かなだのひとりごと
間違ってること書いてたら指摘してねん
運転手
1999/06/29 02:41
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さっき、缶ビールを買いにいったら、タクシーの運ちゃんが迷子になっ
ていた。
彼はタクシーから外に出て、ガードレールにもたれて呆然としていた。
自動販売機から落ちてきたばかりのビールをうっかり開封してしまって、
まるでカタツムリのように地面を筋状に濡らしながら歩いてきた僕を
彼がよびとめ、道を聞いてきた。
無線機くらいあるだろうに、と思ったが、きっと本部に「迷子になりま
した」とは言えないのだろう。僕が運転手だったとしてもきっと嫌だと
思う。
「あの坂を越えたらサンシャインから高速に乗れますかね?」
「いや、あれは池袋の西口方面にでるんですよ」
「あ、じゃ、あそこをまっすぐいくと六つ又に出られるんですね」
「いや、六つ又は東口、そこの下側をいったすぐのところですよ」
「え、じゃこっちまっすぐいくとサンシャインかな?」
「あ、いや、サンシャインはこっち曲がっていったところですよ」
彼は、六つ又と池袋駅とサンシャインの位置関係を全く分かっていない
のか、自分がどこにいるのか分からないのかのどちらかのようだった。
ちなみに「両方」というのが僕の見解だ。
最近はタクシー運転手のなり手が少ないらしい。不景気の為、給料が求
人広告に出ているほど出ない事や、年々国家試験が難しくなっている
事などが原因なのだそうだ。そのせいか、最近タクシーに乗ると、「い
や、私乗り始めてすぐなんですよ」という方が結構多い。
この間乗せてもらった運転手は、会社でリストラに遭い、40は過ぎてい
るだろうにがんばって国家資格を取得して運転手に転職したのだそうだ。
今まで車など殆ど乗らなかった上に、田舎から出てきたばっかりなので
土地勘がない。そう言っていた。
ひょっとしたら彼もそういった略歴を持っているのかもしれない。
道を聞かれたあとに、昔の吉田戦車のマンガを思い出した。
警官が額に汗をかきながら、「おまわりさんだって人間だい、おまわり
さんは機械じゃないんだ」と言って近所の子供に道を尋ねる、というネ
タだ。
当時はバブル真っ盛りで、おそらく警官のなり手だって不足はなかった
だろう。道を聞く警官なんてどこにも居なかったに違いない。
あれから10年しか経っていないのに、今や警官に道をたずねられても
不思議ではない時代になってしまったのだ。
キムチ続報
1999/06/23 04:39
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さて、随分前に書いたキムチの作り方だが、もうほとんど食ってしまっ
たので続報を書く事にする。
最初にあれを書いた時、と同時にキムチを作った時はかなり酔っ払って
いたことをご理解いただきたい。
まず、塩大さじ山盛り2杯。これはいくらなんでも多すぎる。実際こん
なに入れなかった。本当は、塩を少しづつ入れていって、クタクタに
ならなければさらに足す、という程度だ。大さじスリキリ1杯くらいだ
ろうか。
しかも、その作り方でもかなりしょっぱく仕上ったので、まず素材を
塩で漬けて、あとで水洗いするくらいが丁度いいのかもしれない。
次に唐辛子。これもちょっとオオゲサで実際にはスリキリ山盛り2杯
を入れたくらいなのだが、これも多すぎる。
というより、カイエンヌペパーをキムチに使うものじゃないというの
を再認識。キムチを作るにはカイエンヌペパーは少々辛過ぎる。
かといって少量だと色もろくにつかないので、やはりここは韓国食材
屋さんに行って韓国産の唐辛子を手に入れるべきだ。
ニンニク、ショウガはまあこんなもので良かった。イカの塩辛もいいだ
ろう。
問題は、もっと根本的なところにあった。
「キャベツはキムチには向かない」
という事である。まず、キャベツは白菜に比べて水分が少ないので、
想像以上に濃い味に仕上ってしまう。韓国の唐辛子漬けを思い出して
みると、大根、きゅうり、白菜など水気の多いものばかりだ。キャベツ
はどうもキムチに向かないらしい。
さらに、なぜかキャベツはキムチにすると、キャベツの持っている独特
の土臭さというか、ざらざらした味がさらに強調される。前の独り言
を読んでキャベツのキムチを作りたくなった人には申し訳ないが、キム
チは白菜で作った方が無難だろう。
次は本格的に白菜で作ろうと思うのだが、その時こそはご飯が何杯でも
いけるような、良い感じの味に仕上げたいと思う。
現在韓国のキムチの作り方を勉強中だ。どうも唐辛子やらなんやらを
混ぜて作るだけではなさそうだ。そのあたりは追って書く事にしよう。
発泡酒続報
1999/04/28 04:35
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以前、「麒麟淡麗」がまずかったという話を書いたが、呑み直して
