2025年11月10日(月)
- 仙台市
- 青葉区・仙台城大手門周辺で、大手門脇櫓に付随する雨落ち溝を発見。大手門背面側で水路(堀)跡の発見。仙台市の調査。11/15現場見学会。
▶ 仙台城大手門周辺の発掘調査現場見学会を実施します [仙台市] - 新潟県
- 佐渡市・中ノ内遺跡で、古墳時代の建物跡など。佐渡市の調査。11/23現地見学会。
▶新穂北方地区「中ノ内遺跡」現地見学会を開催します[佐渡市] - 韓国
- 忠清南道 泰安郡・馬島海域(마도 해역;マドかいいき)で、高麗・12世紀後半沈没船の痕跡と見られる穀物や青磁。国立海洋遺産研究所の音波探査と潜水調査。以前見つかっていた馬島4号船の船体は引き揚げ、朝鮮時代・1420年ごろと確認。[聯合ニュース]
▼馬島海域関連記事→2023年12月20日 - 中国
- 江西省 南昌・海昏侯墓の西蔵槨から、前漢中期段階の『詩経』全巻に関わる簡牘1200枚が出土。[中国科技網]
▼前漢海昏侯劉賀墓関連記事→2015年11月14日 - 中国
- 海南省 三亜市・落筆洞遺跡(落笔洞遗址)で、13000年前〜12000年前の墓1基。幼児を側臥屈葬。海南省で最も古い墳墓。[新華社]
- ベトナム
- ホイアン(Hoi An)で、台風25号の後、海岸の浸食により14〜16世紀の船が見つかる。2023年に発見され再び沈んでいた。全長17m以上、海賊船または軍艦の可能性。[Libération]
- パキスタン
- パンジャーブ州(Punjab)で、スール朝(Sur)のシェール・シャー(Sher Shah Suri)の時代・1540〜1545年の郵便輸送の休憩所跡。スール朝はムガル朝を一時滅亡に追い込んだ王朝。[The Week]
- イラン
- イーラーム平原(Ilam)のBakheh Nam遺跡は、青銅器時代〜鉄器時代の集落である可能性。[Tehran Times]
▼Bakheh Nam遺跡関連記事→2008年8月19日 - トルコ
- イズミル県(İzmir il)ケマルパシャ郡(Kemalpaşa)のウルジャク・ヒュユク遺跡(Ulucak Höyük)で、新石器時代・紀元前6000年の専門的な土器工房。指紋の分析から見て、男女双方が従事。[Anatolian Archaeology]
▼ウルジャク・ヒュユク遺跡関連記事→2025年8月30日 - トルコ
- ヴァン県(Van il)ギュルプナール郡(Gürpınar)・イレミル・ホユク遺跡(İremir Höyük)で、前期青銅器時代・5000年前の炭化したオオムギの入った土器。以前に調査した貯蔵庫の隣の厨房から。ほかにも炉、土器、磨石、ヒツジの骨など出土。[Anatolian Archaeology]
▼イレミル・ホユク遺跡関連記事→2020年10月10日 - カザフスタン
- アクトガイ(Ақтоғай;Aktogay)のカラビエ遺跡(Karabiye)で、2500年前のサカ族(Saka)の剣。[Heritage Daily]
- メキシコ
- ユカタン州(Estado de Yucatán)のシエラ・パパカル(Sierra Papacal)で、マヤ文明の石灰岩製の彫刻頭部。先古典期・紀元前2500年〜後200年の集会場入り口に置かれたか。[The Yucatan Times]
- ペルー
- モンテ・シエルペ(Monte Sierpe)の1.5kmにわたる5200本の穴について、、ドローンで撮影した画像と堆積サンプルの調査から、配列のパターンを読み取り、また、インカの結縄キープ(Khipu)の記録とも対比、穀物や野生植物の存在も考慮。先住民族の会計・交換システムに関わると推定。後期中間期(Late Intermediate Period)・1000〜1400年に位置づけられ、インカ(Inca)・1400〜1532年でも用いられた。
▶ Jacob L. Bongers, Christopher A. Kiahtipes, David Beresford-Jones, Jo Osborn, Manuel Medrano, Ioana A. Dumitru, Christine Bergmann, José Román, Carito Tavera Medina, Henry Tantaleán, Luis Huamán Mesía and Charles Stanish (2025) Indigenous accounting and exchange at Monte Sierpe (‘Band of Holes’) in the Pisco Valley, Peru. Antiquity, First View, pp. 1 - 19.
