2024年5月31日(金)
- 秋田県
- 秋田市・鋳砲所跡(ちゅうほうしょあと)で、古墳時代・5世紀後半の竪穴建物跡や土器など。秋田市内で古墳時代の遺構対物は初。秋田市の調査。[秋田魁新報]
- 中国
- 長江下流域の達沢廟遺跡(Dazemiao)で出土した、新石器時代晩期・良渚文化(Liangzhu Culture)・5300年前〜4300年前(BP)の土器に用いられた混和材を分析。調理用の三足土器「鼎」(ding)には混和材として主に透閃石(tremolite)を、大口杠(da-kou-gang)には長石と石英の混合物を使用。透閃石の粒子の大きさは玉生産の軟玉(nephrite)と同等。透閃石は産出地以外にも広く流通しており、河川による物流網で透閃石が流通しており、政治集団により輸送ネットワークを管理。
▶ Xiaohan Zhao, Ye Zhao, Xiaoli Qin, Rong Wang (2024) On Liangzhu Culture Tremolite-Tempered Pottery: Social complexity, logistical networks and cross-craft interaction in Neolithic China. Journal of Archaeological Science, Volume 167, July 2024, 106000. [ScienceDirect] - イラク
- ザグロス山脈のガリ・チャン洞窟(Gali Chan caves)で、紀元前9000年ごろの最後の狩猟採集民の遺跡。同山脈中のバナヒルク遺跡(Banahilk)ではハラフ期(Halaf)・紀元前6000年〜前5500年の農耕牧畜集落。チグリス川流域ではギルド・ラスヒル遺跡(Gird Laskhir)で銅石器時代〜前期・中期青銅器時代・紀元前3500年〜前2000年/前1500年の初期都市を発掘。
▶ Archaeological Discoveries in Northern Iraq Evidence the Rise of Private Property and the First City-States [Universitat Autònoma de Barcelona] - カザフスタン
- テュルキスタン州(Түркістан облысы;Turkistan regions)のオルダバシンスキー(Ordabasinsky)で、墳丘墓から康居(Kangju)・2000年前の金製耳飾や鏃、中国・漢の銅鏡、ローマのフィブラなど。[LiveScience]
- ドイツ
- フォーゲルヘルト洞窟(Vogelherdhöhle;Vogelherd Cave)で、後期旧石器時代・オーリニャック文化(Aurignacian)・35000年前のマンモスの牙製のウマ像。世界最古のウマの彫刻。[LiveScience]
▼バーデン=ヴュルテンベルク州(Land Baden-Württemberg)
▼フォーゲルヘルト洞窟関連記事→2022年8月18日
2024年5月30日(木)
- 新潟県
- 長岡市・赤坂遺跡(あかさかいせき)で、弥生時代後期の集落跡の周りに見つかっていた溝は環濠の一部。新潟大学人文学部考古学研究室の調査。[新潟日報]
- 滋賀県
- 大津市・坂本城跡(さかもとじょうあと)で2月に見つかっ羅三の丸の遺構とみられる石垣の9m西側に新たな石垣。堀の可能性。大津市5/29発表。[中日新聞]
▼坂本城跡関連記事→2024年2月20日 - 滋賀県
- 近江八幡市・阿弥陀寺遺跡(あみだじいせき)で、戦国時代・15世紀〜16世紀前半の道路遺構。石段や側溝など複雑な構造をもつ。公益財団法人滋賀県文化財保護協会の調査。6/2現地説明会。
▶ 近江八幡市阿弥陀寺遺跡の現地説明会のご案内 [公益財団法人滋賀県文化財保護協会]
▼阿弥陀寺遺跡関連記事→2023年10月5日 - 京都府
- 長岡京市・長岡京跡(右京第1291次調査)で、長岡京跡の掘立柱建物や、古墳時代の竪穴建物など。公益財団法人長岡京市埋蔵文化財センターの調査。6/1現地説明会。[公益財団法人長岡京市埋蔵文化財センター]
- 韓国
- 全北特別自治道 益山市 金馬面 西古都里・益山土城(イクサンどじょう)で、百済時代の集水施設。内部から漆皮甲の破片や、百済瓦、百済土器など出土。
▶ 百済王都核心遺跡「益山土城」で百済の集水施設と漆皮甲の破片出土 [国家遺産庁]
▼益山土城関連記事→2017年8月31日 - ギリシャ
- イピロス地方(Ήπειρος;Epirus)の古代ローマ都市ニコポリス(Νικόπολις;Nicopolis)のアゴラで、皇帝の祈念堂(Sebasteion)。[Arkeonews]
- イタリア
- ヴェスヴィオス山地域で得られた、ローマ時代・79年当時の木材により、ローマ時代の木材貿易について推定。モレジーネ遺跡(Moregine)で出土した樹木サンプル35試料を分析し、19件について年輪年代測定に成功。ヨーロッパモミ(Silver fir)は外来の木材である可能性が示される。ヨーロッパモミは当時の主要な建築材であり、かつてはアペニン山脈(Apennines)に豊富に分布していたが、現在稀少になったのはローマ人が消費したためと推定されていたが、モミ材の供給元は未確定だった。
