2025年6月30日(月)
- 北海道
- 国立アイヌ民族博物館の佐々木史郎館長の後任に、野本正博氏。同館館長にアイヌ民族が就くのは初。[北海道新聞]
- トルコ
- ムーラ県(Muğla il)カヴァクルデレ郡(Kavaklıdere)の古代カリア都市ヒュラリマ(ὙλλΥριμα;Hyllarima)で、古代のアゴラを発掘。[Arkeonews]
2025年6月29日(日)
- オランダ
- ホーフ・ビュールロー(Hoog Buurlo)で、ローマ帝国の北の国境よりも北側に、ローマの軍事キャンプ跡。[LiveScience]
- エジプト
- アスワン(Aswan)のクベット・エル・ハワ遺跡(Qubbet el-Hawa)で、古王国時代の墓。中王国時代に再利用。[Ahram Online]
▼クベット・エル・ハワ遺跡関連記事→2022年11月19日
2025年6月28日(土)
- 千葉県
- 市原市・郡本遺跡群(こおりもといせきぐん)で、「市原厨」と墨書された土器。市原郡衙に関連する施設との関係を裏付け。[千葉日報]
- イタリア
- ナポリ県(Città metropolitana di Napoli)バーコリ自治体(Bacoli)沖のポルトゥス・ユリウス遺跡(Portus Iulius)で、ローマ時代の防波堤。建築部材の大理石を転用。[Greek Reporter]
2025年6月27日(金)
- 沖縄県
- 石垣市・外山田地区で、風葬墓とみられる岩陰。13〜17世紀の中森式土器や、複数の人骨。石垣市教育委員会の調査。[沖縄タイムス]
- 中国
- 六安(Lu'an)で出土した秦〜前漢前期・紀元前221年〜前141年の蟠螭文鏡(Panchi mirror)40面について、学際的な方法で銘文・様式・金属学的な特徴により編年。戦国時代の楚の影響が色濃く高鉛低錫で鉛産地の利用期間が短いものと、漢鏡の伝統を示す低鉛高錫で多様な鉛産地を利用したものの2種がある。その転換点は武帝代ではなく、文帝(前180〜前157年)、景帝(前157〜前141年)のころ。
▶ Zhe Luo, Ruiliang Liu, A.M. Pollard, Zhengyao Jin, Li Liu, Yan Gu, Yuan Xu, Ruitong Guo, Fang Huang, Anchuan Fan (2025) High-precision chronology and scientific analysis of Panchi mirrors reveal the state policy impact in early Imperial China. Journal of Archaeological Science, Volume 180, August 2025, 106310. - イスラエル
- クファル・サバ(Kfar Saba)のヒルバト・イブレイカ遺跡(Khirbat Ibreika)で、ローマ時代・1〜2世紀の墓から青銅製の円板4個。ライオンの顔を立体的に表す。銅環とともに木棺につけて取っ手とした。[The Times of Israel]
2025年6月26日(木)
- 京都府
- 向日市・長岡宮跡(ながおかきゅうあと)で古墳2基の痕跡。宮を作るために壊されたとみられる。公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センターの調査。6/28現地説明会。[朝日新聞]
▼長岡宮跡関連記事→2025年6月20日 - 韓国
- 京畿道 金浦市 大串面・新雁里遺跡(신안리유적:シナンニいせき:第5次調査)で、新石器時代・5000年前の集落。全国最大の新石器遺跡。[聯合ニュース]
▼新雁里遺跡関連記事→2024年5月8日 - グアム米領グアム<
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- グアム島(Guam)のリティディアン・ビーチ洞窟遺跡(Ritidian Beach Cave)で出土した3500年前〜3100年前の赤スリップ土器に、イネの植物遺体を確認。[Sci-News.com]
▶ Mike T. Carson, Weiwei Wang, Xiujia Huan, Siqi Dong, Hsiao-chun Hung, and Zhenhua Deng (2025) Earliest evidence of rice cultivation in Remote Oceania: Ritual use by the first islanders in the Marianas 3500 years ago. Science Advances, Vol 11, Issue 26.
