2022年10月20日(木)
- 岩手県
- 花巻市・花巻城跡で、本丸御殿西棟の東辺部土台跡とみられる集石遺構。また、東棟は西棟より低く整地された場所に建物が建てられていた可能性。花巻市教育委員会の調査。10/29現地説明会。[岩手日日新聞]
- 秋田県
- 大館市・大館城跡(おおだてじょうあと)で、中世・16世紀後半の溝。浅利氏統治時代にあたる。大館市の調査。10/29現地説明会。[北鹿新聞]
▼大館城跡関連記事→2018年9月19日 - 福島県
- 福島市・窟沢B遺跡(くつざわBいせき)で、奈良時代後半ごろの掘立柱建物跡や竪穴建物跡。古代の東山道推定地に近接しており、公的施設との関連も。福島市振興公社文化財調査室の調査。10/22現地説明会。[福島民友新聞]
- 京都府
- 京丹後市・佐屋利遺跡(さやりいせき)で、平安時代〜鎌倉時代の館跡。石組井戸や中国製の白磁皿、中国の銭貨も確認。荘官の館の可能性。公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センターの調査。[NHK]
10/22現地説明会。
▶佐屋利遺跡現地説明会のご案内 [公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター]
▼佐屋利遺跡関連記事→2021年12月17日 - 韓国
- 全羅北道 長水郡 長渓面・三峰里古墳群(サムボンニこふんぐん)で、高麗時代の石室墓。青磁、銅鏡、かんざし、木製櫛など出土。また、加耶時代の石槨墓からは土器、耳飾、鏑矢が出土。[聯合ニュース]
▼三峰里古墳群関連記事→2013年2月19日 - 中国
- 山東省・大韓墓地(ターハンぼち;だいかんぼち;Dahan)で出土した青銅器17点、湖北省・蘇家壟(スージアロンぼち;そかろうぼち;Sujialong)の11点、楊家坪墓地(ヤンチアピンぼち;ようかひょうぼち;Yangjiaping)の1点について、遺存物を分析し、容器内に収められた食物を推定。敦(Dui)、豆(Dou)、簋(Gui)、鬲(Li)、簠(Fu)は食物容器と考えられているが、植物の兆候はない。大韓墓地の壺(Hu)、尊缶(Zunfou)はアルコール飲料に使用。楊家坪墓地のHoulouには果実酒がみられる。銘文や文献の研究により、青銅器は器種ごとに特定の供物に関連するとみられていたが、直接的な証拠は乏しかった。
cf. Yunan Zhang, Quanlong Dai, Yanchang Liu, Qin Fang, Xuchu Huang, Ji Zhang, Jianli Chen (2022) Lipid residue analysis of Chinese ritual bronzes: Methodological and archaeological implications. Journal of Archaeological Science, Volume 148, December 2022, 105684. [ScienceDirect] - イラク
- モスル(Mosul)郊外の古代ニネヴェ(Nineveh)のマシュキ門(Mashki Gate)で、岩に刻んだアッシリア(Assyria)のセンナケリブ王(Sennacherib)の治世・2700年前のレリーフを発見。マシュキ門はISによって2016年に破壊された。[BBC]
- 南レヴァント
- 東地中海の後期青銅器時代〜前期鉄器時代・紀元前2千年紀後半の鉛について、同位体比により検討。後期青銅器時代の南レヴァントの鉛のうち大半はすでにサルデーニャ島に由来であり、当時の鉛の流通は、エジプトやヒッタイトの影響圏を反映。このような鉛の流通は鉄器時代まで継続しており、初期フェニキア人の貿易に過度に結びつけることはできない。
cf. Omri Yagel, Erez Ben-Yosef (2022) Lead in the Levant during the Late Bronze and early Iron Ages. Journal of Archaeological Science: Reports, Volume 46, December 2022, 103649. [ScienceDirect] - イスラエル
- エルサレム(Jerusalem)のダビデ廟(King David’s Tomb)の落書きに、中世スイスの騎士アドリアン・フォン・ブーベンベルク(Adrian von Bubenberg;1424〜1479年)の名と紋章。彼はブルゴーニュ戦争で活躍。1466年にエルサレムを訪れた。[The Jerusalem Post]
- ロシア
- アルタイ山脈(Алтай;Altai;阿爾泰山脈)のチャギルスカヤ洞窟(Чагырская пещера;Chagyrskaya Cave)の11人、オクラドニコフ洞窟(пещера Окладникова;Okladnikov cave)の2人の中期旧石器時代のネアンデルタール人の遺伝データを調査。うち、チャギルスカヤ洞窟では、父と娘などの近親者の組み合わせを確認。Y染色体の多様性はミトコンドリアの多様性よりも低く、コミュニティ間を女性が移動していたことを示す。