▶ Mauro Bernabei (2024) The timber trade in the Vesuvian area before 79 AD as inferred from dendrochronological research at Moregine site. Quaternary International. [ScienceDirect] - ドイツ
- ザクセン=アンハルト州(Land Sachsen-Anhalt) ヴェッティン(Wettin)で、17世紀の埋蔵銭285枚。[Heritage Daily]
- マン島
- マン島で、ヴァイキング時代・900〜1045年の銀インゴット。純度88%。[BBC]
- エジプト
- 古代エジプト・古王国時代・紀元前2687年〜前2345年の30〜35歳の男性と後期王朝時代・紀元前663年〜前343年の50歳以上の女性の頭蓋骨を分析。古王国時代の男性には、腫瘍とみられる病変と、その周囲に切り傷。がんの外科的治療を試みた証拠。女性の頭蓋骨にも腫瘍と、治療の跡を確認。[Cosmos]
ケンブリッジ大学(University of Cambridge)のダックワースコレクション(Duckworth Collection)。
▶ Tatiana Tondini, Albert Isidro, Edgard Camarós (2024) Case report: Boundaries of oncological and traumatological medical care in ancient Egypt: new palaeopathological insights from two human skulls. Frontiers in Medicine, Volume 11. [Frontiers]
2024年5月29日(水)
- 茨城県
- 東茨城郡大洗町・飛城遺跡(ひじょういせき:第2次調査)で、縄文時代後晩期の遺物包含層、平安時代・10世紀の竪穴建物跡、中世の集落や城館。6/1現地説明会。
▶ 飛城(ひじょう)遺跡現地説明会の開催 [大洗町] - 兵庫県
- 姫路市・姫路城城下町跡(ひめじじょうじょうかまちあと)で、鳥居先門の橋台。姫路城内で明確な木橋の橋台遺構が確認されたのは初。姫路市埋蔵文化財センターの調査。[姫路市]
▶ 姫路城を掘る!初の橋台遺構を発見!! [姫路市]
▼姫路城城下町跡関連記事→2023年7月13日 - 北九州市
- 門司区の明治時代の初代門司駅関連遺構をめぐり、5/29、北九州市が遺構出土後初の市民向け説明会。[西日本新聞]
- 韓国
- 全羅南道 霊光郡 月山里・月桂古墳群(ウォリゲこふんぐん)のうち、1号墳は前方後円墳。[湖南考古学会]
- イタリア
- ポンペイ遺跡(Pompeii)のアッボンダンツァ通り(via dell’Abbondanza)沿いにあるCasa del Cenacolo Colonnatoで、剣闘士を子供が描いたとみられる古代の落書きを発見。[Heritage Daily]
- フランス
- オクシタニー地域圏(Occitanie)エロー県(Hérault)モンタナック(Montagnac)のブトネ・ザック遺跡群(Boutonnet - Zac Multisites)で、新石器時代末の居住跡と鉄器時代初めの墳墓。
▶ Habitat et pratiques funéraires de la fin de la Préhistoire à Montagnac (Hérault) [INRAP: Institut national de recherches archéologiques préventives] - デンマーク
- 前期鉄器時代の壺棺墓地3か所の墓111基の人骨について放射性炭素年代を測定し、16型式の土器、15型式の金属遺物と対比して、土器の型式学的変遷の移行の実態を明らかにする研究。青銅器時代から鉄器時代の移行期に起こった壺棺墓地の開始は、従来、紀元前530年〜500年ごろに起こったとみられてきたが、この研究によるとは紀元前7世紀にさかのぼるとみられ、青銅器時代6期を鉄器時代への移行期とみなす説が再燃。
▶ Helene Agerskov Rose, John Meadows (2024) Dividing time—An absolute chronological study of material culture from Early Iron Age urnfields in Denmark. PLOS ONE, 19(5): e0300649. [PLOS ONE] - ベナン
- アボメー(Abomey)にあるダホメ王国(Dahomey)のゲゾ王(King Ghezo)の廟の壁に含まれるたんぱく質を分析。ヒトや家畜の血液を含む。壁にヒトの地を混ぜて結合剤としたとする所伝に合致。
▶ Philippe Charlier, Virginie Bourdin, Didier N'Dah, Mélodie Kielbasa, Olivier Pible, Jean Armengaud (2024) Metaproteomic analysis of King Ghezo tomb wall (Abomey, Benin) confirms 19th century voodoo sacrifices. PROTEOMICS, Early View. [Wiley Online Library] - カナダ
- サスカチュワン州(Saskatchewan)サスカトゥーン市(Saskatoon)で花崗岩製の有溝石鎚。柄をつけてバファローの解体に使用。[CBC]