▼リティディアン・ビーチ洞窟遺跡関連記事→2020年12月28日 - グアム島(Guam)のリティディアン・ビーチ洞窟遺跡(Ritidian Beach Cave)で出土した3500年前〜3100年前の赤スリップ土器に、イネの植物遺体を確認。[Sci-News.com]
- トルコ
- メルスィン県(Mersin il)のユムクテペ・ホユク遺跡(Yumuktepe Höyük)で、前期青銅器時代・前3000年〜前2000年の馬蹄形のかまどや穀物貯蔵穴、農業活動の痕跡など。また、中世・11〜12世紀の廃棄土坑も。1050〜1250年の日干し煉瓦積み建築。[Anatolian Archaeology]
▼ユムクテペ・ホユク遺跡関連記事→2024年9月30日 - カザフスタン
- アルマトイ州(Алматы облысы;Almaty)ウイグル地区(Uyghur)トギズブラク村(Togyzbulak)の埋葬遺跡トギズブラク1、トギズブラク2から、スキタイ時代・紀元前3〜4世紀のサカ族の埋葬。権力を象徴するライオンを表わした指輪出土。[The Times of Central Asia]
- ポーランド
- オブワゾヴァ洞窟(Jaskinia w Obłazowej;Obłazowa Cave)で40年前に出土した後期旧石器時代・40000年前のマンモスの牙製品はヨーロッパ最古のブーメラン。[LiveScience]
▶ Sahra Talamo, Nicole Casaccia, Michael P. Richards, Lukas Wacker, Laura Tassoni, Adam Nadachowski, Anna Kraszewska, Magda Kowal, Jakub Skłucki, Christopher Barrington, Monica Kelly, Frankie Tait, Mia Williams, Carla Figus, Antonino Vazzana, Ginevra Di Bernardo, Matteo Romandini, Giovanni Di Domenico, Stefano Benazzi, Cristina Malegori, Giorgia Sciutto, Paolo Oliveri, Jean-Jacques Hublin, Mateja Hajdinjak, Pontus Skoglund, Andrea Picin, Paweł Valde-Nowak (2025) Boomerang and bones: Refining the chronology of the Early Upper Paleolithic at Obłazowa Cave, Poland. PLOS ONE, 20(6): e0324911.
2025年6月25日(水)
- 京都市
- 上京区・平安宮跡で、10世紀の火災で内裏が焼失した後に行った整地の跡。[産経新聞]
- 韓国
- 慶尚北道 慶州市・チョクセム44号墳(쪽샘 44호 무덤)で、主体部は積石木槨墓。積石内に木柱108本の痕跡。新羅王族の若い女性の墓。国立慶州文化遺産研究所の調査。[聯合ニュース]
▼チョクセム44号墳関連記事→2023年7月4日 - トルコ
- アイドゥン県(Aydın il)ゲルメンジク郡(Germencik)の古代都市マグネシア(Μαγνησία;Magnesia)で、2400年前の大理石を敷いた大規模なアゴラ。[Türkiye Today]
▼マグネシア関連記事→2023年9月2日 - ブルガリア
- スリヴェン州(Област Сливен;Oblast Sliven)のトゥイダ砦(Крепост Туида;Tuida)で、東ローマ皇帝ユスティヌス2世(Justinus II;在位565〜578年)の治世の金貨。トルコ、アンタキアのテウポリス(Theupolis)で打刻と推定。[The Sofia Globe]
▼トゥイダ砦関連記事→2019年12月20日 - エスワティニ
- Hlalakahle遺跡、Siphiso遺跡、Sibebe遺跡、Nkambeni遺跡で出土した、アフリカ中期石器時代(MSA)〜後期石器時代(LSA)のチャート製の石器を中性子放射化分析(neutron activation analysis;NAA)で追跡。緑色と赤色のチャートは、狩猟採集民によって20〜100kmを運ばれた。
▶ Gregor D. Bader, Christian Sommer, Jörg Linstädter, Dineo P. Masia, Matthias A. Blessing, Bob Forrester, Brandi L. MacDonald (2025) Decoding hunter-gatherer-knowledge and selective choice of lithic raw materials during the Middle and Later Stone Age in Eswatini. Journal of Archaeological Science, Volume 180, August 2025, 106302. - ペルー
- アンデス山中のカイヤチュロ遺跡(Kaillachuro)の墳丘墓について、新たな放射性炭素年代を提示。古期終末(Terminal Archaic)〜形成期前期(Early Formative Period)・5300年前〜3000年前の2000年間、墳墓への祭祀を継続し、遺跡が形成された。
▶ Luis Flores-Blanco and Mark Aldenderfer (2025) Kaillachuro: early monumental architecture of the Titicaca Basin, 5300-3000 BP. Antiquity, Volume 99, Issue 405, June 2025, pp. 689 - 707.