2025年11月9日(日)
- 韓国
- 慶尚北道 高霊郡・池山里石室墓(지산리 석실묘;チサンニせきしつぼ:池山洞704号墳)は、新羅の横穴式石室墓と確認。大加耶滅亡後の動向を示す。7世紀中葉以前。[慶尚Today]
- 台湾
- 和平島B遺跡(Hepingdao B)の堆積物116.3kgから検出した耳石(Otolith)377点を25科47分類群を同定。大部分は小魚。これまで考古学的調査で認識されていなかった13科を新たに確認。後期新石器時代・3300年前〜2800年前の魚の種類は、原住民族の現代の漁業と重複。
▶ Zi-Qi Chew, Ellen Hsieh, Chien-Hsiang Lin (2025) Broad-spectrum fishing and small fish use in Late Neolithic Taiwan: New insights from otolith-based analysis. Journal of Archaeological Science, Volume 184, December 2025, 106422. - ハンガリー
- ブダペスト(Budapest)のマルギット島(Margit-sziget;Margaret Island )でドミニコ会修道院跡から1915年に見つかった遺体をDNA鑑定。マチュヴァ公ベーラ(Béla:1245ころ〜1272)のものであることを確認するとともに、暴力的な死を実証。ハンガリーのアールパード朝(Árpád)と東方のルーリク朝(Rurik)の双方に連なる人物。歴史記録では暗殺されたとされていた。第二次世界大戦中に行方不明になり2018年に再発見。[Archaeology News]
▶ Tamás Hajdua, Noémi Borbélyc, Zsolt Bernerte, Ágota Buzáre, Tamás Szeniczeya, István Majorf, Claudio Cavazzutig, Mihály Molnárf, Anikó Horvátht, László Palcsut, Barna Árpád Kelenteyh, János Angyali, Balázs Gusztáv Mendec, Kristóf Jakabc, Zsuzsa Lisztes-Szabóq, Ágoston Takácsj, Olivia Cheronetk, Ron Pinhasik, David Emil Reichl, Martin Trautmannp, Anna Szécsényi-Nagyc (2025) Murder in cold blood? Forensic and bioarchaeological identification of the skeletal remains of Béla, Duke of Macsó (c. 1245-1272). Forensic Science International: Genetics, Volume 81, 103381. - エジプト
- ギザ(Giza)のメンカウラー王(Menkaure)のピラミッドの東面で、花崗岩ブロックの背後に2か所の空間があることを探査で確認。
▶ Khalid Helal, Polina Pugacheva, Hussien Allam, Mohamed Fath-Elbab, Mohamed Sholqamy, Olga Popovych, Simon Schmid, Benedikt Maier, Amr Galal, Alejandro Ramirez, Johannes Rupfle, Khalid Taie, Menna Ali, Clarimma Sessa, Thomas Schumacher, Zahi Hawass, Mehdi Tayoubi, Christian U. Grosse, Hany Helal, Mohamed Elkarmoty (2025) Detection of two anomalies behind the Eastern face of the Menkaure Pyramid using a combination of non-destructive testing techniques. NDT & E International,
2025年11月8日(土)
- 秋田県
- にかほ市・立沢遺跡(たちさわいせき)で出土した緑釉陶器は、9世紀半ばの長門(山口県)産。京都より東方での発見は初。[秋田魁新報]
- 大阪府
- 枚方市・中振北遺跡(なかぶりきたいせき)で、平安後期〜室町時代に形成された「中振町」の遺構。区画溝や井戸を確認。枚方市教育委員会の調査。[産経新聞]
▼中振北遺跡関連記事→2025年10月30日 - 韓国
- 慶山市・林堂洞造永洞古墳群(임당동조영동고분군;Imdang-Joyeong:イムダンドン・チョヨンドンこふんぐん)の被葬者・殉葬者かた182人分の古代DNAを分析し、78人分のデータを確保。家系図にまとめる。DNAの1/2を共有する一次親族(親子、兄弟姉妹)が11組、1/4を共有する二次親族が33組、1/8以下を共有する3次以上の親族が20組確認された。5名からは文献に見える族内婚に対応する遺伝的な特徴。成人女性が親族とともに埋葬。遺伝的特徴は身分や性別を問わず均質。林堂洞造永洞古墳群は三国時代・4〜6世紀に継続して造営され、被葬者のほか殉葬者もいることが特徴的。▶ 문형민 (2025) Ancient genomes from the Imdang-Joyeong burial complex reveal an extensive kinship network in a Three-Kingdoms period society in Korea. ソウル大学校大学院自然科学大学生命科学部碩士(修士)学位論文
- 中国
- 長白山(长白山;Changbaishan)の大洞遺跡(大洞遗址;Dadong)の後期旧石器時代について、放射性炭素年代により編年を再構築。3つの居住段階があり、気候や植生の変動に対応。1期・43500年前〜33100年前はMIS-3に相当。黒曜石採掘と、原始的な象徴的行動の出現が特徴。1期と2期の移行期はMIS-3からMIS-2への移行期に対応。2期・27900年前〜19500年前は最終氷期極大期(LGM)にあたり、遺跡は避難所と黒曜石採掘拠点の役割。押圧剥離による細石器製作が発達。3期・16700年前〜12900年前は植生が回復し、細石刃技術や磨り皿、赤鉄鉱の彫刻が登場。
▶ Ting Xu, Yuchao Zhao, Erik J. Marsh, Yao Li, Xinya Shao, Zhe Hou, Christopher J. Bae (2025) The Late Paleolithic of the Changbai Mountains: A refined chronological framework for the Dadong site in Northeast China. Quaternary Science Reviews, Volume 370, 15 December 2025, 109688.