- USA
- ヴァージニア州(Commonwealth of Virginia) ジェームズタウン(Jamestown)の井戸の中から解体されたイヌの骨。DNA分析により、アメリカ大陸の在来種と判明。植民者らは、先住民らのイヌを殺して食べた。[LiveScience]
▶ Ariane E. Thomas, Matthew E. Hill Jr., Leah Stricker, Michael Lavin, David Givens, Alida de Flamingh, Kelsey E. Witt, Ripan S. Malhi and Andrew Kitchen (2024) The Dogs of Tsenacomoco: Ancient DNA Reveals the Presence of Local Dogs at Jamestown Colony in the Early Seventeenth Century. American Antiquity, First View, pp. 1 - 19. [Cambridge Core]
2024年5月28日(火)
- 京都府
- 亀岡市・法貴古墳群(ほうきこふんぐん)で、古墳時代後期〜飛鳥時代・6世紀後半〜7世紀前半の横穴式石室墳12基を調査。24号墳は二重の列席をめぐらせた方墳。公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センターの調査。6/1現地説明会。
▶ 法貴古墳群現地説明会のご案内 [公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター]
▼法貴古墳群関連記事→2023年7月11日 - 兵庫県
- 加東市・下滝野・奥瀬遺跡で、平安時代・1200年前の木簡。加東市教育委員会の調査。[神戸新聞]
- 山口県
- 山口市・周防鋳銭司跡(すおうのじゅせんしあと:第4次調査)で採取した土の中に、「富寿神宝」を確認。これまでに出土した3種の銭貨より生産時期が古い。山口市5/27発表。[山口新聞]
- トルコ
- カマン・カレホユック遺跡(Kaman-Kalehöyük)で、出土した、アッシリア貿易コロニー時代(Assyrian Trading Colonies Period)の人骨は、紀元前18世紀の戦闘に関連。
▶ Cheryl P. Anderson (2024) Examining evidence for violence at the end of the Assyrian trading colonies period at Kaman-Kalehöyük. International Journal of Osteoarchaeology, Early View. [Wiley Online Library]
▼カマン・カレホユック遺跡関連記事→2019年3月25日 - トルコ
- アンタルヤ県(Antalya il) セリク(Serik)の古代都市アスペンドス(Ασπενδος;Aspendos)で、ローマ時代・2000年前のゼウス神(Ζεύς;Zeus)とアフロディテ神(Ἀφροδίτη;Aphrodite)の像。[Anatolian Archaeology]
- イタリア
- サルデーニャ島(Sardegna;Sardinia)の後期新石器時代のサ・コヴァッカダ(Sa Covaccada)ドルメン墓の構造を分析。保存と修復の手がかりに。
▶ Stefano De Santis (2024) Structural Assessment of Late Neolithic Sa Covaccada Dolmen, Sardinia, Italy. International Journal of Architectural Heritage. [Taylor & Francis Online] - チェコ
- クトナー・ホラ(Kutná Hora)で中世・1085〜1107年にプラハで打刻したとみられるボヘミアの銀貨2150枚。政治的な混乱に際し、土器に入れて12世紀初めに埋蔵。[Heritage Daily]
- アルゼンチン
- コルドバ山脈(Sierras de Córdoba;Sierras of Córdoba)のエル・アルト5遺跡(El Alto 5)で出土した、550年前(cal BP)以前の墳墓に関連した骨製の矢尻7点を研究。黒い物質が塗られており、毒矢だった可能性。先スペイン時代後期の対人暴力の手がかり。
▶ Matías E. Medina, Cristian Lallami & Sebastián Pastor (2024) When humans were the hunted: bone-tipped arrow points in Prehispanic Sierras of Córdoba, Argentina. Journal of Conflict Archaeology. [Taylor & Francis Online]
2024年5月27日(月)
- 栃木県
- 足利市・樺崎八幡宮本殿で、屋根などの銅板270枚が盗まれる。足利市の重要文化財。[下野新聞]
- 長崎県
- 諫早市・伊木力墓所にある千々石ミゲル墓で、出土した釘の分布から見て、木棺の先端部の空間に「福室」。キリシタン新稿用具など副葬品を治めたスペースだった可能性。[長崎新聞]
