三鷹市民プラン21会議
第10分科会「地域のまちづくり」
:地域通貨の提案:
◆市民参加の新しいデザイン’地域通貨『みたか』◆
“地域のことを、地域で考える仕組作り”
(地域通貨の提案)
○21世紀の「まちづくり」に求められるものとは?
●市民の活力を生かしていくのが、市と市民にとっても良い方途と思う。(行政)
●各町の組織も、新たな担い手、新たな活動を求めている。 (既存の住民組織)
●出来るなら参加したいと思っている。でも「よく分からないし面倒?」(市民)
○情報技術の進展に伴い、地域組織と住民、また行政と住民が、単なる「地縁型」や「陳情型」ではない「ネットワーキング型」
で、ゆるやかに創造的に関わっていく協働関係が求められています。
○これから生れる、市と住民組織と個々の市民間の協働関係の中で、多様な需要と供給を、具体的にマッチングさせ、人と人の
新たな交流を生み、また流通させることで、地域の再生とその活性化を図る。
今、そのための”市民参加の新しいデザイン”が求められています。
○地域通貨『みたか』を提言します。まずは、み”んなで、た”のしく、か”かわりあうことから始めましょう!
これによって、環境、福祉、地域産業、コミュニティー、教育、文化、防災等における、市民の自発的・主体的参加が望めるだけ
でなく、個々の市民による分散的な活動を支援することにも繋がります。自主的な市民参加を支え、地域の潜在的な 能力を掘り
起こすための具体的な仕組「三鷹市民による三鷹市民のためのお金」となります。
○地域通貨『みたか』とは、上記のように特定の目的を持って活動を行おうとする市民グループが採用する交換リング方式
●(※付属資料)の地域通貨の“総称”となります。
○地域通貨『みたか』はコンタクト&コーディネート&ケア(仮称)●MCCCセンターを設け、市との協働事業として、各リング
をサポートし、ネットワーク化させていきます。 ※Contact(交流) Coordinate(調整) Care(支援)
○三鷹の未来を考える時、子ども達の力や発想にも期待します。それらを積極的に引きだし、地域に活かしていくためにも有効な
手だてであり、『みたか』は、全ての三鷹市民が使えるようにします。
○お金のかからないお金の仕組・地域の「お金」です。地域のアイデンティティづくりや、新たなまちおこし、活発な市民交流を
目指すものとして、各住民協議会が、今後、導入について自主的に研究に入ることを検討します。
2000 10/28
三鷹市民プラン21会議では
他の分科会、第4分科会「安心できる生活」と第5分科会「都市の活性化」からも
独自の地域通貨の提言が出ています。
上の文は、第10分科会「地域のまちづくり」から提出された11の提言項目のうち
地域通貨に関する提言本文となります。
・・・そして、第10分科会は地域通貨の付属資料として下記のものを提出しました・・・
●第10分科会 地域通貨提言補遺(付属資料文)
●まちづくリング通帳 ●まちづくリング振出券 ●こたか紙幣
●MCCCイメージ図
メール:simamura@tt.rim.or.jp