップの花びらは6枚だとか言わないの!)】(愛知・ヤッチ君)
さらにヤッチ君は、花びらの数まで覚えていた。
いいポイントを見つけただけに、使い方がすこしもったいなかったよ。1枚が姿をかえた、なんていうストーリーもつくれたね。
どちらかといと女の子むけの童話という印象があるんだけど、回答を送ってくれたのがふたりとも男子生徒だった。子どものころから いろんな本を読んできた たまものだろう。
直線でつくられている問題図ということもあって、人がつくったものを使った回答が多かったよ。
【会長、最新のシェーバーはやっぱり5枚刃なんだってさ。ほら、ここに首を入れればヒゲなんてきれいさっぱりだよ
】(心の故郷千葉・地中海刑事君)
最近は
シェーバー
だけでなく、
カミソリ
も5枚刃がトレンドらしいぞ。
これは便利、下アゴから 眉 までいっきに ととのえてくれそうだ。いそがしい会長にはぴったり。
たま〜に誤作動を起こすかもしれないけど、ちょっとした切り傷ていどだろう。大丈夫大丈夫。
【合わせ目がたくさんある、ポンチョ型和服】(島根・AOKI君)
和服は重ね着していくと 合わせ がいっぱいになるからね。
すっぽりとポンチョを着たはいいけれど、やっぱり合わせ目がないと落ちつかない日本人向けってとこか。和南米折衷だね。
和服をつかった回答を続けよう。
服は直線でよくても、人の顔に直線を使うのはやや抵抗がある。生徒諸君はいろんな方面からスカウトしてくれた。
【和服を着るスネオ】(兵庫・ryu君)
直線パーツのおおいキャラクター、なるほどだ。
真ん中の部分は、顔とも首ともとらえることができるね。作意解はどっちかな。
マンガで和服を着てることってあったかな。着物の由来を語るスネ夫の顔が目にうかぶ!
【上杉謙信を顎クイ
】
(神奈川・DA☆君)
このかぶりもの、多くの武将が身につけていただろうけど、まっさきに思いつくのは謙信だね。
ちょっと顔がかたむいているところ。振りむいた、などでも収まるところに、抜けめなくトレンドを突っこんできた。
「上杉謙信には女性説があります。念のため」(同君)
局長はしらなかったよ。あのかぶりものも、顔をあまり見られないようにするためとか。
顎クイの効果、見てみたいね。
【整形のし過ぎで自分らしさを失ったモアイ像】(ヤッチ君)
骨格を変えるにとどまらず、脱色までしてるじゃないか。
あとかたもない姿から想像するに、よほどコンプレックスを持っていたのだろう。
だれに対してコンプレックスを持ってたのかは分からないが。ならんでる連中も同じ顔だし。
【モアイ像捨て場】(千葉人民民主主義共和国・トミーQ君)
ヤッチ君の回答は顔だけなのに対し、こちらは全身だね。
守り神だったはずのモアイ。自己改造があらぬ方向に行ってしまった結果、信仰されるはずの住民の手によって打ち捨てられてしまうのであった。
【トゲゾーをギリギリ飛び越えるマリオ】
(神奈川・DA☆君)
直線というとゲームキャラも思いつきそうだけど、意外と少なかった。こういう構図はなかなか出てこないぞ。
こんなギリジャンプも、ちゃんとセーフ判定してくれるんだ。最速クリアをめざすには必須ルートなのだろう。
【問題です。ここに捨てられた出歯は久本雅美のもの?それとも明石家さんまのもの?】(トミーQ君)
顔のパーツで いちばんまっすぐなものというとココ。それにしても、こんな長いのを持ち合わせてる人となるとかぎられる。
整形したわけでもないのに捨てられてるってことは、どんどん新しいのが生えてきてるん?