▽興味深い見解であるものの、「棺」の一部に「室」の字を用いるのには違和感▽ - 韓国
- 慶尚南道 晋州市 一班城面 雲川里・院堂古墳群(ウォンダンこふんぐん)で、墳丘の土堤築造方式を確認。阿羅加耶の王陵である咸安・末伊山古墳群と類似した築城技術。加耶末期・6世紀中葉の土器出土。大加耶のミニチュア鉄器、百済の棺金具なども出土。[聯合ニュース]
▼院堂古墳群関連記事→2023年12月5日 - パレスチナ(ヨルダン川西岸地区)
- エルサレム(Jerusalem)のダビデの町(City of David)にあるギヴァティ(Givati)で、初期ヘレニズム時代・紀元前4世紀後半〜前3世紀前半の金の指輪。[The Jerusalem Post]
▼ギヴァティ関連記事→2023年12月6日 - イスラエル
- ロッシュ・ハアイン(Rosh HaAyin)のケセム洞窟(Qesem Cave)で、旧石器時代・40万年前の石器。[Ynetnews]
▼ケセム洞窟関連記事→2020年10月13日 - トルコ
- カイセリ県(Kayseri il)のキュルテペ・カニシュ・カルム遺跡(Kültepe Kaniş Karum)で出土した4000年前の粘土板に、アナトリアで最初の会社が12人によって15キロの金とともに設立された記述。それぞれ異なる金額を出資し、利益の1/3を出資者で分配。[Arkeonews]
▼キュルテペ・カニシュ・カルム遺跡関連記事→2024年7月16日 - ポーランド
- ワルシャワ(Warszawa;Warsaw)のワルシャワ・ゲットー(Getto Warszawskie;Warsaw Ghetto)近くで、地下室から戦前のユダヤ人の生活を示す遺物5000点以上。[Ynetnews]
- スペイン
- マラガ(Málaga)の後期カルタゴ(Late Punic)・紀元前2世紀〜前1世紀の土器工房で発見された赤色スリップのクアス土器(Kuass ware)20点を分析。マラガのこれまでのカルタゴ土器や周辺の粘土、クアス土器の主要産地カディス(Cádiz)の土器とも比較。マラガ産とカディス産は胎土に明確な違い。マラガのクアス土器は、カディスにあった古代ガディール(Gadir)のクアス土器を模範とした在地生産。
▶ Leandro Fantuzzi, Antonio M. Sáez Romero, Noémi S. Müller, Evangelia Kiriatzi, Bartolomé Mora Serrano, Ana Arancibia Román (2024) Pottery à la mode in the Late Punic world: Production of red-slip ‘Kuass ware’ in Málaga, Spain (2nd-1st c. BC). Journal of Archaeological Science: Reports, Volume 57, September 2024, 104586. [ScienceDirect] - エジプト
- 紅海沿岸の港湾都市ベレニケ(Berenike)にあるローマ時代・1〜2世紀の動物墓地でサル、イヌ、ネコなどの墓200基。インド亜大陸のサルも見つかり、ペットを輸入していたことを示す。また、生贄とみられる子ウシの遺体。[Nauka w Polsce]
▼ベレニケ関連記事→2024年5月23日 - カナダ
- アルバータ州(Alberta)カルガリー(Calgary)のノーズ・ヒルズ・パーク(Nose Hill Park)にあるストーンサークルの近くで、先住民ブラックフット族(Blackfoot)の遺物。ヨーロッパ人との接触以前のものとみられる。[CBC]
- 研究費の不正使用
- 東京大学大学院総合文化研究科の中沢公孝研究室で、公的研究費の不正使用。[時事通信]
2024年5月26日(日)
- 千葉県
- 市川市・国府台遺跡(こうのだいいせき)で、地中レーダー探査などにより、複数の建物跡、柱や溝の跡を確認。溝などで区切られた東西220m、南北300mの区画を推測。下総国の国衙が所在する位置が絞られる。市川市5/25発表。[読売新聞]
▼国府台遺跡関連記事→2022年9月24日 - イラン
- カレー・クルド洞窟(Qaleh Kurd)で、更新世中期・452,000 ± 32,000年前〜165,000 ± 11,000年前の人類の歯や石器。従来、イラン高原では8万年前までの証拠しか見つかっていなかった。[Tehran Times]
▶ Hamed Vahdati Nasab, Gilles Berillon, Seyyed Milad Hashemi, Jean-Jacques Bahain, Noémie Sévêque, Mozhgan Jayez, Stéphanie Bonilauri, Guillaume Jamet, Mohammad Akhavan Kharazian, Asghar Nateghi, Alieh Abdollahi, Pierre Antoine, Iraj Beheshti, Nicolas Boulbes, Cécile Chapon-Sao, Xavier Gallet, Christophe Falguères, Lisa Garbé, Mandan Kazzazi, Ahmad Zavar Mousavi, Sareh Nematollahinia, Jonathan Özçelebi, Emmanuelle Stoetzel, Olivier Tombret & Valéry Zeitoun (2024) Qaleh Kurd Cave (Qazvin, Iran): Oldest Evidence of Middle Pleistocene Hominin Occupations and a Human Deciduous Tooth in the Iranian Central Plateau. Journal of Paleolithic Archaeology, Volume 7, article number 16. [SpringerLink]