みるとそうでもなかった。しかし、特筆するほどまずい訳ではなかっ
た、というだけのことで、やはりあまり美味しくない。
私は、価格の為に味を犠牲にした発泡酒というジャンルの酒がどうも
好きではなかった。安く上げる為に品質を落とすなんてもっての他だ、
という理由でである。
しかし、それはかなり偏屈な考えであるという事に最近気づいてきた。
良く考えてみれば、私も缶コーヒーは日常的に飲むし、カップラーメン
を食べる事もある。発泡酒を呑まないのは勝手だが、なにも存在自体を
否定しなくてもいいだろうと思うようになってきたのだ。
よく考えてみれば、私は安作りだという理由だけで殆ど発泡酒というも
のを呑んだ事がない。そこで、麒麟淡麗を含めて幾つかの(いわゆる価
格本位の)発泡酒を買ってきた。
麒麟淡麗(キリン)、ブロイ(サッポロ)、麦の薫り(サントリー)の3品目
だ。HOPSは今回は見送った。
麒麟淡麗はあまり特筆するべき特徴はなかった。要するに「淡麗」と
いうにふさわしい薄い味で、ちょっと酸味がきつい。
ブロイはちょっと味が個性的だ。私は好きではないが、薄いよりはいい。
やはり独特の酸味があって少し(発泡酒にしては)苦い感じだ。
驚いたのは麦の薫りだ。これはかなりうまい。他の2品目に比べて価格
が500ml缶で50円ほど高いが(それでも普通のビールよりは安い)、味、
香り共にかなりしっかりしている。
50円高いのだからそれだけしっかり作ってあるのだろうが、ここまで
しっかりしているとは思わなかった。
私はサントリーのモルツは独特の臭みがあって好きではなかったのだ
が、これを呑んでサントリーという会社を大分見直した。
やはり呑まず嫌いは良くないのだ。
これ以上文字で味についてとやかく言うのは無意味だと思うのでもう
止めにするが、ビールの好きな方は試してみるといいかもしれない。
本気でお金が無い時は麦の薫りにしようと思った。
キムチ
1999/04/07 03:04
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知ってるか知らないか知らないけど、僕はかなりの辛いものフェチだ。
たまたま入ったカレー屋とかで、
1倍、中辛
5倍、大辛
10倍、激辛
20倍、極辛
50倍、爆辛
100倍、獄辛
500倍、死辛
なんて表示を見ようものなら即座に「しにからちょーだいー。700倍くらいにしといてー」って言ってし
まうくらい辛い物が好きだ。
よく「そんなに辛くして味分かるのか?」と言われるが、不思議と少々辛くても味は分かるものだ。
もちろんタバスコとか、豆板醤とかああいう味や風味のエグい物を混ぜて辛くしたもの(激辛ラーメン
と称したものに多い)なんかは別だけれども。
僕も昔は食物に辛みを付けるのに何にでもタバスコや豆板醤を入れていたが、さすがに合う合わな
いがあるので最近は色々使い分けている。一番便利なのがカイエンヌペパー(唐辛子の細粉末)だ。
こいつはあまりクセがないので何にでも合う。
そういえば、「プログラマは辛い物が好き説」というのが実(まこと)しやかに囁かれていた時期があっ
た。多分それは本当であろう。僕が若き頃(今も若造だが)修行させて頂いた会社でも、お昼は皆で
(辛い)カレーという事が少なくなかった。
、と、辛いものの話を始めると止まらないのでとりあえずこの位にしておこう。
なぜ辛いものの話を枕にしてタイトルがキムチなのかと言うと、今日仕事が終わったあと晩飯(韓国
風油うどん1杯、チゲラーメン1杯)を食っていて、冷蔵庫を覗くとキャベツが古くなりかけていたのだ。
僕はすぐキャベツを駄目にする質なので、キャベツが余るとたいてい、普段僕が「偽ザウァークラウト」
と呼んでいるキャベツの塩もみに酢とコショウを振っただけの漬物を作るのだが、ふと見るとカイエン
ヌペパーが買ったばかりで大量にある。ニンニクも余っている。唐辛子とニンニクがあって普通の漬物
を作るわけにはいかないだろう。というわけでキムチを作る事にした。
まずキャベツをよく洗って塩もみする。これは簡単。塩は大さじ山盛り2くらい。
次にカイエンヌペパーの瓶の中ブタを取ってドパドパ入れる。だいたい大さじ山盛り2杯くらい。
さらにニンニクを4かけくらいオロシ金ですっていれる。
うーーーーーーん、これだけでもかなり強烈な匂いがしてきた。
しかし、実はこれだけでは全然足りないのだ。
まずキムチなのにショウガがない(入れない家庭もあるらしいが)。ニラもない。コンブも入れる。
アミ(小魚)も入れる。イカ)も入れる。牡蠣やリンゴを入れるところだってある。
仕方がないのでコンビニに出掛ける。イカ、ニラ、コンブなんてものはもちろんないので、
チューブ入りのショウガ、イカの塩辛、鰹節を買ってきた。
まずイカの塩辛を包丁でぶつ切り(というか微塵切り)にする。次にショウガと鰹節を混ぜ、味見して
キムチ予備軍にまぜる。これでいいだろう。
