2025年11月20日(木)
- 北海道
- 洞爺湖町・栄遺跡で、縄文後期の土器。[北海道ニュースリンク]
- 韓国
- 京畿道 楊州市・大母山城(대모산성:テモさんじょう:第15次調査)で、三国時代の百済の木簡3点。「己卯年」(439年)のものを含む。鎮川付近の地名「今勿奴」も記す。ト骨も出土。[聯合ニュース]
▼大母山城関連記事→2025年10月19日 - ロシア
- ヴィボルグ(Выборг;Vyborg)で、中世スウェーデン・15世紀の紋章石と19世紀の短剣。[Arkeonews]
- ベルギー
- ゴイエ洞窟群(Grottes de Goyet;Grotten van Goyet;Goyet caves)第3洞窟で出土したネアンデルタール人の人骨を分析し、6個体を同定。青年期の女性4人と子供2人で、在地の出身者ではない。更新世後期(Late Pleistocene)・45000年前〜41000年前でホモサピエンスの東莱時期に当たり、外来者のネアンデルタール人を標的に選択的な食人が行われたことを示す。
▶ Quentin Cosnefroy, Isabelle Crevecoeur, Patrick Semal, Mateja Hajdinjak, Alba Bossoms Mesa, Johannes Krause, Guido Alberto Gnecchi-Ruscone, Cosimo Posth, Hervé Bocherens, Thibaut Devièse & Hélène Rougier (2025) Highly selective cannibalism in the Late Pleistocene of Northern Europe reveals Neandertals were targeted prey. Scientific Reports, volume 15, Article number: 40741.
▼ゴイエ洞窟群関連記事→2019年3月15日 - フランス
- オー=ド=フランス地域圏(Hauts-de-France)ノール県(le département du Nord)コンデ=シュル=レスコー(Condé-sur-l’Escaut)のエーヌ川(Haine)の河畔で、中世の集落。
▶ Mille ans d’occupation sur les berges médiévales de la rivière Haine à Condé-sur-l’Escaut (Nord) [INRAP: Institut national de recherches archéologiques préventives]
2025年11月19日(水)
- 奈良県
- 奈良市・東大寺の講堂は東西61.4m、南北36m。2度の再建は当初の礎石を再利用し、同規模で行われた。11/22現地説明会。[朝日新聞]
- 韓国
- 慶尚北道 永川市・完山洞古墳群(완산동 고분군:ワンサンドンこふんぐん)で、5世紀末〜6世紀初めの大型の積石木槨墳から金銅冠、金製耳飾、銀製帯金具などが出土。新羅勢力下の支配者の墓。[韓国日報]
▼完山洞古墳群関連記事→2025年9月25日 - トルコ
- オスマニエ県(Osmaniye il) の古代都市カスタバラ(Καστάβαλα;Kastabala)で、ローマ時代・1世紀のの劇場から人面レリーフ。[Anadolu Ajansı]
▼カスタバラ関連記事→2024年12月25日 - チュニジア
- カスリーヌ (Kasserine)のHenchir el Begar遺跡で、ローマ帝国内で2番目に大きいオリーブオイル圧搾施設。[Phys.Org]
2025年11月18日(火)
- 新潟県
- 佐渡市の相川鹿伏にも、4世紀ごろの前方後円墳が存在した可能性。[新潟日報]
- 兵庫県
- 西宮市 学文殿町にある橋の欄干を「戦争遺跡」として西宮市が近くの公園に移設し保存。太平洋戦争末期の阪神大空襲で被弾。[神戸新聞]
- 大分県
- 大分市・亀塚古墳(かめづかこふん)で、埴輪のレプリカが何者かに破壊される。[TOSテレビ大分]
- 韓国
- 国家遺産(国指定文化財)を保有する伝統寺院98か所の山火事危険度を分析し、64か所が危険度「高」以上と判明。[聯合ニュース]
- ニュージーランド
- 先住民マーオリ人(Māori)の石材利用について研究。前期(1250〜1500年)には完成した石器や石材を近隣地域で交換するとともに、より価値の高い石材を長距離輸送。後期(1500〜1800年)には前期で用いていた石材は使わなくなるか顕著に減少し、好む石材が変わる。交換ネットワークも縮小。
▶ Phillip R. Moore (2025) The Pre-European Utilisation of Lithic Resources in Aotearoa New Zealand. Archaeology in Oceania, Early View. - アラブ首長国連邦
- ウンム・アル=カイワイン首長国(Umm al-Quwain)にあるテル・アブラク遺跡(Tell Abraq)は、後期青銅器時代〜先イスラーム末期にわたり、ペルシャ湾とその周辺の交易ネットワークに重要な役割。
▶ Michele Degli Esposti (2025) Tell Abraq: cross-cultural connections in the Persian Gulf from the Late Bronze Age to the early centuries AD. Antiquity, First View, pp. 1 - 8.