▼大洞遺跡関連記事→2024年10月22日 - 中国
- 陝西省・劉家窪墓地(刘家洼墓地;Liujiawa)の芮国(Rui)の墓で出土した東周(Eastern Zhou)・紀元前770年〜前550年のウマの遺体について、ストロンチウム、炭素。窒素の同位体分析と微量分析により、ウマの管理について研究。すべて関中盆地(Guanzhong Basin)由来であるが、1か所ではない。食生活に基づいて、ウマの年齢にも対応する2群に分類。B群(若い成獣3頭、成熟した成獣1頭)は管理された状態でヒトが与えたC4穀物を摂取しており、集権的な管理。A群(成熟した成獣2頭、高齢な馬2頭)はさまざまな食べ物を食べ、春と夏には放牧、秋と冬には飼育。家畜ウマの導入後の戦略の違いを示す。▶ Hua Chen, Xingxiang Zhang, Yunlu Zhang, Songmei Hu, Zhanwei Sun, Tong Yang, Miaomiao Yang, Xiaotong Wu (2025) Horse management in the Eastern Zhou Dynasty: Multi-isotope insights from Liujiawa Rui State Cemetery, Shaanxi. Journal of Archaeological Science: Reports, Volume 68, December 2025, 105477.
▼劉家窪墓地関連記事→2021年2月10日 - ドイツ
- ノルトライン=ヴェストファーレン州(Land Nordrhein-Westfalen)ハルターン・アム・ゼー(Haltern am See)のローマ時代の軍事基地アリソ(Aliso)で、2000年前の赤色土器テラ・シギラタ(Terra Sigillata)、ワイン用のアンフォラ、青銅製スプーンなどと、地下の貯蔵庫。[Arkeonews]
- フランス
- プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏(Provence-Alpes-Côte d'Azur) ヴァール県(Var)トゥーロン(Toulon)の海軍基地内で、古代の居住の証拠。紀元前2世紀の最初の居住では、ガリア人、ギリシャ人、ローマ人が共存。手工業、漁業、交易を営む。17世紀後半以降、英国軍に備えたフランス軍の埠頭。
▶ Les fouilles archéologiques sur la base navale révèlent un pan du passé antique de Toulon (Var) [INRAP: Institut national de recherches archéologiques préventives] - スウェーデン
- ヨーテボリ(Göteborg;Gothenburg)オルズクロケン(Olskroken)のNya Lödöseで、15世紀後半〜1624年の防御施設や建物、農地など。1530年ごろに堀と土塁で防御を固め、南門を設置。1547年には住民が新たに建設されたエルヴスボリ(Älvsborg)に移住したため町が放棄されるが、20年後に再建される。土塁や門は修復され、住居や工房も再現。1619年の第二次エルヴスボリの身代金(Second Älvsborg Ransom)により、この地をスウェーデンが再び領有すると、1624年のヨーテボリの建設に伴い、再び住民が移動。農地や牧草地となり、土塁や堀も廃絶。[Heritage Daily]
- UK(イングランド)
- ウィガン(Wigan)のアスプール(Aspull)で、青銅器時代・4000年前の墓地から多数の火葬人骨。[Wigan Today]
2025年11月7日(金)
- 愛知県
- 西尾市・巨海遺跡(こみいせき)で、古墳時代の大規模集落跡や、中世の溝・井戸・火葬土坑など。西尾市 (@nishio_city)の調査。11/15現地説明会。
▶ 巨海遺跡の発掘調査現地説明会 [西尾市] - 愛媛県
- 西条市・道場遺跡(どうじょういせき)で、弥生時代前期末―中期初頭の石斧23点。公益財団法人愛媛県埋蔵文化財センター11/7発表。[愛媛新聞]
▼道場遺跡関連記事→2025年10月31日 - 中国
- 山西省 晋中市 普陽県 河上村・虎窯洞旧石器時代遺跡(虎窑洞旧石器时代遗址)で、42000年前〜34000年前の石器、骨器、装飾品など。[中国新聞網]
- 中国
- 浙江省 紹興市・塔山和暢坊遺跡(塔山和畅坊遗址)で、漢〜晋時代の会稽郡が五銖銭や銅鏡を鋳造した遺跡。[中国新聞網]
▼塔山和暢坊遺跡関連記事→2025年10月22日 - インド
- タミル・ナードゥ州(Tamil Nadu)ティルヴァンナーマライ(Tiruvannamalai)コヴィルール村(Kovilur)のJavvaduの丘にある古代シヴァ神の寺院で、チョーラ朝(Chola)後期〜パーンディヤ朝(Pandya)前期の金貨103枚。[Arkeonews]
- トルコ
- アンタルヤ県(Antalya il)カシュ郡(Kaş)にあった古代リュキア(Λυκία;Lycia)の都クサントス(Ξάνθος;Xanthos)で、大通りと商店跡など。分銅、硬貨、金属製品、貯蔵具など出土。当時の交易活動を示す。[Anatolian Archaeology]
- ロシア
- スーズダリ(Суздаль;Suzdal)のスーズダリ・クレムリン(Суздальский кремль;Suzdal Kremlin)にある聖母マリア生誕大聖堂(Cathedral of the Nativity of the Blessed Virgin Mary)で、聖ヒラリオン(Saint Hilarion)の墓の場所を特定。[Heritage Daily]
- ブルガリア
- アフトポル(Ахтопол;Ahtopol)で、12〜13世紀に建てられた修道院跡。[БНТ]
▼ブルガス州(Област Бургас;Oblast Burgas)
▼アフトポル関連記事→2022年9月28日 - クロアチア
- ブラチ海峡(Brački kanal;Brač Channel)の海底で、第二次世界大戦中の1944年9月に墜落したドイツ軍の上陸用舟艇(landing craft)。ほぼ完全な保存状態。[Croatia Week]
- スロバキア
- 東部のミヒャラニ(Michaľany)で調査されたヤムナ文化(Yamnaya culture、黄土墓文化)・紀元前3千年紀初めの墓から出土した黄土を調査。放射性炭素年代で4330±35年前(BP)、紀元前3010年〜前2898年に当たる。赤色物質はヘマタイトと確認。この地域のヤムナ文化でヘマタイトを確認したのは初。ヘマタイトは在地産で、ブレホフ・ゼンプリーン鉱床(Brehov-Zemplín)に関連。▶ Paweł Jarosz, Eva Horváthová, Michał Krueger, Rafał Siuda, Iwona Sobkowiak-Tabaka, Anita Szczepanek (2025) Interdisciplinary Insights Into Ochre Burial Rituals in Eastern Slovakia in the Beginning of the 3rd Millennium bc. Archaeometry, Early View.