▼カイヤチュロ遺跡関連記事→2024年11月28日
2025年6月24日(火)
- 新潟県
- 新発田市・新発田城跡(しばたじょうあと)で、土橋門脇の土塁の構造と、塀の痕跡と考えられる石列を確認。新発田市の調査。6/28現地説明会。
▶ 新発田城跡(土橋門周辺)発掘調査の現地説明会を行います[新発田市]
▼新発田城跡関連記事→2024年10月3日 - 長野県
- 長野市・南宮遺跡(なんぐういせき)で、平安時代の集落跡から、8〜9世紀の青銅製の巡方と丸鞆。長野市埋蔵文化財センター6/24発表。[共同通信]
▼南宮遺跡関連記事→2000年5月17日 - 熊本市
- 熊本城天守閣前広場の地下から、石垣を構成する築石に相当するような巨大な石の層。熊本市6/24発表。[熊本日日新聞]
- 韓国
- 大邱市 北区・鳩岩洞古墳群(구암동 고분군:クアムドンこふんぐん)で最も大きい100・102号墳が盗掘により毀損される。新羅時代の古墳。[聯合ニュース]
▼鳩岩洞古墳群関連記事→2023年11月15日 - 北キプロス
- ガージマーウサ(Gazimağusa)=ファマグスタ(Famagusta)で、ヘレニズム時代・2000年前の墓。[Arkeonews]
- セルビア
- ツラク(Curak)の紀元前4千年紀の銅鉱山で、骨器出土。銅を多く含む土を掘ったことにより緑色に変色。年代測定や同位体分析により、紀元前4千年紀になっても銅生産は放棄されていなかったことを推定。
▶ Peter Thomas, Miljana Radivojević, Savo Derikonjić, Fabian Schapals, Jugoslav Pendić, Benjamin W. Roberts, Aleksandar Jablanović, Katja Kosczinski, Nikolas Heil, Miroslav Marić, Ernst Pernicka, Thilo Rehren and Thomas Stöllner (2025) Challenging the boom-and-bust models? The fourth millennium BC copper mine of Curak in south-west Serbia. Antiquity, Volume 99, Issue 406, pp. 935 - 955. - エジプト
- シャルキーヤ県(Sharqiya Governorate)のテル・エル・ファライン(Tell el-Fara'in)で、紀元前4世紀前半〜中ごろ古代都市エメト(Emet)の遺構。タワーハウスや食料貯蔵庫。石灰岩の神殿の床。日干し煉瓦の柱など。青銅製の楽器シストラム、ファイアンス製のシャブティ、ワニに乗るホルス神を描いた石碑など出土。[Egypt Today]
2025年6月22日(日)
- 授賞
- 青森県考古学会の第12回村越潔賞に、宇部則保氏。青森県東部の古代土器・集落の研究に尽力。[東奥日報]
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