▼テル・アブラク遺跡関連記事→2023年5月6日 - トルコ
- キネト・ホユック遺跡(Kinet Höyük)から、前期青銅器時代〜鉄器時代・紀元前3千年紀〜前1千年紀の木材、オリーブ、ブドウの炭化物出土。
▶ Katleen Deckers, Marie-Henriette Gates (2026) Exchange networks and agro-economy at Kinet Höyük (Türkiye) from the 3rd-1st millennium BC traced through prized wood, olive, and grape charcoal remains. Journal of Archaeological Science: Reports, Volume 69, February 2026, 105472. - トルコ
- アドゥヤマン県(Adıyaman ili)の古代都市ペッレ(Πέρρη;Perre)で、ローマ時代・1500年前の居住スペース。ペッレはコンマゲネ王国(Kομμαγηνή;Commagene)の主要5都市の一つ。[Türkiye Today]
▼ペッレ関連記事→2025年9月1日 - イタリア
- 古代エトルリア都市ヴェイオ(Veio)で、地下トンネルについて、完全なマッピングに成功。[Arkeonews]
- スーダン
- 中世アルワ王国(Aρουα;Alwa)の都・ソバ(Soba)のさまざまな場所に葬られた人々の出自を、ストロンチウム同位体の分析により検討。都市の形成時期には、遺伝的な同質性が高い。その後、外部からの影響や移民の増加を反映して遺伝的な多様性が高くなる。
▶ Joanna A. Ciesielska, Mariusz Drzewiecki, Petrus Le Roux & Patrick Roberts (2025) Early settlers of Soba: strontium isotope evidence for population dynamics in medieval Nubia. World Archaeology.
▼ソバ関連記事→2023年5月2日
2025年11月17日(月)
- 神奈川県
- 茅ヶ崎市・下寺尾西方遺跡(しもてらおにしかたいせき)で、8世紀以降の版築遺構。東西11m、南北8.6m以上。古代官衙を構成する正倉跡の可能性。茅ヶ崎市教育委員会の調査。[朝日新聞]
- 韓国
- 大田市・鶏足山城(계족산성;ケジョクさんじょう)で、2022年と2023年の豪雨により一部崩壊した城郭の補修が始まった。[聯合ニュース]
▼鶏足山城関連記事→2006年4月30日 - 韓国
- 慶尚南道 昌寧郡・校洞11号墳(교동 11호 무덤:キョドン11ごうふん)から出土した象嵌銘大刀を再調査。「上(部)先人貴常刀」の7時を新たに判読。校洞11号墳は5世紀後半〜6世紀初め。校洞と松峴洞(송현동;ソンヒョンドン)の古墳は三国時代の「非火加耶」の最高支配者の墓と推定されている。[聯合ニュース]
- 中国
- 耀州窯(Yaozhou Kiln)の唐・宋・元・明・清時代の黒釉を分析し、釉薬配合、焼成工程、表面特性を比較。黄土を用いた黒釉の成分は、各王朝でほぼ同じ。高温での還元焔焼成は一貫しているが、宋と清で焼成温度が向上。表面の斑点は、唐代はα-Fe2O3/ε-Fe2O3共結晶、宋代はε-Fe2O3単相、元代、明代、清代はε-Fe2O3結晶。
▶ Han Wang, Pei Shi, Zhao Ren, Fen Wang, Jianfeng Zhu, Hongjie Luo, Yukikazu Takeoka, Yali Zhao, Linna Shi, Biao Zhang (2025) Study on the Glaze Technology and Surface Characteristics of Black Glazes from Yaozhou Kiln during the Tang, Song, Yuan, Ming, and Qing Dynasties. Journal of the European Ceramic Society. - 中国
- 陝西省 宝鶏市・周原遺跡(周原遗址;Zhouyuan)から西周時代の出土した人骨や獣骨について、炭素と酸素の安定同位体分析。キビを基本とし、多様なカ地区で補う食生活。社会的な階層と、商系か周系かによって食生活は異なり、商系の住民はエリート層に比べ、たんぱく質の豊富な食品へのアクセスが限られるが、性別による差ははっきりしない。
▶ Jingbo Li, Duo Tian, Li Liu, Jianrong Chong, Xingshan Lei, Siao Sun, Lei Yang, Xianglong Chen (2025) Diet and social differentiation in Western Zhou China: isotopic evidence from Zhouyuan. Journal of Archaeological Science: Reports, Volume 69, February 2026, 105478.