- チェコ
- モラヴィア地域(Moravia)のプシェロフ(Přerov)近郊で、新石器時代〜鉄器時代の集落。中期青銅器時代・紀元前15世紀の粘土採掘坑も。[Brno Daily]
- フランス
- グラン・テスト地域圏(Grand Est)オーブ県(Aube) トロワ(Troyes)の歴史地区周辺で、ラ・テーヌ文化・紀元前1世紀の溝。前1世紀〜後3世紀末の鍛冶工房。カロリング朝・7〜9世紀の墓地。13世紀のトロワ城の城壁の一部。
▶ 15 siècles d’occupation en périphérie du centre historique de Troyes (Aube) [INRAP: Institut national de recherches archéologiques préventives] - UK(イングランド)
- バークシャー州(the county of Berkshire)クッカム(Cookham)にあるクッカム修道院(Cookham Abbey)で、水車を動かすための人工の水路リートや、装飾的な櫛、アングロサクソンのガラス容器。[Heritage Daily]
▼クッカム修道院関連記事→2025年8月3日 - アイルランド
- ウェストミーズ県(County Westmeath)で、中世・1600年前の農村集落。[WeathÉire]
- パナマ
- セロ・ファン・ディアス遺跡(Cerro Juan Díaz)で出土した西洋人到来以前の49人分の骨とにより炭素、窒素、酸素、ストロンチウムの同位体分析。当初はほとんどのメンバーがトウモロコシと海洋資源を摂取。700年までに変化が起こり、食生活が多様化。1150年には性別と年齢による差が顕著に。
▶ Ashley E. Sharpe, Nicole E. Smith-Guzmán, Claudia Patricia Díaz Pérez, Luis Alberto Sánchez Herrera, Diana Carvajal-Contreras, Jason Curtis, Jonathan D. Cybulski, Benoit Desjardins, Ilean Isaza-Aizpurúa, George Kamenov, Yajaira Núñez-Cortés (2025) Isotopic evidence of increased societal diversification in Pre-Columbian Panama. PLoS One, 20(11): e0335678.
2025年11月6日(木)
- 新潟県
- 柏崎市・丘江遺跡(おかえいせき)で、平安時代の竪穴建物。公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団の調査。[新潟日報]
▼丘江遺跡関連記事→2025年10月15日 - 長野県
- 松本市・松本城(まつもとじょう)の大天守に用いられた木材の一部は1596年に伐採。大天守の創建年代を1596〜1597年ごろと推定。月見櫓の木材1点は1626年伐採。大天守脇の辰巳附櫓は大天守と同時期。年輪年代による。[信濃毎日新聞]
▼松本城関連記事→2025年10月14日 - 佐賀県
- 白石町・須古城跡(すこじょうあと)で、虎口付近から新たにやぐら台とみられる建物の基礎部分を確認。西端部で古い時期の石積みを確認。白石町教育委員会の調査。11/8現地説明会。[佐賀新聞]
▶ 令和7年須古城跡発掘調査現地説明会を開催します [白石町]
▼須古城跡関連記事→2025年6月5日 - 韓国
- ソウル市・宗廟(종묘:チョンミョ)のすぐそばに高層建築が建てられれば、宗廟の世界遺産登録を取り消される可能性もあると、国家遺産庁長が国会の予算決算特別委員会で発言。ソウル市が再開発事業地の建物高さについて計画変更したことについての憂慮。高さ制限緩和の方針に対し、大法院(最高裁判所)は適法との判断。[聯合ニュース]
- 中国
- 山西省 運城市 塩湖区 上王郷・馬家溝瘟神廟(马家沟瘟神庙)で、明・清時代の壁画。[中国新聞網]
- 中国
- 陝西省・隋唐長安城通義坊遺跡(隋唐长安城通义坊遗址)の西南部で、隋から晩唐に至る多様な陶磁器が出土。使用痕あり。[中国新聞網]
- トルコ
- カイセリ県(Kayseri il)デヴェリ郡(Develi)にあるエルジイェス山(Erciyes Dağı)で、後期新石器時代〜前期銅石器時代・紀元前6000年の岩絵。[Anatolian Archaeology]
- キルギス
- イシク・クル湖(Ысык-Көл;Issyk-Kul)の北西岸近くの湖底で、シルクロード上の商業の拠点トル・アイギル(Тору-Айгыр;Toru-Aigyr)や、13〜14世紀のムスリム墓地を発見。15世紀の地震で水没したが、それ以前に拠点は廃絶。[24kg]
- メキシコ
- アグアダ・フェニックス遺跡(Aguada Fénix)では、社会の階層化の兆候がない紀元前1050年ごろ、9km×7.5mに及ぶ計画的な配置で宇宙の秩序を表現。[LiveScience]
▶ Takeshi Inomata, Daniela Triadan, Verónica A. Vázquez López, Melina García Hernández, Juan Carlos Fernandez-Diaz, Ashley E. Sharpe, Claudia Alvarado, Atasta Flores, Xanti Ceballos, Kelsey E. Hanson, Ran Chen, Timothy Beach, Takayuki Omori, Hiroo Nasu, Kazuo Aoyama, Keitaro Yamada, Ikuko Kitaba, and Takeshi Nakagawa (2025) Landscape-wide cosmogram built by the early community of Aguada Fénix in southeastern Mesoamerica. Science Advances, Vol 11, Issue 45.