cf. Laurits Skov, Stéphane Peyrégne, Divyaratan Popli, Leonardo N. M. Iasi, Thibaut Devièse, Viviane Slon, Elena I. Zavala, Mateja Hajdinjak, Arev P. Sümer, Steffi Grote, Alba Bossoms Mesa, David López Herráez, Birgit Nickel, Sarah Nagel, Julia Richter, Elena Essel, Marie Gansauge, Anna Schmidt, Petra Korlević, Daniel Comeskey, Anatoly P. Derevianko, Aliona Kharevich, Sergey V. Markin, Sahra Talamo, Katerina Douka, Maciej T. Krajcarz, Richard G. Roberts, Thomas Higham, Bence Viola, Andrey I. Krivoshapkin, Kseniya A. Kolobova, Janet Kelso, Matthias Meyer, Svante Pääbo & Benjamin M. Peter (2022) Genetic insights into the social organization of Neanderthals. Nature, volume 610, pages519–525. [Nature] - ポーランド
- スワフクフ(Sławków)の聖ヤコブ礼拝堂で、中世の教会の土台を発見。ヤン・ドゥウゴシュ(Jan Długosz;1415-1480年)が年代記に記載した洗礼者ヨハネ教会に当たる。
▶Foundations of medieval church described by Długosz found in Sławków[Nauka w Polsce]
▼シロンスク県(Województwo śląskie) - フランス
- オー=ド=フランス地域圏(Hauts-de-France)エーヌ県(Aisne)サン・カンタン(Saint-Quentin)にあるサン・カンタンのバジリカ(la Basilique à Saint-Quentin)の南側で発掘調査。かつての中庭から中世の墓。
▶Découvertes archéologiques sur le bas-côté sud de la Basilique à Saint-Quentin (Aisne) [INRAP: Institut national de recherches archéologiques préventives] - フランス
- プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏(Provence-Alpes-Côte d'Azur) ブーシュ=デュ=ローヌ県(Bouches-du-Rhône)ラ・シオタ(La Ciotat)で、ウルスリーヌ修道院(Le couvent des Ursulines)の建物の変遷を調査。17世紀初めに建てられ、18世紀末に取り壊し。国立予防考古学研究所(INRAP: Institut national de recherches archéologiques préventives) (@Inrap)の調査。
▶Le couvent des Ursulines de La Ciotat (Bouches-du-Rhône) [INRAP: Institut national de recherches archéologiques préventives] - デンマーク(グリーンランド)
- グリーンランドに4500年前に最初に居住したサカック人(Saqqaq)の残した骨塚キッチン・ミッデン(kitchen midden)で出土した骨2500個のDNAを分析。小型の絶滅種や、クジラなどの資源を利用。従来考えられていたより、はるかに多様な食生活。
▶Genetic analysis of bones found in Greenland helps explain how early peoples' use of resources helped them survive [Phys.Org]
cf. Frederik V. Seersholm, Hans Harmsen, Anne Birgitte Gotfredsen, Christian K. Madsen, Jens F. Jensen, Jørgen Hollesen, Morten Meldgaard, Michael Bunce & Anders J. Hansen (2022) Ancient DNA provides insights into 4,000 years of resource economy across Greenland. Nature Human Behavior. [Nature Human Behaviour] - ノルウェー
- ノルウェー東部の中世の墓地5か所(王立墓地、ドミニコ会修道院、および3か所の教区墓地)で出土した中世の人骨227人分(女性102人、男性125人)を分析。社会経済的な地位が骨密度や身長に影響。
cf. Elin T. Brødholt, Kaare M. Gautvik, Clara-Cecilie Günther, Torstein Sjøvold, Per Holck (2022) Social stratification reflected in bone mineral density and stature: Spectral imaging and osteoarchaeological findings from medieval Norway. PLoS ONE, 17(10): e0275448. [PLOS ONE] - UK(スコットランド)
- ダンフリーズ(Dumfries)のカラヴァロック城(Caerlaverock Castle)で1990年代に出土した中世イスラームガラス3点は、12〜13世紀にシリア、イラクまたはエジプトで製作。アラビア語で「永遠」を意味する単語の一部があり、クルアーンの一句とみられる。スコットランドで出土した唯一の中世イスラームガラス。全形をデジタル復元。
▶Medieval Islamic glass reveals untold histories [Historic Environment Scotland]
2022年10月19日(水)
- 愛知県