▼周原遺跡関連記事→2024年12月28日 - 中国
- 江蘇省 常州市 溧陽市 崑崙街道 原鮑家村・鮑家遺跡(鲍家遗址)で新石器時代の土器、木製品、植物遺体、動物遺体、織物などが出土。放射性炭素年代で8100年前〜7500年前。太湖周辺地区では最も古い遺跡と判明。[新華社]
- イラク
- ナジャフ県(Najaf province)で、ヒジュラ暦15年(636)のカーディシーヤの戦い(Battle of al-Qadisiyyah)に関連した遺跡とみられる砦跡。[Iraqi News]
- クウェート
- アル・スビーヤ(Al-Subiya)のバハラ1遺跡(Bahra 1)で、ウバイド文化・紀元前5700年の窯20基と、各種の土器・土製品。[IntelliNews]
▼バハラ1遺跡関連記事→2025年2月11日 - パレスチナ
- ガザ地区のパシャ宮殿をイスラエル軍が意図的に破壊し、宮殿内の博物館を略奪。17000点を奪う。[ParsToday]
- トルコ
- アルダハン県(Ardahan ili)で、アラム語の碑文。[Türkiye Today]
- トルコ
- トロイ遺跡(Troy)で、4500年前の大陸間交易を示す遺物。金のらせん形ブローチや玉の破片、貝殻製ビーズ。青銅製ピン、骨器など。[Türkiye Today]
- スペイン
- アストゥリアス州(Principado de Asturias)ペニャメレラ・アルタ(Peñamellera Alta)・コインブレ洞窟(Coímbre Cave)のA区で、中期マドレーヌ文化(Middle Magdalenian)にヒトが居住した痕跡。資源の調達は、距離が近い西方よりも、東方との遠距離交易をおこなう。AMS年代によると、前期マドレーヌ文化の居住との間に空白期がある。
▶ David Álvarez-Alonso, María de Andrés-Herrero, Verónica Estaca Gómez, Sergio Martín Jarque, José Yravedra Sainz de los Terreros (2026) Middle Magdalenian human occupation at Coímbre Cave, Zone A (Asturias, northern Iberia). Journal of Archaeological Science: Reports, Volume 69, February 2026, 105492.
2025年11月16日(日)
- 中国
- 陝西省(Shaanxi)廬山峁遺跡(芦山峁遗址;Lushanmao)で出土した新石器時代晩期の土器を分析し、4種以上の胎土の配合を確認。独立した複数の生産単位が関与。粘土は基本的に2種に分かれ、混和材によって多様な胎土を実現。
▶ Nani Liu, Huiru Lian, Mingzhi Ma, Kunlong Chen (2026) Resource utilization and craft practices in late neolithic pottery production: Insights from the Lushanmao Site, Northern Shaanxi, China. Journal of Archaeological Science: Reports, Volume 69, February 2026, 105491. - 中国
- 貴州省(Guizhou)恵水県(Huishui)・清水苑大洞遺跡(清水苑大洞遗址;Qingshuiyuan Dadong)から出土した 更新世終末期・11000年前の赤色遺物を複数の方法で分析し、赤鉄鉱と特定。副葬品の顕微鏡観察とも考え併せて、葬送儀礼の一環として石器に黄土を意図的に塗布して副葬した可能性。
▶ Xiangli Wang, Hui Cen, Xinglong Zhang, Yinghua Li, Siran Liu, Fan Ning, Chenru Zeng, Tengfei Wang, Yanyi Chen, Wenjing Zhang & Yueming Niu (2025) New evidence for the terminal pleistocene funerary-associated ochre use in southwestern China. npj Heritage Science volume, 13, Article number: 578. - トルコ
- アトチャナ遺跡(Aççana Höyüğü;Tell Atchana)/アララハ(alalakh)で出土した青銅器時代の鳥類の遺体を分析。75%が水鳥で、マガモ(Anas platyrhynchos)とコガモ(Anas crecca)が最多。後期青銅器時代1期には数量と多様性ともピークに達し、水文学的な変化や文化的な変化に対応している可能性。ハトとマガモについては翼を重視しており、祭祀に結びついていたとみられる。
▶ Marcel van Tuinen, Lionel Gourichon, Anderson L. Carter, K. Aslıhan Yener, Müge Bulu, Murat Akar, Canan Çakırlar (2025) Human-Bird Interactions Across Time and Space in a Bronze Age City: The Case of Tell Atchana, Alalakh (Amuq Valley, Turkey). International Journal of Osteoarchaeology, Early View.