▼アグアダ・フェニックス遺跡関連記事→2020年6月4日 - グアテマラ
- ペテン県(Departamento de Petén)ナーチトゥン遺跡(Naachtun)で古典期マヤの漆喰の床やベンチに陶片を象嵌して区画し表わした、古代のボードゲーム「パトリ」(patolli)のゲーム盤。パトリのゲーム盤が建築の設計段階から組み込まれ、長期にわたって使用された可能性を示す。
▶ Julien Hiquet and Rémi Méreuze (2025) Dealing with Uniqueness: A Classic Period Maya Mosaic Ceramic Patolli Board from Naachtun, Guatemala. Latin American Antiquity, First View, pp. 1 - 14.
▼ナーチトゥン遺跡関連記事→2005年12月9日 - ペルー
- アプリマク県(Departamento de Apurímac)チンチェロス郡(Chincheros)のテハワシ地区(Tejahuasi)にあるムユ・ウルク遺跡(Muyu Urqu)で、後期ワリの集落と儀式空間。[Diario Correo]
2025年11月5日(水)
- 奈良県
- 明日香村・飛鳥宮跡で、7世紀後半の正殿の規模を確定。東西20m、南北11.2m。周囲に段差のある石敷き。奈良県立橿原考古学研究所11/5発表。11/8-9現地説明会。[共同通信]
▼飛鳥宮跡関連記事→2025年10月16日 - 香川県
- さぬき市・是弘遺跡(これひろいせき)で弥生時代後期〜古墳時代前期の河川跡や建物跡。香川県埋蔵文化財センターの調査。11/29現地説明会。
▶ 「是弘遺跡現地説明会」「調査担当者とあるく是弘遺跡とその周辺」を開催します[香川県教育委員会]
▼是弘遺跡関連記事→2025年7月4日 - 佐賀県
- 唐津市・前田利家陣跡で、北側から西側にかけた外郭線にぐるりと堀があった可能性。桝形土橋とみられる空間も確認。佐賀県立名護屋城博物館11/4発表。[佐賀新聞]
▼前田利家陣跡関連記事→2025年4月15日 - 中国
- 湖南省 岳陽市(Yueyang)孫呉村(Sunwu)・温家山墓葬群(Wenjiashan)の商代の墓から出土した硬陶片と、殷墟から出土した原始磁器・硬陶を分析。ほかの商周時代の試料と比べると、地域ごとに原材料の加工方法に違いがあるが、温家山と殷墟のものには重複が多く、原材料が共通していることを示す。湘江流域と中原の間に交流があった可能性。
▶ Guisen Zou, Jinghang Lv, Wei Sheng & Yuling He (2025) New evidence of correlation between craftsmanship and provenance in early Chinese protoporcelain and hard pottery. npj Heritage Science, volume 13, Article number: 561. - バーレーン
- アアリ古墳群(A'ali)の石室から大量の二枚貝の殻に入った人工鉛ラウリオナイト。世界最古級のおしろいの可能性。ディルムン文明(Dilmun)・4000年前。[NHK]
- イスラエル
- メギド遺跡(Tel Megiddo)で、前期青銅器時代1B期・5000年前の岩を切りこんだワイン圧搾施設と、後期青銅器時代2期・3000年前のカナーン人の祭祀土器。[The Jerusalem Post]
▼メギド遺跡関連記事→2025年3月3日 - トルコ
- ディヤルバクル県(Diyarbakır)エルガニ郡(Ergani)・チャヨニュ・テペシ遺跡(Çayönü Tepesi)で、青銅器時代・紀元前2800年以降ごろの、地震で崩れた建物跡。北の方向に倒壊。建物は地震の時点で放棄されていた。[Anatolian Archaeology]
▼チャヨニュ・テペシ遺跡関連記事→2025年10月2日 - キプロス
- 東部海岸のラルナカ湾(Λάρνακα;Larnaca)に面するピラ・ヴィグラ(Pyla-Vigla)で、ヘレニズム時代の生活区域。建物4棟以上を調査。日常生活道具出土。[Heritage Daily]
▼ピラ・ヴィグラ関連記事→2024年11月23日 - オーストリア
- オーバーエスターライヒ州(Oberösterreich)タールハイム・バイ・ヴェルス(Thalheim bei Wels)でローマ時代・2世紀の邸宅。モザイク床3面。ローマ都市オウィラワ(Ovilava)に当たる。[Hamburger Abendblatt]
- ドイツ
- バイエルン州(Freistaat Bayern)ヴァイルハイム(Weilheim)で、前期鉄器時代・ハルシュタット文化の集落跡。[Merkur]
- モロッコ
- ヴォルビリス(Volubilis)で、ローマ時代・1〜3世紀の監視塔跡。マウレタニア・ティンギタナ属州(Mauretania Tingitana)の境界を守る。[ExpressTV]
- ケニア
- トゥルカナ盆地(Turkana Basin)のナモロトゥクナン遺跡(Namorotukunan)において、275万年前から244万年前までる30万年にわたる3時期の文化層。石材を体系的に選び、石器製作技術が継承されている。オルドワン文化の石器技術は、鮮新世(Pliocene)の環境変化の中から生まれた。