- 豊橋市・吉田城址(よしだじょうし)の本丸南側の千貫櫓で、石垣に埋め殺しによる修復の跡。内側の石垣は安土桃山〜江戸時代初期。江戸時代中期以降に新しい石垣で覆って修復。豊橋市文化財センターの調査。10/29一般公開。[東日新聞]
▼吉田城址関連記事→2021年3月17日 - 京都市
- ▶大徳寺方丈修理現場で建立当時の大工道具が発見されました。[京都府]
- 大阪府
- 貝塚市・願泉寺で表門のくぐり戸が破られた事件で、文化財保護法の疑いで、同市在住、職業不詳の男性容疑者を逮捕。表門は国の重要文化財。[時事通信]
- 大阪府
- 藤井寺市・唐櫃山古墳(からとやまこふん)の墳丘北側から「造り出し」を確認。祭祀の場とみられる。5世紀後半の帆立貝形前方後円墳、59m。藤井寺市教育委員会の調査。10/23現地説明会。[毎日新聞]
▶唐櫃山古墳現地説明会のお知らせ [藤井寺市教育委員会]
▼唐櫃山古墳関連記事→2020年12月24日 - 佐賀県
- 多久市・多久聖廟(たくせいびょう)の柱に落書き被害。国の重要文化財。文化財保護法違反の疑いで小城署が捜査。[朝日新聞]
- 中国
- 山西省 侯馬市・虒祁遺跡で、北魏時代・1500年前の家族墓。4基の被葬者はすべて青年〜壮年の男性。晋南地区で北魏の家族墓は初の発見。[中国新聞網]
- トルコ
- チャナッカレ県(Çanakkale il)アイヴァジュク郡(Ayvacık)ベフラムカレ村(Behramkale)の古代都市アッソス(Assos)で、小児墓からローマ時代・2000年前の鳥の形をした土製の笛。[Hürriyet Daily News]
▼アッソス関連記事→2022年8月15日 - キルギス
- イシク・クル州(Иссык-Куль;Issyk-Kul)のアク・ブルン村(Ак-Булуң;Ak-Bulung)で6世紀のバルバル神(Balbal)の石像。長さ3m。[Ancient Origins]
- ロシア
- タマン半島(Таманский полуостров;Taman Peninsula)のファナゴリア(Φαναγόρεια;Фанагория;Phanagoria)で、1900年前のアフロディテ女神の女性神官の墓。アフロディテを表す銀のメダリオン出土。また、1500年前の戦士の墓では、サーサーン朝のイランから輸入された剣。[Haaretz]
- スウェーデン
- ハッランド県(Hallands län)ラーホルム市(Laholms kommun;Laholm Municipality)Ysbyで、10世紀後半の鉛製の護符トールの槌(Thor’s hammer)[Ancient Origins]
- スウェーデン
- リセシル諸島(Lysekil archipelago)で1440年ごろに沈んだスカフテ沈没船(Skaftö)の積み荷を分析。ポーランドのグダニスク (Gdańsk)を出発し、ベルギーのブルッヘ(Brugge;Bruges;ブリュージュ)に向かう貿易ルートを推定。銅はスロバキアの2か所、レンガ、木材、タールはポーランド、生石灰はゴットランド島のもの。中世の史料によると、スロバキアの銅はグダニスクから搬出されており、グダニスクはオーク材の積出港でもあった。行先は史料によりブルッヘと推定。
▶Skaftö wreck’s cargo tells a tale of 15th century trade routes [Göteborgs universitet]
cf. Staffan von Arbin, Tobias Skowronek, Aoife Daly, Torbjörn Brorsson, Sven Isaksson & Torben Seir (2022) Tracing Trade Routes: Examining the Cargo of the 15th-Century Skaftö Wreck. International Journal of Nautical Archaeology. [Taylor & Francis Online] - UK(スコットランド)
- オークニー諸島(Orkney)サウス・ロナルドセー島(South Ronaldsay)The Cairnsで、鉄器時代・1800年前の女性のあごの骨。歯の分析により、子供時代以来、海産物を多く摂取していたと判明。あごの骨は、クジラの椎骨で作った容器に丁重に収められていたことから、この女性「ジ・エルダー」(The Elder)は特別な地位の人物とみられる。鉄器時代のブリテン諸島で、海産物の摂取は珍しい。海産物に対する制限や禁忌があった可能性。[BBC]
2022年10月18日(火)
- 青森県
- 南部町・聖寿寺館跡(しょうじゅじたてあと)で、15世紀末〜16世紀前半にかけて、出入り口「虎口」を埋め立て、敷地を方形に整えた大規模改修跡。「花の御所」に倣ったか。南部町教育委員会10/18発表。[東奥日報]
▼聖寿寺館跡関連記事→2022年8月23日 - 群馬県
- 伊勢崎市・東上之宮遺跡(ひがしかみのみやいせき)で、2号墳(6世紀後半〜末ごろの円墳)の直下から4世紀末ごろの方墳。先行する方墳の墳丘を利用し、横穴式石室を設置して円墳を構築。古い古墳の墳丘を利用して新しい古墳を構築する例は、分布が藤岡・玉村地域に限定。公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団の調査。
▶東上之宮(ひがしかみのみや)遺跡 [公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団] - 福井県
- 若狭町・鳥浜貝塚(とりはまかいづか)で発掘された縄文時代前期・6000年前のニホンジカ(Sika deer;Cervus nippon)の下顎歯について、表面に残る微小な摩耗痕の形状分析し、現生ニホンジカと比較。縄文時代のニホンジカの採食行動を明らかに。
▶縄文時代のニホンジカの古食性について調査・研究成果を発表 [慶應義塾大学]