▼アトチャナ遺跡関連記事→2025年10月19日 - ノルウェー
- オンダルスネス(Åndalsnes)で、1200年ごろの青銅製のイエス像。もとは鍍金されていた。[Nordisch]
▼ムーレ・オ・ロムスダール県(Møre og Romsdal)ラウマ市(Rauma)
2025年11月15日(土)
- 奈良県
- 平城宮・京跡の発掘調査で検出した地震痕跡は4か所に集中して検出され、南北に分布。断層のずれで生じる「撓曲」の延長上。[奈良新聞]
- 岡山市
- 北区・造山古墳(つくりやまこふん)の前方部前端で葺石を確認。円筒埴輪の破片出土。岡山市教育委員会の調査。11/16現地説明会。[山陽新聞]
▼造山古墳関連記事→2024年10月16日 - ヨルダン
- Khirbet al-Khalde遺跡で、ローマ時代、ビザンティン時代、初期イスラームのガラス片79編を分析。4世紀まで、エジプトからガラス製品を多く輸入。遺跡の活動は8世紀まで継続。同遺跡は2世紀初めにローマのノウァ・トライアナ街道(Via Nova Traiana)に組み込まれており、ガラス製品は主にシリア・パレスチナ方面から供給されたと考えられていた。▶ Cristina Boschetti, Nadine Schibille, Craig A. Harvey, Emanuele Ettore Intagliata and Rubina Raja (2025) Broken glass on the Via Nova Traiana: Roman, Late Antique and Early Islamic activity at Khirbet al-Khalde (south Jordan). Antiquity, First View, pp. 1 - 18.
- イタリア
- シチリア島(Sicilia;Sicily)シラクーザ(Siracusa;Syracuse)のマリーナ・ディ・オニーナ(Marina di Ognina)沖で2019年に見つかった後期古代・5〜6世紀の沈没船で、船の構造や積み荷が判明。全長15〜18m、幅5〜6m。[Heritage Daily]
- ドイツ
- バイエルン州(Freistaat Bayern)パッサウ郡(Landkreis Passau)バート・フュッシンク(Bad Füssing)の前期中世の墓16基に対する放射性炭素年代。6〜7世紀の「バイエルンの王女」の墓よりもさかのぼる5世紀半ばには墓地が存在。イン川(Inn)流域をローマ帝国が支配しているうちに、バイエルン人の移住が始まっていたことを示す。
▶ Spuren früher Inn-Siedler beleuchten Übergang der Römerzeit ins Mittelalter [Archaeologie Online]
▼バート・フュッシンク関連記事→2021年11月12日 - ドイツ
- ノルトライン=ヴェストファーレン州(Land Nordrhein-Westfalen)ギュータースロー郡(Kreis Gütersloh)リートベルク(Rietberg)で、中世の板敷きの道路。13世紀半ばのリートベルク市のはじまりに関連か。
▶ Mittelalterlicher Bohlenweg in Rietberg entdeckt [Archaeologie Online] - フランス
- グラン・テスト地域圏(Grand Est)ヴォージュ県(Vosges)エピナル(Épinal)で、中世の郊外地域の建物など。東西方向の旧河道や杭があり、その後、水路として整備され、10〜12世紀に集落が営まれる。13世紀以降、エピナルの郊外として集落が発展。16世紀末〜17世紀初めにかけて集落は廃絶。
▶ Redécouverte d’un faubourg médiéval à Épinal (Vosges) [INRAP: Institut national de recherches archéologiques préventives] - ノルウェー
- トロンデラーグ県(Trøndelag)ビュグン(Bjugn)のヴァル(Val)で、ヴァイキング時代・9世紀の墓。被葬者は在地の農場の女主人の可能性。口元に貝殻を置くのは、従来の最古例から300〜4000年さかのぼる。[Arkeonews]
- USA
- ニューメキシコ州(State of New Mexico;Estado de Nuevo México)リオ・グランデ(Rio Grande)中流域で出土したクローヴィス期(Clovis)とフォルサム期(Folsom)の黒曜石について、産地を分析。フォルサム期のほとんどすべての黒曜石製品はヘメズ山脈(Jemez Mountains)のValles Rhyoliteを利用。クローヴィス期はアリゾナ州東部、ニューメキシコ州西部と北部。リオ・グランデ中流域のクローヴィス期の人々は、アリゾナ州南部のマレー・スプリングズ(Murray Springs)の人々と黒曜石産地を共有しており、同一または関係の深い集団と推定。
▶ M. Steven Shackley (2025) Obsidian Source Provenance, Paleoindian Procurement Range, Territory, Social Interaction, and Identity in the Middle Rio Grande Valley, New Mexico. PaleoAmerica.