文字のるつぼ
この図の特徴、直線が組み合ってるところを もっとも活用した回答たちを紹介しよう。
多くの種類の文字を使う日本語って、覚えるのは大変だけどドルードルにはとても相性がいい。
【天国の亜久悠氏にピンクレディーのミーとケイのどちらが好きか霊能者が尋ねたら、机の上の紙にこんな文字らしきものが浮かんできた】(トミーQ君)
この霊能者はホンモノのようだ。にわかイタコだと「K」とか書いてしまいそう。
生前はそんなこと言わなかったのだろうけど、魂となったら素直に吐露してしまうのだろうか。それとも霊能者のこのみだったりして。
【「KY」】(AOKI君)
いま考えると、サンゴ事件のイニシャルがこの ふた文字って皮肉なもの。
さらに見た目をととのえてリニューアル、皮肉も増幅だ。
サンゴはもう直ってるだろうけど、別の意味をあらわすようになって、傷を復活させる不心得者が出かねないぞ。
【人という字はお互いを支えあっているけれど、一線を越えた人と人はこんなにも歪なのです】(日長石君)
「人」のフリをして「入」もまぎれてるように見えるし、越えちゃならない線も どれかわからない。
1本放り込むだけで こんなに混沌となってしまうのが 人々の世界というものか。
それでいて、外面だけでみると きれいに調和がとれてるようなのが またややこしい。
【女が隠れているぞ】
(後野まつりくん)
局長も図を作っていながら気づかなかったよ。
かくれてそうなのはわかるんだけど、見ため以上にガードされている。何枚はずすと現れる?
【ケケケケと笑い転げている問題図】
(茨城・加藤邦迦君)
問題図の構造とうまく合う いいまわしを持ってきてくれた。
いったい何をみたんだ? 箸が こんな感じに転がりまくってたかな。
【回りすぎて、もう支えなしには立ってられない「回」の字】(DA☆君)
外側の「口」はがんじょうだけど、内側のほうは高速回転に慣れてなかったか。
高速回転してもバターみたいにならないよう、外側から支えられるようなつくりになっていたのか。
文字もつかわずに、図形だけをつかった回答となると、
【シカクシメン ッテ ヨクイワレマスケド ナイメンハ ケッコウ フクザツナンデスヨ】(福岡・流言君)
さっきの「回」もそうだけど、苦労しているところは隠して、涼しい顔をしてたいものだ。
見栄っぱりを通したいけど、その実苦労を吐露したそうな心情が、カタカナにこめられてるね。
迷子に拍車をかける
直線が からまってる図で よく見かける 頭の体操問題。生徒諸君なら、一度ならずトライした経験はあるだろう。
こういう図を見ると、自分でも問題をつくりたくなるのが、ドルードル学園ならではだね。
まず初級編。
【【問題】この問題図に四角形はいくつあるでしょう?】(ヤッチ君)
そして中級編。
【問・線を1つ移動して四角形を5個作りなさい】(日長石君)
局長からのコメントはひかえておこう。
「この問題図だと他にも似たようなQ&A系の回答多いかもしれませんね」(ヤッチ君)
さすが鋭い。どちらも、出題した生徒が 一緒に回答も送ってくれているよ。
後日ホームルームか、局長の日記の補習で作意解を披露しよう。
次のモチーフに移るよ。
しばらく無機質な回答が続いたけど、線を道に見たてて、問題図を地図にした回答を紹介だ。
【防犯のため、ペンタゴンへ入れる道路はこの五本に絞られました】(ryu君)
五角形のたてもので、もっとも有名なもののひとつだね。
実際のペンタゴンは道路があちこちつながってる
けど、テロ防止のためにしっかり絞って見張るのなら、1本だけにしとくのがいいんじゃない?
どちらにせよ、飛行機が突っこんでったら おしまいだけどね。
道路ではないけど、ペンタゴンつながりで この回答もいっしょに。
【ペンタゴンが某組織の対策のために、触手を伸ばしました】(加藤邦迦君)
五角形の要塞というと 日本人ならもうひとつ思いうかぶけど、正五角形ではないからか、回答は寄せられなかったよ。
触手といっても、ウニのトゲに近いか。
これなら、地上だろうが空からだろうが、近づいてくる不審な物体を片っぱしからスパスパッ! たのもしいぞ。
【こんな交差点作るから、渋滞するんじゃ!!】(チョックリー齋藤君)
ぜんぶT字路、しかもバラバラなタイミングで信号が動いてようものなら、イライラはつのるばかり。
口調から想像するに、T字路の間隔は10メートルないだろう。
【「あんな、そこシャッと行ってな、どんつき曲がってピャッと行ってな……」大阪のオバチャンの道案内を言われたとおりに地図にした】
(DA☆君)
オバチャン、ほかのこと考えながらしゃべってないか? 同じこと5回くりかえしてるじゃん!