cf. Koyo Sato, Takao Sato and Mugino O. Kubo (2022) Reconstructing diets of hunted sika deer from Torihama Shell Midden site (ca. 6,000 years ago) by dental microwear texture analysis. Frontiers in Ecology and Evolution. 10:957038. [Frontiers]
▼鳥浜貝塚関連記事→2016年3月22日 - 愛知県
- 安城市・中挟間遺跡(なかはざまいせき)のE区から古墳時代の竪穴建物跡7棟、鎌倉時代の溝など。墨書のある鎌倉時代の山茶碗出土。愛知県埋蔵文化財センターの調査。11/3地元説明会。
▶令和4年度中狭間遺発掘調査の地元説明会のご案内 [愛知県埋蔵文化財センター] - 京都市
- 北区・大徳寺の方丈の修理現場で、江戸時代初期・400年前の建築時に使われた「ノミ」。現代では使われていない両刃のノミ。京都府教育委員会10/18発表。[京都新聞]
- 埋蔵文化財
- 全国文化財情報デジタルツインプラットフォーム「3D DB Viewer」を開発。奈文研の文化財総覧WebGISと、産総研の3次元地理空間情報データベース(3DDB)との連携により、地下空間を含む国土の3次元構造と社会活動の歴史的情報を総合的に記述することが可能に。
▶全国文化財情報デジタルツインプラットフォームの構築−デジタル技術で埋蔵文化財を記録・可視化し、歴史を未来へつなげる− [産業総合研究所] - 中国
- 江漢平原(Jianghan Plain)の屈家嶺遺跡(くっかれいいせき:Qujialing)の新石器時代・紀元前5800年〜前4200年の食生活を知るため、食文化に関連した土器片41点に遺存したデンプンを分析。コメ、アワのほか、ジュズダマ(job’s tears;Coix lacryma-jobi)、レンコン(Nelumbo nucifera)、ヤマイモ(Dioscorea panthainca)、ドングリ(Quercus sp.)、マメ類(Vigna sp. or/and Vicia sp.)を検出。コメは当初から最も多く消費されており、ドングリは時とともにほかの植物食料に置き換えられていく。ジュズダマとレンコンは初めて検出。従来より、屈家嶺文化ではすでにイネが栽培化されており、アワはさかのぼる油子嶺文化(Youziling Culture)・紀元前5800年〜前5100年以来普及していたことがわかっていた。
cf. Muslim Khan, Ling Yao, Yuzhang Yang, Yang Tao, Weiya Li, Dewei Zhang, Yunbing Luo and Juzhong Zhang (2022) Plant foods consumed at the Neolithic site of Qujialing (ca. 5800-4200 BP) in Jianghan Plain of the middle catchment of Yangtze River, China. Frontiers in Plant Science, 13:1009452. [Frontiers]
▼湖北省 荊門市
▼屈家嶺遺跡関連記事→2022年5月20日 - イラン
- デフロラーン平地(Deh Luran)のアリ・コシュ遺跡(Ali Kosh)とチャガ・セフィド遺跡(Chagha Sefid)で50年以上前に出土した新石器時代の黒曜石製遺物2100点を分析。黒曜石の産地はトルコのネムルト山(Nemrut Dağ)とみられていたが、実際はネムルト山を含むトルコとアルメニアの7か所に及ぶ。従来考えられていたよりも大規模で複雑な社会ネットワークが存在した。
▶New analysis of obsidian blades reveals dynamic Neolithic social networks [Yale University]
cf. Ellery Frahm and Christina M. Carolus (2022) Identifying the origins of obsidian artifacts in the Deh Luran Plain (Southwestern Iran) highlights community connections in the Neolithic Zagros. Proceedings of the National Academy of Sciences, Vol. 119, No. 43, e2109321119. [PNAS] - トルコ
- アマスィヤ県(Amasya ili)のオルズ・ヒュユク遺跡(Oluz Höyük)で、後期フリュギア(Φρυγία;Phrygia)・紀元前6000年〜前550年の遺構から、メディア王国(Media)の土器や青銅装飾板、銅鏃などの遺物。アナトリアでメディア王国に関連した遺物の発見は初。メディア王国は590年にアナトリアをクズルウルマク川(Kızılırmak)まで征服し、その後40年間統治した。[Arkeonews]
▼オルズ・ヒュユク遺跡関連記事→2021年1月30日 - カザフスタン
- アルマトイ(Алматы;Almaty)郊外で、紀元前5世紀〜前2世紀のサカ族(Saka;塞人)の50代の戦士の墓。[Jibek Joly]
▽「Qazaq TV」がいつの間にか「Jibek Joly」にかわり、URLも変更。 - 中央ヨーロッパ
- 中央ヨーロッパで出土した前期新石器時代の土器に残された脂肪酸について放射性炭素年代測定。初期農耕民による酪農の始まりが紀元前54世紀の線帯文土器文化(Linearbandkeramik;LBK)の到来に伴うと推定。