2025年11月14日(金)
- 栃木県
- 宇都宮市・うつのみや遺跡の広場で地中に埋設された銅線ケーブルが盗まれ、資料館が停電。[下野新聞]
- 長野県
- 佐久市・寺畑遺跡(てらばたけいせき)で1995年に出土した縄文時代草創期・13000年前の石器の一種「掻器」は、東京都の神津島産の黒曜石と判明。明治大学黒耀石研究センターの分析。[産経新聞]
- 京都府
- 亀岡市・千代川遺跡(ちよかわいせき:第38次調査)のN地区で、弥生時代中期後葉から後期にかけての居住域と墓域。竪穴建物30基、木棺墓など30基。公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センターの調査。11/22現地説明会。
▶ 千代川遺跡第38次現地説明会のご案内[公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター]
▼千代川遺跡関連記事→2025年2月21日 - 島根県
- 松江市・東百塚山20号墓(ひがしひゃくづかやまにじゅうごうぼ)の斜面や裾部で配石を確認。15m×11mの方丘部をもつ四隅突出型墳丘墓と判明。墓壙3基。在地と吉備地域の供献土器。弥生時代後期の四隅突出型墳丘墓。島根県古代文化センターの調査。11/23現地説明会。
▶ 140 松江市を代表する四隅突出型墳丘墓の発掘調査を実施![島根県]
▼東百塚山古墳群関連記事→2015年1月21日 - 島根県
- 松江市・出雲国府跡(いずもこくふあと)の政庁域の正殿北側で、9世紀中葉以降の人工的な「くぼ地」を確認。政庁域の施設配置は変化したことに関連。島根県埋蔵文化財調査センターの調査。11/23現地説明会。
▶ 139 史跡出雲国府跡 政庁域の施設変遷を確認 [島根県]
▼出雲国府跡関連記事→2024年11月19日 - 韓国
- 忠清南道 瑞山市・普願寺跡(보원사지:ポウォンサあと:第12次調査)で、僧坊跡といられる建物跡を25棟、柵跡11か所、石築7か所、排水路8か所発見。普願寺は9世紀以前に創建と推定。[聯合ニュース]
▼普願寺跡関連記事→2007年12月24日 - 韓国
- 釜山市 機張郡 機張邑 西部里・機張邑城(기장읍성:キジャンゆうじょう)の1425年ごろの初築時の体城と堀を発見。[聯合ニュース]
▼機張邑城関連記事→2023年4月21日 - トルコ
- アンタルヤ県(Antalya il)フィニケ(Finike)の古代都市リミュラ(Λίμυρα;Limyra)で古典期のゼウスの神殿。碑文資料では存在が知られていた。[Türkiye Today]
- ポーランド
- レドニツァ湖(jezioro lednickie;lake Lednica)のレドニツァ島(Ostrów Lednicki)近くの湖底から中世の大量の武器。中世・10〜11世紀の槍4本を含み、うち1点は金、銀、青銅などを貼って精巧に装飾。
▶ Podwodny arsenał Ostrowa Lednickiego [Uniwersytet Mikołaja Kopernika] - ドイツ
- ニーダーザクセン州(Land Niedersachsen)ハン・ミュンデン (Hann. Münden)で、中世の城跡。礎石や城壁、木材など。[NDR]
- スーダン
- バユダ砂漠(Bayuda Desert)のBP937遺跡で、ケルマ文化(Kerma Culture)・古クシュ2期初め・紀元前2050年〜前1750年の墓。副葬された2点の土器は、1点は正しく、もう1点はさかさまに置かれていた。