▼ガズヴィーン州(Qazvin)アーヴァジュ市(Avaj)アーブギャルム(Abgarm) - クロアチア
- ムリェト島(Mljet)ポラチェ(Polače)の水中発掘で、ムリェト島が交易ルート上の重要地点であったことを示す発見。[Croatia Week]
- ベルギー
- クノック・ヘイスト(Knokke-Heist)の砂丘で。第二次世界大戦当時・1942年以降のドイツの地下壕3基。[artnet]
- ノルウェー
- スタヴァンゲル市(Stavanger)のスタヴァンゲル大聖堂(Stavanger domkirke;Stavanger Cathedral)の地下室で、市の守護聖人、聖スヴィッツン(Saint Svithun)の聖遺物箱を再発見。スヴィッツンはウェセックス王エゼルウルフ(Æthelwulf)によってウィンチェスター司教に任ぜられ、死後彼の遺体は多くの教会で分けられた。スタヴァンゲルの初代司教ライナルドル(Reinaldl)は1100年ごろ大聖堂を建立し、スヴィッツンの腕の骨をイングランドから受け取り、金の棺に納めて祭壇に置いたが、宗教改革の後に聖遺物はデンマークに運ばれて溶かされたと考えられていた。[Heritage Daily]
2024年5月25日(土)
- 京都府
- 京丹後市・網野銚子山古墳(あみのちょうしやまこふん)で、後円部の埋葬施設は2基存在する可能性。天理大学の地中レーダー調査。日本海側最大の前方後円墳。[奈良新聞]
▼網野銚子山古墳関連記事→2019年8月14日 - 奈良県
- 斑鳩町・法隆寺(ほうりゅうじ)金堂の天井板に、飛鳥時代の建立時に男性の顔の落書きが描かれていた。1949年の火災で焼損した部材に残る。[共同通信]
- トルコ
- アンタルヤ県(Antalya il)マナウガト(Manavgat)の古代都市シデ(Side)で、紀元前2世紀モザイク床。ギリシャ神話のムーサのひとりカリオペ(Καλλιόπη;Kalliope)を表わす。[Arkeonews]
- フランス
- サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏(Centre-Val-de-Loire)アンドル県(Indre)ヴィルデュ=シュル=アンドル(Villedieu-sur-Indre)で、ガリア時代末〜ローマ時代初め・紀元前100年〜紀元後100年のウマの埋葬。土坑9基にウマの遺体28体。子馬や繁殖期のメスがいないため、病気によるとは考えられず。生贄か、あるいはガリア戦争に関連か。イヌの墓も。
▶ Des chevaux gaulois ont-ils été sacrifiés à Villedieu-sur-Indre ? (Indre) [INRAP: Institut national de recherches archéologiques préventives] - チリ
- パタゴニア中西部のバニョ・ヌエボ1遺跡(Baño Nuevo 1)の出土遺物により、更新世中期〜後期の貝製装身具貝の長距離交易を研究。
▶ Heidi Hammond, Leandro Zilio, Amalia Nuevo-Delaunay, César Méndez (2024) Middle through late Holocene long-distance transport of exotic shell personal adornments in Central West Patagonia (southern South America). The archaeomalacological assemblage of Baño Nuevo 1. PLOS ONE,19(5): e0304454. [PLOS ONE]
2024年5月24日(金)
- 北九州市
- 門司区・初代門司駅関連遺構をめぐり、北九州市文化財保護審議会委員ら有識者2人が、北九州市教育委員会に対し、同審議会に発掘調査に関する諮問を行うよう求める陳情。教育委員会は陳情を不採択に。北九州市の文化財保護審議会には自発的な「建議」の権限が付与されていないため、異例の陳情。[西日本新聞]
- 中国
- 山東省 日照市大荘子墓地(Dazhuangzi)で、漢代の家族墓。[LiveScience]
- 中国
- 長江下流の上山遺跡(Shangshan)と荷花山遺跡(Hehuashan)でイネの植物珪酸体(phytolith)。野生種は10万年前以上から生育していたが、24000年前から採集資源として利用が始まり、13000年前から前栽培化栽培(predomestication cultivation)、11000年前から栽培化(domestication)。
