Q&A
E30M3の不具合現象と原因をまとめたもの。
【始動できない】
<ECU異常>
- ECUの点火回路が壊れて火花が飛んでいない。
<水温センサ異常>
- 水温センサが壊れている。
- 水温センサの配線が断線している。
【アイドリング時に回転が不規則で異常振動があり、走行する時はトルク変動が激しい】
<点火コード異常>
- 点火コードにクラック等がありリークする為、正常な火花が飛ばない
【アイドリング時にハンチングする/アイドリング時の回転数が高い】
<アイドルコントロールバルブ用ドライブ回路異常>
- アイドルコントロールバルブのドライブ用トランジスタが故障している。
- アイドルコントロールバルブのドライブ用トランジスタのベース電圧が不足している。
- アイドルコントロールバルブが故障している可能性もある。
【始動時にA/F値が高い/低い】
<異常はない>
- ECUが、O2センサ(ラムダセンサ)の値で空燃比を制御し始めるまで時間が掛かる。(最大10分程度)
- この時間は、始動時のエンジン温度(水温センサ)などで大きく異なる。
【走行中にエンストする】
<燃料ポンプリレー異常>
- 当然、燃料がシリンダに噴射されないので、回転が止まる。
【加速感など調子が悪い】
<O2センサ異常>
- O2センサ(ラムダセンサ)が寿命で、空燃比を正しく制御できなかった。
【停止時アクセルを戻しても回転が落ちない】
<水温センサ異常>
- 水温センサーが故障(断線状態)すると、ガスが濃くなり回転数が下がらない。
【走行中に突然ギクシャクした動きとなり、吹き上がりが非常に悪いが、1分程で正常になる】
<水温センサ異常>
- 水温センサーが故障すると、ガスが濃くなりかぶり気味となる。(ある温度になると水温センサが断線状態となる)
- 断線状態の故障は、特定の温度の時に発生することが多いので、短期間で復帰する。
- 短絡状態の故障は、ガスが薄くなるが暖機が終わっていれば、回転に影響はない。
【渋滞で低速走行している時や信号で停止中に、エンストする/急加速した時、一瞬トルクが抜ける】
<オイルトラップ異常>
- 整備会社で、オイルトラップの異常が分かった。
【炎天下において、トルク変動が激しく、エンストする】
<ECU異常>
- ECUの定電圧(5V)回路不良でAirFlowの値が0%となり、ガスが薄くなって回転が止まる。
- ECUを交換して正常走行できたが、元のECUでAirFlow0%の状態が再現していないので、異常箇所は特定できていない。
<パージバルブ異常?>
- インターネットによる書き込みを参考に、念の為交換した。