▶ Monika Badura, Henryk Paner, Patryk Muntowski, Tomasz Goslar, Aleksandra Pudło, Dagmara Lisman, Magdalena Moskal del-Hoyo, Agnieszka M. Noryśkiewicz, Karol Szawaryn & Joanna Then-Obłuska (2025) A mysterious burial from the Kerma Culture (second millennium BC) in the Bayuda Desert of Sudan. Azania: Archaeological Research in Africa. - コロンビア
- ボヤカ県(Departamento de Boyacá)のサンタ・マリア市(Santa María)とカンポヘルモソ市(Campohermoso)で、ヨーロッパ人到来以前の300以上の遺跡。[Caracol Radio]
2025年11月13日(木)
- 千葉県
- 館山市・館山海軍航空隊赤山地下壕跡で、見学ルートの天井が一部崩落。一般公開を休止。[千葉日報]
- 韓国
- 大邱市 北区・八莒山城(팔거산성:パルゴさんじょう)の西北側城壁を調査。城壁は三国時代と高麗時代に構築。新羅初の石築城壁の様相を確認。区画ごとに担当を分けて構築した様相。[聯合ニュース]
▼八莒山城関連記事→2025年4月29日 - 中国
- 蘇州市・永慶寺の文昌閣が11/12火災で全焼。「水滸伝」が書かれた場所との言い伝えがあり、1993年に再建。[FNN]
- 中国
- 新疆ウイグル自治区(Xinjiang)疏附県(Shufu)のタリム盆地(Tarim)西部にあるアケタラ遺跡(Aketala)で、新石器時代晩期・紀元前2200年にさかのぼるオアシス集落。紀元前1800年にはアンドロノヴォ文化(Andronovo culture)が波及して農耕牧畜社会をもたらし、この地域の青銅器生産が始まる。
▶ Kai Cao, Yun Zhang, Shaobai Xiong, Tao Shui and Peng Ma (2025) The westernmost Bronze Age oasis settlement in the Tarim Basin: excavating at the Aketala sites. Antiquity, First View, pp. 1 - 8. - パレスチナ
- ヨルダン川西岸地区ラマッラー(Ramallah)のアイン・サミヤ(Ain Samiya)で1970年に出土した4300年前の銀のゴブレットに表わされた図像を解釈。混沌からの天地の創造を表わすが、聖書の創世記にはない神秘的な光の船のイメージも盛り込む。[The Times of Israel]
▶ Eberhard Zangger, Daniel Sarlo, Fabienne Haas Dantes (2025) The Earliest Cosmological Depictions: Reconsidering the Imagery on the ˁAin Samiya Goblet. JEOL, Vol. 49, pp. 49-84. - イスラエル
- カルメル山(Mount Carmel)のエル・ワド・テラス(El-Wad Terrace)で出土した鳥類のの遺体を分析。ナトゥーフ文化(Natufian)・15000年前の人々は、海ではなく湖沼で淡水の渡り鳥の狩猟を行った。[The Jerusalem Post]
▶ Linda Amos, Mina Weinstein-Evron, Reuven Yeshurun (2025) Seasonal Exploitation of Migratory Waterfowl at Natufian el-Wad Terrace, Mount Carmel, Israel. International Journal of Osteoarchaeology, Early View.