しかし オノマトペの語彙が超豊富なので、聞いてるときは気づかなかったのだろう。
道路工事のおっちゃんも こんなノリで作ってて、じつはこの地図が正解だったりしてね。
【いきあたりばったりで田んぼのオーナー制度始めたからなんか真ん中行きづらい】(茨城・藤のの乃くん)
昔ながらの棚田は 行き来が不便で形もいびつなんだけど、それが風情となって観光名所になってるところもある。
そのいっぽう、きっとココは平地なんだろな。問題図の外側もどうなってるか、全体を見てみたい。
そして、なんと斬新なビジネスプラン。もともと米を育ててる田んぼを使うのが オーナー制度なんだろうけど、申しこみを受けてから開墾を始めるのか!
【勇者どもよ、どこからでも攻めて来い。ダンジョンはアミダクジ、と見せかけた無限地獄じゃー!】(地中海刑事君)
分岐があったら かならず曲がる、というシバリのあるダンジョンか。
このくらいの小細工で意気揚々としてるあたり、せいぜい小ボスクラスだろう。そういや自分はどうやって外に出るん?
色あせるわけは
直線だけ、しかも向きがふぞろいということもあって、食べものの回答は作りづらかった。
挑戦者を賞賛したい。
【アイスクリームは溶けやすい外側からすくうと食べやすい】(ryu君)
カップアイスは丸形が主流だけど、あえて四角くしてカドを溶けやすくしたのか。
理にかなった考えかたではある。食いしんぼうが 早くたべたくて しようがないだけにも見えるけどね。
【ますのすし買ったけど、弁当箱が四角いと端の方が喰いづらいな・・・】(チョックリー齋藤君)
入れものに しきつめて作るたべもの、なるほどよく思いついた。
外側の三角・四角は、笹の葉とも、敷きつめられた ますの身ともとらえられるね。
押し寿司はとくにぎっしり詰まってるから、割りばしじゃカドの ごはんつぶをとりにくい。
なるほど、
オリジナルの弁当箱が丸い
のはそんな理由もあったのか…ってながめてたら、下のほうに四角いのもあるじゃん!
食べものの回答はここまで。今回は短めだったよ。
次は、身のまわりの道具とした回答だ。たくさんの板が ぐるりと重なっている構造といえば。
【シャッターに収めようとしている雪景色】(トミーQ君)
デジカメのシャッターもこの形をしてるのかは分からないけど、スマホのカメラ画面で「シャッター」を目にする機会は逆に増えてるね。
「シャッターにおさめる」という表現は、一般動詞としてずっと使われていくのだろう。
景色 にあたる部分は問題図の1/3ほどなんだけど、しっかり色を意識して回答を作ってくれた。
【カメラのレンズが白内障】(藤のの乃くん)
トミーQ君が被写体を白くしたのに対して、藤のの乃くんはカメラそのものの色とした。
曇ってしまったレンズに対して、うまい単語をみつけてくれた。
さては手入れをサボったな。スマホカメラでも かなりの画質になってきている今、それでもカメラのレンズを買う人は 手入れを怠ることはないだろうね。
【羽生善治名人の使う駒は、まるで人のように生き生きしています】(風上和稀君)
人のようだけど、1本おおいところがポイントだ。思いもよらない動きがくりだされるのだろう。
才能と練習の積み重ねで、この見えない手足が増えていくのだろう。
五角形のものって意外と少ない。生徒諸君の苦心のあとが見てとれる回答が多かったよ。
それでいて、回答のレベルはきっちりキープしてくれた。さすがである。
【会社の面接:「ネクタイの結び方が解らなくなりました。」『お引き取り下さい』】
(チョックリー齋藤君)
極度の緊張状態では思いもよらないことが起こるものだ。
普通にシャツを着てネクタイをむすぶと、結び目は五角形に見える。問題図も五角形なんだが、結び目のかたちも、シャツまわりもなんだかおかしい。
なに気にすることはない、スーツを着るような職業に向いてなかっただけだよ。
【メビウスの輪は潰しました】(後野まつりくん)
メビウスの輪は半分だけひねることがおおいけど、ひねりまくった。