▶ David R. Braun, Dan V. Palcu Rolier, Eldert L. Advokaat, Will Archer, Niguss G. Baraki, Maryse D. Biernat, Ella Beaudoin, Anna K. Behrensmeyer, René Bobe, Katherine Elmes, Frances Forrest, Ashley S. Hammond, Luigi Jovane, Rahab N. Kinyanjui, Ana P. de Martini, Paul R. D. Mason, Amanda McGrosky, Joanne Munga, Emmanuel K. Ndiema, David B. Patterson, Jonathan S. Reeves, Diana C. Roman, Mark J. Sier, Priyeshu Srivastava, Kristen Tuosto, Kevin T. Uno, Amelia Villaseñor, Jonathan G. Wynn, John W. K. Harris & Susana Carvalho (2025) Early Oldowan technology thrived during Pliocene environmental change in the Turkana Basin, Kenya. Nature Communications, volume 16, Article number: 9401. - ペルー
- カラル遺跡(Caral)で、人類が気候変動を生き延びた証拠を発見。4200年前の干ばつに対し、カラルを離れて近隣のビチャマ(Vichama)やペニコ(Peñico)に移住し、技術を伝える。ビチャマの壁画では飢饉に苦しむ人々を描く。[The Guardian]
- アルゼンチン
- パラナ川(Paraná)中下流域の7遺跡で出土した植民地化以前、1380±100年前〜488±24年前の狩猟採集民の土器片88試料の岩石学的分析。パラナ川低地の遺跡間で共通の土器生産技術。様式は多様でも胎土のレシピは安定している。在地産土器以外は見つからず、在地生産を示す。
▶ Flavia V. Ottalagano (2025) Pottery production among small-scale societies of the Paraná River lowlands during the final Late Holocene: A petrographic study of technical choices. Journal of Archaeological Science: Reports, Volume 68, December 2025, 105475.
2025年11月4日(火)
- 長野県
- 中野市・南大原遺跡(みなみおおはらいせき)で、平安時代の集落跡。50軒を超す竪穴建物跡。大量の土器、青銅鏡、緑釉陶器出土。長野県埋蔵文化財センターの調査。11/15現地説明会。
▶ 中野市南大原遺跡の現地説明会を11月15日(土)に開催します。[長野県埋蔵文化財センター]
▼南大原遺跡関連記事→2025年9月4日 - 奈良県
- 上牧町・上牧久渡古墳群(かんまきくどこふんぐん、国史跡)の整備をめぐり、上牧町が、文化庁の承認を受けないやり方で遊歩道整備工事を行い、未確認の古墳とみられる石や土を削り取る。[NHK]
- 佐賀県
- 唐津市・名護屋城周辺の前田利家の陣跡に、巨大な堀とみられる空間。姫路城に匹敵する規模で、前田家の力を示す。堀の内側と外側をつなぐ「枡形土橋」とみられる構造も。佐賀県11/4発表。[共同通信]
- 韓国
- 全羅南道 羅州市 多侍面 伏岩里・伏岩里遺跡(복암리유적:ポガムニいせき)の高麗官衙跡で、昨年発見された3号建物跡に3回の建て直しを確認。南側では東西方向に伸びる築台や排水路を確認。官衙の規模の手がかり。[京郷新聞]
▶ 羅州 伏岩里「高麗会津県官衙跡」で築台、排水路構造を確認 [国家遺産庁]
▼伏岩里遺跡関連記事→2024年11月4日 - 中国
- 陝西省 西安市 灞橋区 十里鋪街道 張家坡村・張家坡墓地(张家坡墓地)で、戦国時代の墓309基、車馬坑1基、唐代の墓214基など。戦国墓は竪穴土坑墓を主とし、被葬者は秦人。多くは戦国時代中期。戦国時代の積石墓も25基。[京報網]
- 中国
- 陝西省 宝鶏市(Baoji)・魏家崖遺跡(魏家崖遗址;Weijiaya site)で出土した、春秋時代早期の棺装飾に用いた青銅の薄板を分析。鈴含有量5.71〜14.01%の低錫青銅を鍛造し製作。ほかの地域の製品とも比較し、秦文化初期の技術発展と、地域間の文化交流を推定。
▶ Ruoxi Huang, Cheng Liu, Xue Ling, Yuan He, Linhan Xue & Yun Liang (2025) Archaeometallurgical analysis of early Qin bronze thin sheets from Shaanxi China. npj Heritage Science, volume 13, Article number: 556. - 中国
- 湖北省 潜江市 張金鎮 三定村・林鳥台遺跡(林鸟台遗址)で、新石器時代早期・彭頭山文化の石器、土器や天然水晶。湖北省では最も古い新石器時代遺跡。[中国新聞網]
- ミャンマー
- 中北部のオアカイエ1遺跡(Oakaie 1)とHL29遺跡から出土した、後期新石器時代〜前期青銅器時代・紀元前2千年紀後半〜前1千年紀前半の人骨についてストロンチウム同位体の分析により、移動性を検討。新石器時代にはストロンチウム同位体の変異が青銅器時代より大きく、移動が顕著であり、広範な生計の開拓のためとみられる。青銅器時代には移動の範囲が狭まる。青銅器時代にはストロンチウム同位体比が同一の人々が特定の埋葬習慣と相関。