▶ Jianping Zhang, Leping Jiang, Lupeng Yu, Xiujia Huan, Liping Zhou, Changsheng Wang, Jianhui Jin, Xinxin Zuo, Naiqin Wu, Zhijun Zhao, Hanlong Sun, Zhaoyuan Yu, Guoping Zhang, Jiangping Zhu, Zhenlei Wu, Yajie Dong, Baoshuo Fan, Caiming Shen, and Houyuan Lu (2024) Rice’s trajectory from wild to domesticated in East Asia. Science, Vol 384, Issue 6698, pp. 901-906. [Science]
▼上山遺跡と荷花山遺跡関連記事→2022年12月8日 - 中国
- 南佐遺跡(Nanzuo)で出土した、加熱された素材(土器と焼土)の年代測定。新石器時代・5100年前〜4500年前に比定。
▶ Daobin Tang, Xiangjun Liu, Guanghui Dong, Jianye Han, Xiaoning Zhang, Kartika Goswami, Xianjiao Ou (2024) Multiple luminescence dating on heated materials at the nanzuo archaeological site, central Chinese Loess Plateau. Journal of Archaeological Science, Volume 167, July 2024, 106005. [ScienceDirect] - ポーランド
- クシシュ・ヴィエルコポルスキ遺跡(Krzyż Wielkopolski)で出土した前期中石器時代の木製の矢柄、角製の矢尻、装飾的な堀を施した有孔角製品に付着したシラカバの樹皮によるバーチタール(birch tar)を分析。バーチタールには接着剤と装飾という2つの機能が明らかに。
▶ Tabea J. Koch, Jacek Kabaciński, Auréade Henry, Benjamin Marquebielle, Aimée Little, Rebecca Stacey, Martine Regert (2024) Chemical analyses reveal dual functionality of Early Mesolithic birch tar at Krzyż Wielkopolski (Poland). Journal of Archaeological Science: Reports, Volume 57, September 2024, 104591. [ScienceDirect] - ドイツ
- ザクセン=アンハルト州(Land Sachsen-Anhalt) メルゼブルク(Merseburg)の大聖堂の丘の南で、最初の司教宮殿の跡。1036〜1050年にフノルド司教(Hunold)が建設。[Heritage Daily]
▼ザクセン=アンハルト州(Land Sachsen-Anhalt)ザーレ郡(Saalekreis) - USA
- ウィスコンシン州(State of Wisconsin)マディソン(Madison)のメンドータ湖(Lake Mendota)で、さらに丸木舟8隻以降。もっとも古い1隻は4500年前。[Milwaukee Journal Sentinel]
2024年5月23日(木)
- 島根県
- 雲南市・田部家本屋敷跡で、広大な邸宅敷地の造成過程などが明らかに。松江藩屈指のたたら経営者の邸宅で、1865年の火災で焼失。雲南市教育委員会の調査。6/1現地説明会。
▶ 田部家本屋敷跡発掘調査現地説明会を開催します[雲南市] - 鹿児島県
- 与論町・与論城跡は面積約3万平方m。奄美群島以南にある沖縄本島以外のグスク(城)跡で最大規模。14世紀後半〜15世紀中ごろが最盛期。与論町教育委員会の調査。[共同通信]
▼与論城跡関連記事→2023年9月23日 - 韓国
- 小規模工事に伴う調査を対象に、埋蔵文化財の発掘費用とともに、遺跡の保存措置や移築保存、案内板設置などの費用を政府が支援へ。国家遺産庁が来年度から予算を計上。[ソウル経済]
- 東ティモール
- ライリ岩陰遺跡(Laili rock shelter)で、洞窟から大量の石器や獣骨。人類の到着は44000年前とみられ、それ以前のヒトの居住は確認できない。これまでの想定よりヒトの到着が遅い。ティモール島への大規模な移住は偶然のものではない。
▶ Excavation reveals ‘major’ ancient migration to Timor Island [Australian National University]
▶ Ceri Shipton, Mike W. Morley, Shimona Kealy, Kasih Norman, Clara Boulanger, Stuart Hawkins, Mirani Litster, Caitlin Withnell & Sue O’Connor (2024) Abrupt onset of intensive human occupation 44,000 years ago on the threshold of Sahul. Nature Communications, volume 15, Article number: 4193. [Nature Communications] - トルコ