cf. Emmanuelle Casanova, Timothy D. J. Knowles, Alex Bayliss, Mélanie Roffet-Salque, Volker Heyd, Joanna Pyzel, Erich Claßen, László Domboróczki, Michael Ilett, Philippe Lefranc, Christian Jeunesse, Arkadiusz Marciniak, Ivo van Wijk, and Richard P. Evershed (2022) Dating the emergence of dairying by the first farmers of Central Europe using 14C analysis of fatty acids preserved in pottery vessels. Proceedings of the National Academy of Sciences, Vol. 119, No. 43, e2109325118. [PNAS] - UK(イングランド)
- ケント州(the county of Kent)トロズリ(Trottiscliffe)で、ローマ時代の浴室と床暖房(hypocaust)を持つ邸宅。[Kent Online]
- アイルランド
- コーク州(County Cork)ロステラン(Rostellan)のコーク湾(Cork Harbour)の潮間帯にある謎の石造遺構「Carraig á Mhaistin」は先史時代のドルメン墓(dolmen)と判明。従来は19世紀説も唱えられた。[Irish Examiner]
- モロッコ
- エル・メラリ遺跡(El Mellali)で、ローマ時代のマウレタニア・ティンギタナ属州(Mauritania Tingitana)の南端に建てられた軍事用の物見やぐら。ローマ時代の槍先ピルム(pilum)や、軍事用のサンダルに打たれた鋲、軍事用のベルト、キングルム(cingulum)など出土。[TVP World]
2022年10月17日(月)
- 岩手県
- 花巻市・花巻城本丸跡で、本丸御殿の土台跡や、陶磁器、瓦など。花巻市教育委員会の調査。10/29現地説明会。
▶花巻城本丸跡発掘調査 現地説明会を開催します(令和4年10月29日)[花巻市]
▼花巻城本丸跡関連記事→2021年10月18日 - 岩手県
- 奥州市・白鳥舘遺跡(しろとりたていせき:第21次調査)で、15世紀の城館に伴う半地下式の倉庫跡や堀跡。奥州市の調査。10/20現地説明会。
▶白鳥舘遺跡発掘調査(第21次)の現地説明会を開催します [奥州市]
▼白鳥舘遺跡関連記事→2015年9月27日 - 岩手県
- 九戸郡野田村・中平遺跡(なかたいいせき)で、古代の竪穴住居と長方形の土坑円形の土坑が重複して検出。長方形の土坑の床面から壁際にかけて焼土と炭化材が広く残る。公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターの調査。
▶中平(なかたい)遺跡 [公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター]
▼中平遺跡関連記事→2022年10月3日 - 京都市
- 東山区・東福寺で、現存する日本最古の便所「東司」(とうす)に。10/17誤発進した車が突っ込み、扉や壁の一部が壊れる。東司は室町時代前期の木造建築。[時事通信]
- 京都府
- 亀岡市・春日部遺跡(第6次調査)で、古墳時代の竪穴建物3基や平安時代の掘立柱建物2棟、土坑。公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センターの調査。10/22現地説明会。
▶春日部遺跡第6次現地説明会 [公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター]
▼春日部遺跡関連記事→2018年8月23日 - 和歌山県
- 和歌山市・岩橋千塚古墳群(いわせせんづかこふんぐん)の出土品の大刀の鉄片から銀象嵌文様を確認。[テレビ和歌山]
- 韓国
- 京畿道 坡州市・烏頭山城(オドゥさんじょう:2次試掘調査)で統一新羅時代の外城壁や排水溝を確認。遺物は8世紀を中心とする。漢江と臨津江の合流地点に立地。[聯合ニュース]
▼烏頭山城関連記事→2022年5月4日 - イラク
- クルド人自治区(Iraqi Kurdistan)は、ドホーク県(Duhok)のファイダ遺跡(Faida)考古学公園で、アッシリア・2700年前の浮彫などを公開。[Franceinfo]
- キルギス
- イシククル(Иссык-Куль;Issyk-Kul)で、高さ3mの石像。[Turmush]
2022年10月16日(日)
- 川崎市
- 中原区・川崎市市民ミュージアムの、3年前に浸水した収蔵品の修復は、4月時点で7%。[読売新聞]
- チリ
- イースター島の山火事で損傷したモアイ像を復活させようと、宮城県南三陸町の志津川高校の生徒が募金活動を実施。南三陸町は1960年のチリ地震津波を機にチリと交流。東日本大震災後もモアイが復興のシンボルになった。生徒たちは恩返しの思いを込めて支援を呼びかけた。[河北新報]
2022年10月15日(土)
- 岩手県
- 奥州市・胆沢城跡(いさわじょうあと)で1983年に出土した漆紙文書は、現代の戸籍に近い「歴名簿」だった可能性。女性16名、男性1名と女性に偏っており、女性の税負担が軽かったために男性を女性に書き換えた偽名簿だった可能性。奥州市埋蔵文化財調査センター10/5発表。[読売新聞]
▼胆沢城跡関連記事→2022年10月6日 - 中国
- 寺墩遺跡(じとんいせき;Sidun)の新石器時代・良渚文化(Liangzhu)晩期・紀元前2600年〜前2300年の墓地で出土した玉(ぎょく)を分析。玉の表面色のバリエーションは火にさらされたことによる化学組成の変化のため。 #中国 では従来知られていた商(殷)時代より1000年前から玉を焼く行為が行われていた。