さわってるうちに仕組みがわかんなくなってきて、ついにロードローラー発動となってしまったか。気持ちは分かるけどね。
Tの字状の道具を使った回答も今回は少なかった。
文字など、より直線を生かせるモチーフを採用した生徒が多かったようだ。
【タケコプター多重事故現場】(AOKI君)
同じ道具がたくさんつながる、ということは通常起こらない。起きたとすると、それはいっぱんに事故と呼ぶ。
ごく近い将来に現実になりそう、というか、多重ではないにせよ すでに世界のあちこちでガッチャンガッチャン起きてるんじゃないだろうか。
さいきん あちこちで飛んでるヤツは プロペラを4つほどもっているものが多いけど、改良ですくなくなっていくのだろう。やがて単プロペラのものが現れるかもしれない。
こだわりのマイホーム
ぶっそうな話から離れて、今回の授業のラストにいこう。
モチーフはつぎつぎ変身していくよ。
【蜘蛛の巣製作中】(日長石君)
どうも今回は、いつにも増してぶきっちょな登場人物が多いぞ。地図しかり、ネクタイしかり。
このルートでも いずれ見なれたクモの巣に落ち着きそうだけど、ずいぶん遠まわりしてないか?
自分が作った巣で、アミダ地獄におちいらないことを願うばかりだ。
【台風一家】(加藤邦迦君)
建物を横から見ている と考えると、屋根のつきかたがおかしいし、そもそも180度ひっくりかえってる。
そこで、ひさしの付きかたをヒントにしたのだろう、家が回転していると考えた。なんという飛躍。
ものすごい勢いで回転しているはずだけど、最新の気象衛星がバッチリ姿をとらえた。
【ボツ籠になったのか】(後野まつりくん)
線が4本だと、この回答は出なかったかもしれないね。
もっと線が多くなっていくと よりカゴっぽく見えるけど、5本でよく見いだした。
見かけは和風でも、その機能は ボツ箱 とおなじ。生徒諸君もせいぜい気をつけてくれたまえ。
【邪魔扱いされて和室の床に転がされる優勝ペナント】(ryu君)
三角形もふたつあるので、思いつきやすかったかな。
ドルードル学園にかぎらず、こういった場では不遇なあつかいをうけるのが旅行ペナントの常…なに、優勝ペナントだと?
ペナントっていうだけで、その扱いがすりこまれてしまってるじゃないか。早いとこ賞品をトロフィーやカップに変えよう!
【新機軸の畳発売! 4畳半が6畳間に! 真ん中を掘りごたつにするオプションもあるよ!】(地中海刑事君)
シャッターやペナントは重なりあっているという構図だけど、地中海刑事君は 敷きつめている物を変形させる力技に出た。
局長もむかし4畳半の部屋にいたことがあったんだけど、この手があったか! 6畳間になったからといって、じまんにはならないけどね。
じまんといえば、このオプションも たいそう胸張って説明してくれたけど、この形じゃ コタツをすこし動かしただけで足が転落、大惨事になりそ。
ふたたび重なりあっている回答にもどって、
【かつてムー大陸のあった地盤プレートです。沈没して飲み込まれるのは必然だったのですね】(地中海刑事君)
ぐんとスケールが大きくなった。
プレートを使った回答は以前からしばしばあるけど、震災からのち、メディアで見る機会もおおくなったね。
まわりがぜんぶ沈みこんでいく、いわば星のなかにあるブラックホール。伝説になるのもうなずける。
伝説となるかどうかは分からないけれど、今回の栄えあるトップ賞だ。
◆◆◆ トップ賞 ◆◆◆
【トゲゾーをギリギリ飛び越えるマリオ】
(神奈川・DA☆君)
問題図の上下を別のモチーフにしている回答がまず少なかった。
さらに、重なっているとする回答が大勢をしめるなか、両者が ほんのちょっとだけ はなれてる、という見方も目立った。
このシーンを有名なキャラクターで表現したのがまたうまかったね。
DA☆君のトップ賞は、実に4年ぶり。
なぜこれだけ間があいたかというと、これでトップ賞が7回目、獲得が単独1位になるからなのだ。
トップ賞のハードルが上がるなか、回答を重ねてきて今回の獲得に至った。おめでとう!