- テキルダー県(Tekirdağ il)マルマラエレーリシ(Marmara Ereğlisi)にある古代都市ペリントス(Πέρινθος;Perinthos)で、水中調査により沈没船を発見。[Anatolian Archaeology]
▼ペリントス関連記事→2023年8月10日 - ギリシャ
- デンドラ(Δενδρά;Dendra)で1960年に出土した後期青銅器時代・ミュケナイ文明・3500年前の鎧の鎧について、レプリカを着用して実験。長時間の戦争に耐えるものであったことを証明。出土以来、儀式用か、戦闘用か、議論になっていた。[LiveScience]
▶ Andreas D. Flouris, Stavros B. Petmezas, Panagiotis I. Asimoglou, João P. Vale, Tiago S. Mayor, Giannis Giakas, Athanasios Z. Jamurtas, Yiannis Koutedakis, Ken Wardle, Diana Wardle (2024) Analysis of Greek prehistoric combat in full body armour based on physiological principles: A series of studies using thematic analysis, human experiments, and numerical simulations. PLOS ONE, 19(5): e0301494. [PLOS ONE] - UK(イングランド)
- 東ヨーク州(East Yorkshire)ウィートン(Weeton)にあるハンバー(Humber)河口近くの岸で、ローマ時代のカキ加工場跡。[BBC]
- エジプト
- アビドス(Abydos)のコプト修道院の床から2009年に発見された石棺の破片に古代エジプトのファラオ・ラメセス2世(Ramesses II;在位紀元前1279年〜前1212年)のカルトゥーシュを確認。本来、ラメセス2世の棺だったと確認。第21王朝・紀元前1000年ごろの神官Menkheperreの石棺として再利用。ラメセス2世の墓はルクソールの王家の谷にあるが、盗掘されて、王のミイラは第21王朝の木棺に移されている。もとは金の棺に納めてアラバスターの石棺、さらに花崗岩の石棺(今回確認された石棺)に納められていた。[La Brújula Verde]
王の墓は王家の谷のKV7号墓であったが、第20王朝・ラメセス3世(Ramesses III)の治世に盗掘され、遺体は最終的にテーベのTT320号墓に安置され、1881年に発見された。[Heritage Daily] - エジプト
- ベレニケ(Berenike)で、百人隊長の執務室跡とみられる遺構から出土したパピルスに、百人隊長の手紙を確認。[Nauka w Polsce]
- チリ
- タグア=タグア湖(Tagua Tagua)地域で、更新世後期(Late Pleistocene)・12550年前〜12440年前石器などとともに、絶滅したゾウ「ゴンフォセレス象(Gomphotheres)」の骨。ヒトによる解体を表わすカットマーク。ゾウを食用に狩猟した証拠。[Newsweek]
▶ Rafael Labarca, Matías Frugone-Álvarez, Liz Vilches, José Francisco Blanco, Ángela Peñaloza, Carolina Godoy-Aguirre, Álvaro Lizama-Catalán, Cristóbal Oyarzo, Carlos Tornero, Erwin González-Guarda, Ayelen Delgado, Marcela Sepúlveda, Paula Soto-Huenchuman (2024) Taguatagua 3: A new late Pleistocene settlement in a highly suitable lacustrine habitat in central Chile (34°S). PLOS ONE, 19(5): e0302465. [PLOS ONE] - 博物館
- 新たな免震技術。美術品を「マイクロビーズ」と呼ばれる微細で流動性のあるビーズが詰まったクッションの上に載せ、緊急地震速報の信号か、実際の揺れのいずれかを検知すると、クッションを支えている台が自動で下がる仕組み。[東京新聞]
2024年5月22日(水)
- 千葉県
- 鴨川市と南房総市にまたがる嶺岡牧(みねおかまち)の遺構の保存を求める要望書を日本考古学協会が鴨川市に提出。[房日新聞]
- 奈良県
- 天理市・行燈山古墳(あんどんやまこふん)の後円部の頂上に四角い高まり。埋葬施設を覆う土壇の可能性。[朝日新聞]
▼行燈山古墳関連記事→2017年2月24日 - 奈良県
- 斑鳩町で室町時代後期〜江戸時代前期・16世紀中ごろ〜17世紀中ごろの瓦管を連結した溝。潅漑用に敷設か。斑鳩町教育委員会の調査。[奈良新聞]
- 博物館
- 薫蒸に用いるガス「エキヒュームS」が2025年3月に販売終了。全国の博物館で最も一般的に使われており、博物館関係者の間で不安が広がる。[読売新聞]
- 韓国