▶ Rong Wang, Yunyi Mai and Liugen Lin (2022) Burnt jade sacrifices in the Chinese Neolithic: the Liangzhu cemetery at Sidun. Antiquity, Volume 96, Issue 390, December 2022, pp. 1495 - 1514. [Cambridge Core] - クロアチア
- ダルマチアのシベニク(Šibenik)にあるダニロ村(Danilo)の18世紀の教会の下で、地中レーダーによりローマ時代の20m×10mの長方形遺構を発見。[Heritage Daily]
- ドイツ
- バイエルン州(Freistaat Bayern)ドナウ=リース郡(Landkreis Donau-Ries)モーンハイム(Monheim)で、13世紀初めの集落。1234年以前の木柵を確認。溝からはイチジクの核など、多くの植物を確認。木柵の年代は、モーンハイムがエッティンゲン伯(Grafen von Oettingen)のもとで都市の権利を得た1329年より100年さかのぼる。[Archaeologie Online]
- ドイツ
- ザクセン=アンハルト州(Land Sachsen-Anhalt) アンハルト=ビッターフェルト郡(Landkreis Anhalt-Bitterfeld)ムルデスタウゼー(Muldestausee)にあるポウフ城(Schloss Pouch)で、9〜10世紀と13世紀の築造痕跡。従来はバロック様式の1715年ごろと歴史主義様式による19世紀の改造しか明らかになっていなかった。ゴシック様式・13〜14世紀の塔は遺存することがわかっていたが、文献上は981年に貴族の邸宅の記述がある。
▶Die verborgenen Schichten im Burghügel von Schloss Pouch[Archaeologie Online]
2022年10月14日(金)
- 岩手県
- 北上市・岡田遺跡(おかだいせき)で、縄文時代の狩り場と平安時代の集落。公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターの調査。10/22現地説明会。
▶岡田遺跡現地説明会のお知らせ(10月22日(土)11時〜正午)[公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター]
▼岡田遺跡関連記事→2022年9月12日 - ポーランド
- マウォポルスカ県(Województwo małopolskie:Lesser Poland Voivodeship) オイツフ(Ojców)のトゥネル・ヴィエルキ洞窟(Tunel Wielki)で、50万年前のフリント製石器。ホモ・ハイデルベルゲンシス(Homo heildelbergensis)が使用。ポーランド最古級。従来、トゥネル・ヴィエルキ洞窟は4万年前以降に居住されたとみられていた。[Nauka w Polsce]
cf. Małgorzata Kot, Claudio Berto, Maciej T. Krajcarz, Magdalena Moskal-del Hoyo, Natalia Gryczewska, Marcin Szymanek, Adrian Marciszak, Krzysztof Stefaniak, Katarzyna Zarzecka-Szubińska, Grzegorz Lipecki, Krzysztof Wertz & Teresa Madeyska (2022) Frontiers of the Lower Palaeolithic expansion in Europe: Tunel Wielki Cave (Poland). Scientific Reports, volume 12, Article number: 16355. [Scientific Reports]
▼トゥネル・ヴィエルキ洞窟関連記事→2021年6月3日 - ドイツ
- バーデン=ヴュルテンベルク州(Land Baden-Württemberg)ツォレルンアルプ郡(Zollernalbkreis)アルプシュタット(Albstadt)で、前期中世・600年ごろの古代アレマン人(Alamannen)の墓地。[Schwarzwälder Bote]
- フランス
- ブルターニュ地域圏(Région Bretagne)イル=エ=ヴィレーヌ県(Ille-et-Vilaine)ピプリアック(Pipriac)で鉄器時代・紀元前6世紀〜前1世紀末のガリア人による農業集落。紡錘車や鉄滓出土。青銅器時代〜初期鉄器時代の直径6mの円形周溝墓も。国立予防考古学研究所(INRAP: Institut national de recherches archéologiques préventives)の調査。
▶Vestiges d’un important établissement agricole de l’âge du Fer à Pipriac (Ille-et-Vilaine)[INRAP: Institut national de recherches archéologiques préventives] - フランス、スペイン
- フランスとスペイン北部で、ホモサピエンスはネアンデルタール人と1400年〜2900年間併存。66の放射性炭素年代に対する最適線形推定(optimal linear estimation)により、ホモサピエンスの原オーリニャック文化(Protoaurignacian)とネアンデルタール人のシャテルペロン文化(Châtelperronian)の存続期間を推定。