▼エル・ワド・テラス関連記事→2020年6月12日 - トルコ
- アドゥヤマン県(Adıyaman)クユル村(Kuyulu)の古代都市タルサ(Tharsa)でローマ時代・2世紀の岩版に掘りこまれた横穴墓。壁と天井にレリーフ。[Anatolian Archaeology]
▼タルサ関連記事→2024年5月18日 - トルコ
- 古代都市ティアナ(Τύανα;Tyana)のローマ時代・2世紀のプールで出土した祭壇に、ヘビのモチーフ医神アスクレピオス(Ἀσκληπιός;Asclepius)に捧げられた聖域だった。[Heritage Daily]
▼ニーデ県(Niğde il)ケメルヒサル郡(Kemerhisar)
▼ティアナ関連記事→2024年9月27日 - カザフスタン
- ボゾク遺跡(Бозоқ)で、ジョチ・ウルス(キプチャク・ハン国;Golden Horde)の時代の墓廟5基。[Kazinform]
- ウズベキスタン
- タシュケント(Tashkent)のカンカ遺跡(Kanka)で中世・10〜11世紀の壁画。壁画の伝統はアラブ人の征服で衰退したとみられていたが、10〜11世紀に復活していたことを示す。[The Times of Central Asia]
▼カンカ遺跡関連記事→2025年10月31日 - エジプト
- ツタンカーメン王(Tutankhamun)の遺体は、1925年の出土時、ハワード・カーター(Howard Carter)らの発掘隊によって、頭が切り落とされ、体もバラバラにされた。遺体を保護する黒い樹脂を除去するためだったが、公開された検視報告書や私的な発掘報告にも記載なし。[The Conversation]
- チュニジア
- トフェの聖域(Tophet)で、フェニキア風の髪型の女性を表わした紀元前4世紀後半の大理石製マスク。古代カルタゴの神タニト(Tanit)とバアル・ハモン(Baal Hammon)への奉納品の可能性。[Arkeonews]
2025年11月12日(水)
- 宮城県
- 多賀城市・多賀城跡(たがじょうあと:第101次調査)の新西久保地区で、低地部の西辺区画施設が材木塀・大溝であることを確認。宮城県多賀城跡調査研究所の調査。11/15現地説明会。
▶ 多賀城跡第101次発掘調査現地説明会の開催について[宮城県] - 三重県
- 伊賀市・霊山山頂遺跡で、石室内に安置されていた聖観音立像が盗まれる1675年製作。三重県指定文化財。[名古屋テレビ]
- イラン
- テペ・ヒッサール遺跡(Tepe Hissar)で出土した前期青銅器時代の銅滓を分析。
▶ Benjamin Sabatini, Antoine Allanore (2025) A novel application of X-ray computed tomography towards the characterization and interpretation of phase formations, mineral parageneses, and internal features in ancient copper slag from Tepe Hissar, Iran. PLoS One, 20(11): e0336603. - ヨルダン
- タフィーラ県(Ṭafīla)のヒルバト・アル・シラ遺跡(Khirbat al-Silaʿ)を、十字軍時代・12〜14世紀のCelle城と同定。エルサレム王国(kingdom of Jerusalem)のトランスヨルダン領主(Lordship of Transjordan)の城。
▶ Micaela Sinibaldi (2025) Identifying a castle of the Crusader Lordship of Transjordan: Khirbat al-Silaʿ. Levant. - シリア
- ハモウカル(Hamoukar)の紀元前5〜前3千年紀の都市で出土した動物遺体を分析し、継起する3つの都市の連続体ととらえる。最初の都市は、ヤギの管理が鍵で集約的でかつ長距離移動を伴う。第2の都市ではヤギの毛を利用し、さらにいくつかの動物を利用。第3の都市ではブタが食料の重要部分を占める。
▶ Kathryn Grossman, Max Price, Diana Fennimore, Salam Al Kuntar, Clemens Reichel (2025) Cities are different animals: A zooarchaeology of urbanism at Hamoukar, Syria, 5th-3rd millennia BC. Journal of Archaeological Science, Volume 184, December 2025, 106409.
▼ハモウカル関連記事→2010年9月23日 - トルコ
- ビレジク県(Bilecik)バフチェリエヴレル(Bahçelievler)の鉄器時代・紀元前6世紀中ごろの火葬墓から、ロドス島(Ρόδος;Rhodes)様式の青銅製留針(fibula)。[Türkiye Today]
▼バフチェリエヴレル関連記事→2024年1月14日 - トルコ
- ブルサ県(Bursa il)ニリュフェル市(Nilüfer)ギョルヤズ村(Gölyazı)の古代都市アポロニア・アド・リンダクム(Apollonia ad Rhyndacum)の古代劇場で、「ロニドス」(ΛΩΝΙΔΟΣ;Lonidos)の銘の入ったローマ時代の座席。本来の座席位置を復元する手がかり。[Anatolian Archaeology]