1週間くらい寝かせる予定なので、また1週間後にリサーチするとして、今日はとりあえず、寝る。
今日のところのレシピ(かなり適当)
キャベツ 1/4個 ざく切りにする
塩 大さじ2杯
唐辛子(細粉末状のもの) 大さじ山盛2杯〜
にんにく 半個(4〜5かけ) すりおろしておく
ショウガ 1かけ
イカの塩辛 適量
鰹節 適量
マーマレードか砂糖 甘みが足りなかったら入れる予定
とりあえず久々の更新。おやすみ。
ピルについて
1999/03/05 02:02
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ピルが承認されるらしい。俺はどっちかって言うとピル承認は反対
だったんだが、承認されるならされるで構わないとは思う。エイズ
などの性感染症が増える可能性があるのが心配なだけだ。国も求め
ていた人々もそれは覚悟なのだろうから。
ただ笑えたのがマスコミの批評である。「アメリカは1960年代にピル
を承認した。日本は9年もかけてようやく承認した。時代遅れも甚だ
しい」だそうである。
いつも今の物差しで昔を語るのがマスコミの悪い癖なのだが、これは
かなり噴飯物に値する。
ピルが承認された1960年代には、ピルの危険性も現在ほど判っていな
かったし、HIVなんてまだ出現していなかったのだ。
まあピルが危険かどうかとか、環境ホルモンかどうかなんて話は置い
ておいて、要するにその辺の、後々具現化する現象に付いて一切の考
慮なくアメリカはピルを承認したわけである。
なんで日本が承認に9年もかかったかってそりゃ、HIVが承認中にポン
と出てきたからなのだから、HIVなんて問題になってなかった呑気な
時代に承認したアメリカと一緒にするのはおかしいんではないだろう
か?
根本的な治療法がまだ見つかっておらず、現在の所増える一方HIV
感染者の数が、ピル承認によってより一層増加することは、おそらく
間違いないのであるから、承認にはじっくり時間をかけるべきなので
あろう。
ピル自体に強烈な毒性でも見出せない限り、一旦承認したものは取り
消すのはまず不可能であるのだから、なおさらであることは言うまで
もない。多分「HIV感染者が急増したのでやっぱりピルは禁止とします」
では効かないだろうし。
ワイドショーによると厚生省の記者会見で、「9年というのは長すぎ
ませんか?」との質問に「妥当な時間だと思う」と答えたところ外国
人記者の間から失笑が漏れたらしい。もちろんそのワイドショーのキャ
スターはそれを引用して日本の後進国ぶりを嘆いて見せたわけである
が、もっと胸張っていいと思いますよ、厚生省の職員さん。
もっと笑ったのが、「先進国でピルを承認していなかったのは日本だ
けなので、これでようやく先進国の仲間入りということになる」という
もの。日本の西洋かぶれを絵に描いたような意見だ。
そもそも先進国のやってる事はなんでも真似しないと気が済まないと
いう時点でなんだか間抜けだ。自国の判断で9年かけたのだから胸を
張ってりゃいいのだ。
誰もロシアの経済やアメリカの治安維持体制を真似しようとは思わない
と思うけど、HIV感染者が恐ろしい勢いで増えている国の避妊法を取
り入れて「これでやっと先進国」と安心している神経が判らない。
そんな事いったら日本は先進国の中で唯一他国との交戦権を認めてい
ない国なのだが、これは承認を急がなくていいのか?いや、急いで
欲しくはないけど。
そして極めつけが「バイアグラはすぐ承認したくせに、なぜピルに9年
もかけたのか?」というもの。
あのねえ、そりゃ両方とも性交渉に関わる薬剤ではあるけれども、方や
バイアグラは性的不能という立派な「病気」の「患者」に処方するため
のものであるのに対してピルは主に避妊目的の薬剤でしょうに。ピル
がどうしても必要な「患者」がいますか?(月経困難症用のピルは既に
承認されています)。避妊法としてはピルよりも確実なコンドームがあ
るのだから、「どうしても」必要な人はいないはずです(女性の避妊選
択の自由の為、という意見は解りますけど)。なんでその2つをごっちゃ
にするんでしょう、マスコミの連中は。
あと、なぜかバイアグラとピルを並べて批判してる連中が忘れてるのが、
「ピルはHIV感染者の拡大などを恐れて承認を見送った結果、承認が
遅れた」という事実。バイアグラとHIV感染者拡大とは直接因果関係
はないでしょうに。その辺は、厚生省がきちんと発表しているはずな
のだが、それの上で「なぜバイアグラはすぐ承認して。。。」と批判する
のは、人の話を聞いていないとしか思えない。
とにかく、万一ピル処方解禁後急激にHIV感染者の数が増えたとしても、
「厚生省は十分な審議を行ったのか?」なんて批判は絶っっっ対に
しないで下さいね、マスコミの皆さん。
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