cf. Igor Djakovic, Alastair Key & Marie Soressi (2022) Optimal linear estimation models predict 1400–2900 years of overlap between Homo sapiens and Neandertals prior to their disappearance from France and northern Spain. Scientific Reports, volume 12, Article number: 15000. [Scientific Reports] - イベリア半島
- 古代ヒスパニア(Hispania)の1〜8世紀の墓地15か所の384個体について、炭素と窒素の安定同位体分析。遺跡内より遺跡間での食生活の多様性が大きい。C3植物を中心に、陸生草食動物の肉、卵、乳製品を摂取しており、時代による違いは不明瞭。ヒスパニア北西部では例外的にC4植物(キビ)と海洋資源を摂取するが、全般的に海洋資源の消費はまれ。
cf. Carlos D. García-Moreno, Antonio Martínez Cortizas & Olalla López-Costas (2022) A Stable Isotope Approach to Roman Diet and Its Legacy in Late Antiquity in Hispania and the Western Empire. Environmental Archaeology. [Taylor & Francis Online] - スペイン
- ガリシア州(Galicia)サンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)で、9〜12世紀の埋葬人骨30体について、同位体分析。最初の被葬者の50%以上が外来の人々。時とともに出身地と社会的地位が変化。[El Español]
cf. Patxi Pérez-Ramallo, Aurora Grandal-d´Anglade, Elia Organista, Elena Santos, David Chivall, Ricardo Rodríguez-Varela, Anders Götherström, Francisco Etxeberria, Jana Ilgner, Ricardo Fernandes, Juan Luis Arsuaga, Petrus Le Roux, Tom Higham, Julia Beaumont, Hannah Koon & Patrick Roberts (2022) Multi-isotopic study of the earliest mediaeval inhabitants of Santiago de Compostela (Galicia, Spain). Archaeological and Anthropological Sciences, volume 14, Article number: 214. [SpringerLink] - UK、マン島
- ブリテン島北部とマン島の前期青銅器時代・紀元前2200年〜前500年の闘斧(Battle-Axes)とアックスハンマー(Axe-Hammers)を使用痕と実験により分析。両者の使用法は類似し、多用途で多機能。一部の葬送用の闘斧は儀礼的に再研磨されている。
cf. Amber Sofia Roy (2022) Direct analysis of ground stone artefacts; a study of the use of Early Bronze Age stone Battle-Axes and Axe-Hammers. Journal of Archaeological Science: Reports, Volume 46, December 2022, 103646. [ScienceDirect] - 訃報
- 前田耕作・和光大学名誉教授10/11死去。89歳。アフガニスタン中部バーミヤンの仏教遺跡群の調査保護活動に尽力。[共同通信]
2022年10月13日(木)
- 山形県
- 鶴岡市・鶴ヶ岡城跡(つるがおかじょうあと)で、東側の出入り口部分に当たる土橋の基礎跡を発見。絵図で知られていたが、遺構が確認されたのは初めて。公益財団法人山形県埋蔵文化財センターの調査。[山形新聞]
▼鶴ヶ岡城跡関連記事→2022年10月6日 - 静岡県
- 静岡県内で9月の台風15号により国や県の指定文化財21件に被害。静岡県のまとめ。[中日新聞]
- 三重県
- 松阪市・小片野新田遺跡(おかたのしんでんいせき)で、室町時代から江戸時代までの土坑群や掘立柱建物。土師器、陶器、瓦、銭貨、火縄銃の弾が出土。三重県埋蔵文化財センターの調査。10/22現地説明会。
▶小片野新田遺跡(松阪市小片野町)で発掘調査現地説明会を開催します [三重県埋蔵文化財センター] - 京都市
- 伏見区・木幡山伏見城から、本丸などを囲っていた16世紀末の石垣の一部を確認。石の隙間に黒い板状の粘板岩を詰めて縁取る工法。京都市10/13発表。[産経新聞]
- 奈良県
- 奈良市・興福寺の東金堂と五重塔を囲む東金堂院で、新たに回廊を確認。創建時の北面回廊は東西100mを超える。奈良文化財研究所10/13発表。[共同通信]
- 鹿児島県
- 垂水市に残る垂水海軍航空隊の地下壕跡の保存や活用を求めて、大隅史談会が垂水市議会に、陳情書を提出。[南日本新聞]
- 中国
- 浙江省 雲和工業園区・顕聖湾遺跡で新石器時代晩期〜夏・商(殷)の大規模遺跡。主に好川文化と肩頭弄文化.[浙江在線]
2022年10月12日(水)
- 韓国
- 慶尚南道 昌原市の八龍山で、加耶時代の王陵級古墳が盗掘被害に。墳丘の直径26.2mで、主体部は竪穴式石槨墓。「骨浦国」の6世紀前半ごろの最高首長墓とみられる。[MBC]
- オーストラリア
- タナミ砂漠(Tanami Desert)のボアブの木(Adansonia gregorii)に刻まれた蛇などの線刻画が、長老の語る土地の由来の伝承に合致。[Australian Broadcasting Corporation]