おまけアンケート「12年前とくらべて自分はどうなった?」
1年ほどまえ、加藤邦迦君から提案のあったテーマだ。
十二支ひとまわりって、生徒諸君によって感じる長さが結構ちがうんじゃないかな。
まずは、
「たぶん、何も変わってないです・・・」(風上和稀君)
「ほぼ成長せず・・」(日長石君)
安定してる、と安易に判断できるかどうかはわからないけれど、
このまま 次の ひつじ年までキープしつづけることは なかなかできないよ。
つづけることをすすめてるわけじゃないけどね。
「職変えた以外あんまり変わってない気がする」(DA☆君)
いやいや、じゅうぶん変わってることにはいるって!
局長のばあいは、会社の名前が2回変わったよ。やってることは変わってないけどね。
「「冷え性になった」冷え性の人の感覚なんて全く分からなかったのに、ここ数年で膝から下がやたら冷えるようになりました。アラフィフになると経年劣化が激しいです」(ヤッチ君)
局長は無縁と思ってたのであまり知識がなかったんだけど、冷え性ってだんだん でてくることもあるんだ。
体験談はよく耳にしているので、気をつけねば。対策してることがあったら教えてね。
「髪の毛が細くなりました。小学生の頃は「針金」とからかわれてた程でした。横分けできるクラスメートが凄く羨ましかったです」(トミーQ君)
ということは、いまは横分けできるようになったわけだね。
そんなに髪が硬かったんだ。切ってもらうときに特別料金なんてとられなかったよね!?
局長は、髪の質も量も子どものころから変わってない…つもり。きっと。たぶん。
局長の体調面では もうひとつ、いまは週一ジョギングを欠かさないので、全体的な体力は 以前よりも上がってるはず。
ペースは超ゆっくり、気温や体調に合わせてコースの長さも変えたりと気ままにしているので、長続きできてるよ。
「12年前の自分は中学生ですね。もちろん身体は成長しましたが、精神的にはあまり変わっていないような気も。今でもasian kung-fu generationが好きだったり、音楽の好みも変わってないですね。ただ、当時から好きだったNARUTOはこの前完結してしまいましたけれど。当時はまだ携帯電話もパソコンも持っていなくて、自分がこんなにインターネットをするようになるとは想像できなかったですね」(ryu君)
自分じゃ気づかない内面の変化も、きっとあるはず。こっぱずかしくて、まわりの人に聞いてまわるわけにもいかないけどね。
前回のカラオケと通じるものもあるけど、音楽の好みは いちばん多く聞いてた頃のジャンルを そのままつづけることはよくわかる。
「性格は幼稚になり、体や顔つきだけが老けたorz」(チョックリー齋藤君)
「老化はしても成長はしてません」(後野まつりくん)
「残念具合が増した」(藤のの乃くん)
いやいや、自分にたいしてはきびしく見がちなだけに、単語はネガティブなのを使ってしまうけど、
経験値をかさねて、人間味の厚みは 確実に増してるんじゃないかな。
「バツ一になりました。以来、失恋が怖くなりました」(地中海刑事君)
プロフィールにも書いてるように、局長も同士なのだ。
局長の立場で書くけれども、いい回答をねられる環境になれるよう願うばかりだ。
いっぽう、こういう生徒も。
「80代以上の女性に超モテモテな男に成長しましたよフフン」(流言君)
なんだいマンザラでもなさそうじゃないかフフン。
流言君のような職についている生徒諸君はほかにもいて、本当頭が下がる思いだ。
たいへんなしごとをしてる中で こう受け止められるのはすばらしい。
これを機会に、12年後の目標を たててみるのもいいかもね。
ドルードル学園でいうと、第200回いってるかどうか?…うーむギリギリだねぇ。期待しててくれ。
今回の授業はこれまで!
[
一覧
]
[
←第129回
]
[
第131回→
]
[
ドルードル学園
]