府県の変遷

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版籍奉還から廃藩置県まで

廃藩置県後の第1次府県統合から整理分合を経て現在と同じ45府県(北海道と沖縄を除いて)となり,府県制が施行される1890(明治23)年までの府県の変遷を表にまとめました。

1871(明治4)年7月14日に断行された廃藩置県によって江戸時代以来の(ただし,が正式な呼称となったのは1869(明治2)年版籍奉還以降)が廃止され,それまでの明治政府の直轄地だけでなく全国に府県が設置されました。
ただ,この段階ではそれまでのに変えただけで,以前の藩がそうであったように全国に飛び地が散在して,お互いの境界も錯綜していました。これは,廃藩置県以前に旧幕府・旗本領(および廃藩置県以前に廃止された藩)に設置されていたについても同様です。
政府はそれらの整理を行っていましたが,1871(明治4)年11月に全国規模での府県の大統合が行われて75府県となり,これによって原則として国・郡を単位とする府県の一円統治が確立しました。「第1次府県統合」と呼んでおきます。

参照: 廃藩置県および第1次府県統合にかかわる太政官布告
参照: 明治4年太政官布告による府県の配列

その後も県庁の移転などの理由による県名の変更や,いくつかの府県の統合が行われましたが,1876(明治9)年4月18日8月21日の2度にわたって再び全国的な府県統合が行われて,府県は38にまで整理されました(1881:明治14年2月には堺県大阪府に編入されて37府県)。「第2次府県統合」と呼ぶことにします。

しかし,こうして統合された県ではそれぞれ盛んな復活・分県運動が行われ,その結果1888(明治21)年までに富山県,福井県,奈良県,鳥取県,徳島県,香川県,佐賀県,宮崎県の8つの県が復活して45府県となり,1890(明治23)年に公布された府県制の施行を経て現在に至るわけです。この際に復活しなかった県の中には,その後も活発な分県運動が行われた地域もあるのですが,これ以降現在に至るまで基本的に府県の領域と名称の変更はありません(いくつかの例外がありますが)。

ここでは,その第1次府県統合から府県制施行までの変遷をまとめてあります。
8地方区分(北海道,東北,関東,中部,近畿,中国,四国,九州)による地方ごとに表を分けてあります(ただし,北海道沖縄は対象外)。
下の地図の該当部分,または青字の部分を クリックしてください。

全国地図



「郡の変遷」

版籍奉還から廃藩置県まで

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2000. 8.14
2004. 8.24 改訂
ISIDA Satosi