cf. Sue O'Connor, Jane Balme, Ursula Frederick, Brenda Garstone, Rhys Bedford, Jodie Bedford, Anne Rivers, Angeline Bedford and Darrell Lewis (2022) Art in the bark: Indigenous carved boab trees (Adansonia gregorii) in north-west Australia. Antiquity, First View, pp. 1 - 18. [Cambridge Core] - シリア
- ホムス県(Homs)ラスタン(Rastan)で、ローマ時代のモザイク120平方m。トロイ戦争の場面などを描く。[Spectrum News 1]
- ブルガリア
- ブルガス州(Област Бургас;Oblast Burgas) カメノ(Камено;Kameno)の中世都市ルソカストロ(Русокастро;Rusokastro)で、13世紀前半の要塞化した通路と塔形の井戸。類例はツァレヴェツ砦(Царевец;Tsarevets)とチェルベン砦(Червен;Cherven)のみで確認されている。
▶Изцяло е разкрит монументален укрепен проход с кула – кладенец при средновековния град Русокастро. Подобни са открити само в средновековната столица Царевец и при крепостта Червен
▶A monumental fortified passage with a tower-well near the medieval town of Rusokastro has been completely uncovered. Similar ones were found only in the medieval capital Tsarevets and at the Cherven fortress[Регионален исторически музей Бургас] - オーストリア
- プリクグリッツ・ガスタイル遺跡(Prigglitz-Gasteil)で見つかった後期青銅器時代の銅鉱山遺跡で出土した炭化物や、銅鉱石露天掘りの埋土、近隣のザウバッハグラーベン湿地(Saubachgraben)で検出した花粉を分析し、木材使用と森林管理について研究。鉱山開発が地元の森林に影響を与え、小地域に二次遷移をもたらした。家庭用の薪を選択的に利用。森林は枯渇していない。
cf. Thorsten Jakobitsch, Silvia Wiesinger, Andreas G. Heiss, Felix Faltner, Klaus Oeggl, Michael Grabner, Peter Trebsche (2022) Wood use and forest management at the Late Bronze Age copper mining site of Prigglitz-Gasteil in the Eastern Alps – A combined anthracological, archaeological, and palynological approach. Journal of Archaeological Science: Reports, Volume 46, December 2022, 103673. [ScienceDirect]
▼プリクグリッツ・ガスタイル遺跡関連記事→2022年8月3日 - ポーランド
- ヴィエルコポルスカ県(Województwo wielkopolskie:Wielkopolska)ヴォングロヴィエツ郡(powiat wągrowiecki;Wągrowiec County)カリシャニ(Kaliszany)で、青銅器時代の遺跡でヒトの頭蓋骨や動物遺体。[Nauka w Polsce]
- ドイツ
- シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州(Land Schleswig-Holstein)ヘルツォークトゥーム・ラウエンブルク郡(Kreis Herzogtum Lauenburg)リュッホフ(Lüchow)のドゥヴェンゼー沼(Duvenseer Moor;Duvensee Bog)で、中石器時代・10500年前の火葬墓から、北ドイツ最古の人骨。[Hamburger Abendblatt]
2022年10月11日(火)
- 韓国
- 済州道 済州市・三陽洞先史遺跡の近くで、初期鉄器時代の壺形土器など遺物54点が出土。[聯合ニュース]
▼三陽洞先史遺跡関連記事→2008年7月1日 - 中国
- 甘粛省 武威市 の唐時代の吐谷渾王族の墳墓群で、有機物の遺物が大量に出土。[中国新聞網]
- トルコ
- アンタルヤ県(Antalya il)の聖ニコラス教会で、聖ニコラス(St. Nicholas)の墓所を確認。イエスのフレスコ画を伴う。聖ニコラスはサンタクロースのモデル。[Daily Sabah]
- UK(ウェールズ)
- ペンブルックシャー州(Pembrokeshire)ハヴァフォードウェスト(Haverfordwest)で、中世の修道院跡から様々な階層の人骨240体。子供100体を含む。戦闘による傷を負ったものがあり、1405年にオワイン・グリンドゥール(Owain Glyndŵr)率いるフランス・ウェールズ軍による包囲の時の犠牲者か。Dyfed Archaeological Trustの調査。[The Guardian]
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