▶ Baptiste Pradier, Argyro Nafplioti, Alexandra V. Turchyn, Harold J. Bradbury, Matthew J. Cooper, Daw Kay Htwe Oo, U Saw Naing Oo, Anna Willis, Frédérique Valentin, T.O. Pryce (2025) Mobility patterning during the Neolithic and the Bronze Age in north-central Myanmar. Journal of Archaeological Science, Volume 184, December 2025, 106418. - トルコ
- トロイ遺跡(Troy)で出土した前期青銅器時代の銅合金を分析。大部分は砒素銅で、紅銅と錫青銅がこれに次ぐ。鈴青銅はトロイ2期(後期)に登場。トロイ4期に消失。トロイ2期〜トロイ3期の銅はエーゲ海地域やアナトリアの中心地には産出せず、アラビア半島起源の可能性。在地の鉛の鉛同位体を示すものがあり、地域内に持ち込まれてから合金化された。
s▶ Nina Finkel, Ernst Pernicka & Magda Pieniążek (2025) Investigating new material from Early Bronze Age Troy—isotopic and chemical composition of copper alloys. npj Heritage Science, volume 13, Article number: 557. - イタリア
- ローマにある中世の塔トッレ・デイ・コンティ(Torre dei Conti)が改装工事中の11/3に一部崩壊し、救助活動中にも2度目の崩壊。作業員1名死亡、1名重傷、2名軽傷。塔は13世紀初め教皇インノケンティウス3世が建立。高さ29m。[Reuters]
- フランス
- オー=ド=フランス地域圏(Hauts-de-France)ソンム県(Somme)アミアン(Amiens)で、中期旧石器時代・11万年前〜7万年前のフリント製石器。ルヴァロワ技法。ネアンデルタール人がいた証拠。
▶ Des traces de Neandertal à Amiens (Somme)[INRAP: Institut national de recherches archéologiques préventives] - スウェーデン
- ヴェステロース(Västerås)で、ヴァイキング時代の9遺跡を発見。剣、真珠、金箔、土器、鯨骨製のゲームの駒など。[Heritage Daily]
- エジプト
- タルハーン(Tarkhan)で先王朝時代から後期王朝時代の墓地。
▶ Anna Wodzińska, Aiman Ashmawy, Julia Chyla, Basem Gehad, Tomasz Herbich and Iwona Kozieradzka-Ogunmakin (2025) New evidence from the late Predynastic to Late Period cemetery at Tarkhan, Egypt.. Antiquity, First View, pp. 1 - 8. - アルゼンチン
- サルタ州(Provincia de Salta)ユヤイヤコ(Llullaillaco)の墓地で出土した人骨7体の同位体分析。彼らはインカのいけにえ儀式カパコチャ(capacocha)に関わる建築事業に従事したとみられ、放射性炭素年代によると、インカの拡大初期に当たる。ほとんどの人々はチリのアタカマに1人はボリビアに起源。ストロンチウム同位体から見てインカの儀式において多様な移動があった。主にC4植物を摂取したが、地域差もみられる。
▶ Eve Poulallion, Violeta A. Killian Galván, Verónica Seldes, María Fernanda Zigarán, Gabriela Recagno Browning, Pablo Mignone, François Fourel, Pascale Richardin, Bruno Maureille, Christophe Lécuyer (2025) The Empire Builders: A multi-isotopic analysis of the skeletal remains from the Llullaillaco volcano cemetery (Salta, Argentina). Journal of Anthropological Archaeology, Volume 80, December 2025, 101729. - 文化財害虫
- 古文書などへの被害が懸念される外来種の害虫、「ニュウハクシミ」の生息範囲が全国19都道府県に拡大。東京文化財研究所の調査。[NHK]
▶ 文化財害虫ニュウハクシミの国内分布域拡大の現状とベイト剤・設置箱無償配布のお知らせ[東京文化財研究所]
2025年11月3日(月)
- インド
- タミル・ナードゥ州(Tamil Nadu)ティルヴァンナーマライ(Tiruvannamalai)のArunachaleswararの丘で、中期旧石器時代の石器と細石器。石英で作られたものが多く、珪岩、チャーノッカイトもこれに次ぐ。マドラス大学(University of Madras)の調査。[The Times of India]
- パキスタン
- カイバル・パクトゥンクワ州(Khyber Pakhtunkhwa)のスワート(Swat)〜タキシラ(Taxila)間で、新たに8遺跡を発見。[Bloom Pakistan]
- トルコ