▼アポロニア・アド・リンダクム関連記事→2025年10月29日 - トルコ
- シャンルウルファ県(Şanlıurfa)のウルファ砦(Urfa Kalesi)で、ビザンティン時代・460〜495年のモザイク床。ギリシャ語で初期キリスト教に関わる銘文。[Greek City Times]
▼ウルファ砦関連記事→2025年10月21日
2025年11月11日(火)
- 奈良県
- 上牧町・上牧久渡古墳群(かんまきくどこふんぐん)で、立ち入り禁止の柵を乗り越えて古墳群内を撮影する古墳系ユーチューバーが出没し、住民に不安。[産経新聞]
▼上牧久渡古墳群関連記事→2025年11月4日 - 熊本県
- 山鹿市・熊本県立装飾古墳館は、電気設備の不具合から復旧し、11/15再開。[熊本県]
- 韓国
- 全北 茂朱郡 茂豊面 県内里・聖峴石城(성현석성:ソンヒョンせきじょう)で、西側の城壁の構造と、平坦地に設けられた建物跡を確認。多数の新羅土器が出土し、6世紀以降に築かれた新羅の石築山城であることを立証。茂豊面は『三国史記』地理志に記す新羅の「茂山峴」に当たり、647年の百済と新羅の茂山城の戦いの背景地。聖峴石城が茂山城である可能性。[全羅日報]
- 韓国
- 慶尚南道 咸安郡・義谷寺跡(의곡사지:ウィゴクサあと)で、統一新羅時代の仏像9体と多数の仏教遺物、「義谷寺」銘の瓦。[仏教新聞]
▼義谷寺跡関連記事→2021年7月19日 - 中国
- 陝西省 銅川市 印台区金鎖関鎮 紙坊村・紙坊遺跡(紙坊遗址)で、竜山文化、商、春秋時代の出土遺物。竜山文化の灰坑3基。大量の土器が出土。商代晩期の灰坑1基。春秋時代中期〜晩期の秦の一般平民墓3基。[西部網]
- 中国
- 陝西省 楡林市で、仰韶晩期・紀元前2800年〜商周交代期・前1000年の石造りの都市跡573か所。河川の合流地点に主に分布。[新華社]
- 中国
- 新疆ウイグル自治区の東天山山麓のゴビ砂漠で、15遺跡から出土した石器5427点を分析し、細石刃の原材料獲得戦略を研究。
▶ Xuke Shen, Yuanxin Li, Zhiyong Zhu, Changchun Liu, Yan Zhou, Dongju Zhang (2025) Lithic raw material exploitation strategies and mobility patterns of microblade populations in the Gobi Desert of eastern arid Central Asia. Quaternary Science Reviews, Volume 371, January 2026, 109695. - イラン
- ザグロス山のTula’i(Tuleii)で出土した新石器時代の石器群を分析。この遺跡が村落を基盤とした牧畜民の中継拠点(短期)であったか、遊牧民の季節的な拠点(長期)であったかを判別しようとするが、どちらにも属さない複雑な様相。
▶ Setareh Shafizadeh, Mahta Khaki & Ben Marwick (2025) Between Nomads and Settlers: A Quantitative Analysis of Lithic Assemblages from Tula’i (Tuleii), Zagros, Iran. Lithic Technology. - レバノン
- テル・エル・ブラク遺跡(Tell el-Burak)で出土した、古代フェニキア・紀元前7世紀〜前4世紀のギリシャ/エーゲ海の輸入アンフォラ58点を分析し、国際関係を推定。フェニキア人の本拠地では東エーゲ海の各地から高級品や日用品を輸入。複数の遺跡や工房から同種の土器が同じ目的地に輸出される現象が見られ、例えばキプロスの模倣品工房とギリシャ本土の工房が同じ流通網に属していた。
▶ Maximilian Rönnberg, Marcel Frenken, Johannes H. Sterba, Silvia Amicone (2025) Greek Commodities in Phoenicia: An Interdisciplinary Study of Imported Amphorae From Tell el-Burak (Lebanon). Archaeometry, Early View.
▼テル・エル・ブラク遺跡関連記事→2020年9月15日 - シリア
- ダマスカス(Damascus)の国立博物館から、ローマ時代の彫刻が複数体盗まれる。[AP]
- トルコ
- テキルダー県(Tekirdağ il)マルマラエレーリシ(Marmara Ereğlisi)のバイラクテペ(Bayraktepe)にある古代都市ペリントス(Πέρινθος;Perinthos)で、海底から古代の港湾施設。石器や先史時代の土器も見つかり、紀元前6世紀の植民以前のヒトの活動を確認。[Hürriyet Daily News]
▼ペリントス関連記事→2025年7月16日 - ノルウェー
- ヴェストラン県(Vestland fylke)のアウルランスフィエラ山(Aurlandsfjellet)で、1500年前の木造のトナカイ用の罠。周囲には鉄製槍先、矢柄、弓のかけらなどの狩猟具が散在。[Heritage Daily]
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