- ヴァン県(Van ili)トゥシュバ郡(Tuşba)のガリビン・テペ遺跡(Garibin Tepe)の地下にあるウラルトゥ時代・3000年前の彩色壁画に対し、保護措置。[Türkiye Today]
▼ガリビン・テペ遺跡関連記事→2024年10月31日 - イタリア
- バジリカータ州(Basilicata)マテーラ県(Matera)ポリコーロ(Policoro)の古代都市ヘラクレイア(Herakleia)で、地球物理学的調査により、巨大な半円形の遺構。古代の劇場跡と解釈。ディオニュソス神の聖域に面しており、ディオニュソス信仰に関連。[Heritage Daily]
- フランス
- アルデンヌ県(Ardennes)のモン=デュー修道院で出火。石造の壁を残し、木造の添乗や床が焼失。アルデンヌのノートルダムともたたえられる歴史的な建物。[RTL Today]
- フランス
- ヴェゾン=ラ=ロメーヌ(Vaison-la-Romaine)で、1〜6世紀の生活跡。壁、排水溝や、ローマの街道とみられる舗装。[LaProvence]
2025年11月2日(日)
- 青森県
- 十和田市・十和田湖の占場(うらないば)で行われた潜水調査で、16世紀に国内で流通していた中国銭「洪武通宝」が、ひもなどで束ねられた状態で発見。占い場の信仰が中世後期・16世紀にさかのぼることを示す。十和田市教育委員会11/1発表。[東奥日報]
▼占場関連記事→2025年7月18日 - 岩手県
- 北上市・八天遺跡(はってんいせき)で、縄文時代後期の大規模集落。北上市立埋蔵文化財センターの調査。11/1現地説明会。[岩手日日新聞]
▼八天遺跡関連記事→2024年10月7日 - 中国
- 長江中流域の溝湾遺跡(沟湾遗址;Gouwan)で出土した、屈家嶺文化(Qujialing)晩期・4500年前の初期青銅遺物を分析。8%以上の鉛を含む複雑な元素組成。
▶ Tianxing Cui, Minzhe Zhao, Zhihui Yao, Kai Sun, Wanquan Zheng, Yanpeng Cao, Jian Zhang, Song'an Jin (2025) Early bronze artefacts of Qujialing Culture (4500 BP) in the middle Yangtze River Valley of China. Archaeological Research in Asia, Volume 44, December 2025, 100664.
▼溝湾遺跡関連記事→2025年9月13日 - トルコ
- コンヤ(Konya)で、(ルーム・)セルジューク朝のスルタン、アラーウッディーン・カイクバード1世(Alaeddin Keykubad I;在位1220〜1237年)がモンゴル帝国に備えて建設した城壁120m分と、12門のひとつ、ラレンデ門(Larende Gate)の跡を確認。[Anatolian Archaeology]
- トルコ
- エルズルム県(Erzurum ili)ヤクティエ郡(Yakutiye)のデイルメンレル遺跡(Değirmenler Höyük)で、クラ・アラクセス文化(Kura-Araxes culture)よりさかのぼる6000年前〜5500年前建物遺構。[Türkiye Today]
▼デイルメンレル遺跡関連記事→2024年8月31日
2025年11月1日(土)
- 熊本県
- 八代市・麦島城跡(むぎしまじょうあと)の平櫓(ひらやぐら)の4部材13点について放射性炭素年代測定し、1597〜1619年。加藤家による1612年の大改修の際の部材と推定。[読売新聞]
▼麦島城跡関連記事→2004年11月12日 - トルコ
- エスキシェヒル県(Eskişehir il)のキュリュボア・ヒュユク遺跡(Küllüoba Höyük)にある前期青銅器時代・5000年前のピトス墓(壺棺墓)で、指1本の欠けた手を表わすレリーフ。服喪に関わるシンボルか。[Anatolian Archaeology]
- フランス
- ラ・ノワラ遺跡(la Noira)で出土した、前期青銅器時代・アシュール文化の70万年前と45万年前の2時期のハンドアックスについて、使用痕分析により、ハンドアックスの用途を推定。70万年前と45万年前はハンドアックス使用時の持ち方が違い、異なる用途に使用されていたと推定。ハンドアックスは100万年以上にわたって比較的同様の形状であったが、機能や用途が一定であったかどうかははっきりしていなかった。
▶ Alice Rodriguez, Emily Coco, Marie-Hélène Moncel, Jackie Despriée, Bruce Hardy & Radu Iovita (2025) Use-Wear Analysis Shows Changing Handaxe Grip and Use Across Time at la Noira (France). Journal of Paleolithic Archaeology, Volume 8, article number 32, - スペイン
- イビサ島(Ibiza)イビサ(Ibiza)のイシドロ・マカビッチ通り(Isidor Macabich)で、ローマ時代の貯蔵穴を利用した廃棄土坑から、ヘラクレスの木像出土。[La Voz de Ibiza]
- デンマーク
- オーフス(Aarhus)の聖オルフ教会(Sankt Olufs Kirke;St. Olaf's Church)跡の教会墓地で、中世・900年前の初期キリスト教徒77人の墓を発掘。一部の被葬者には、北欧の異教徒の痕跡も。[LiveScience]
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