- 全羅南道 高興郡 南陽面・南陽里山城(ナミャンニさんじょう)で最初の築城時期が5世紀末と判明。順天・麗水・光陽・高興一帯で最も早い時期に築かれ、高興郡内で最大規模の百済山城。百済の助助礼県の治所の機能を果たした。朝鮮後期にも機能を果たす。[スポーツ東亞]
- トルコ
- アンタルヤ県(Antalya il)アクス郡(Aksu)の古代都市ペルゲ(Πέργη;Perge)で、3万人収容の古代の競技場。ベルゲは古代パンフィリア地域(Pamphylia)の中心都市。ヒッタイト時代にはパルハ(Parha)と呼ばれた。[Anatolian Archaeology]
▼ペルゲ関連記事→2020年7月28日 - トルコ
- デニズリ県(Denizli il)の古代都市ラオディキア(Laodicea;Laodikeia)で、ヘレニズム時代・紀元前2世紀のヒュギエイア女神(Υγίεια;Hygieia)の頭部出土。今年すでに、ヒュギエイアの父アスクレピオス(Ἀσκληπιός;Asclepius)の像も出土。[Hürriyet Daily News]
▼ラオディキア関連記事→2020年11月30日 - トルコ
- イズミル県(İzmir il)の古代都市スミュルナ(Σμύρνα;Smyrna)にあるスミュルナ劇場(Smyrna Theater)で、エジプトの影響を受けた小像などの遺物。[Hürriyet Daily News]
- ギリシャ
- ギリシャ北部のディスピリオ遺跡(Δισπηλιό;Dispilio)で出土した木材787試料を年代測定。紀元前5259年に宇宙線粒子をが急激に増加したことを手掛かりに、建築部材の年輪年代測定。紀元前5328年から紀元前5140年に至る188年間に、木材を用いた建設活動。
▶ Mit kosmischer Strahlung die Vergangenheit erhellen [Universität Bern]
▶ Andrej Maczkowski, Charlotte Pearson, John Francuz, Tryfon Giagkoulis, Sönke Szidat, Lukas Wacker, Matthias Bolliger, Kostas Kotsakis & Albert Hafner (2024) Absolute dating of the European Neolithic using the 5259 BC rapid 14C excursion. Nature Communications, volume 15, Article number: 4263. [Nature Communications] - デンマーク
- シェラン島(Sjælland;Zealand)カールスロネ(Karlslunde)で2017年に発見された石敷き道路の年代測定。複数の方法により、2000年前と推定。
▶ W.K. Thompson, J. Christensen, A.S. Murray, M. Autzen (2024) Direct dating of an ancient stone causeway at Karlslunde, Sjælland, Denmark: a combined approach using luminescence from the surfaces of granitic cobbles and coarse grains from disaggregated heated rocks. Quaternary Geochronology, [ScienceDirect] - UK(イングランド)
- オックスフォードシャー州(the county of Oxfordshire)バンベリー(Banbury)で、中石器時代、後期青銅器時代〜中後期鉄器時代の集落とアングロサクソンの墓地。[Banbury Guardian]
▼バンベリー関連記事→2018年8月24日 - メキシコ
- キンタナ・ロー州(Estado de Quintana Roo)で、マヤ後古典期(Mayan Postclassic)・950〜1539年の養蜂道具ホボン(jobón)の石灰岩製の蓋3個。ホボンは丸太の中の空洞でハチを飼う道具。古代マヤ人のハリナシ蜂蜜(Melipona honey)生産が同州の北部だけでなく南部でも行われたことを証明。[Mexico News Daily]
2024年5月21日(火)
- 福島県
- いわき市・磐城平城(いわきたいらじょう)で、新たに本丸に隣接した石垣の遺構。「正保平城絵図控」に描かれた「白蛇堀」と推定。いわき市5/20発表。[いわき民報]
▼磐城平城関連記事→2021年6月5日 - 熊本市
- 南区・黒橋貝塚(くろばしかいづか)で、縄文時代後期の埋葬人骨。屈葬で、壮年の女性とみられる。ほかにも縄文時代中期中ごろ〜後期中ごろの大量の遺物は出土し、有機物の食物残滓を含む。
▶ 「黒橋貝塚」にて縄文時代の埋葬人骨を発見しました! [熊本市] - 宮崎県
- 串間市で、縄文時代のから古墳時代の遺構や遺物。[TBS]
- 韓国
- 忠清北道 忠州市 中央塔面 長川里 ・薔薇山城(チャンミさんじょう)で、城壁が土築から石築に変遷した過程が明らかに また、風納土城の出土品に類似した百済土器や集水施設も。三国が争奪した場所。国立中原文化遺産研究所の調査。
▶ 中原歴史文化圏を代表する国家遺産、忠州薔薇山城の発掘成果を公開 [国家遺産庁] - 中国
- 雲南省 晋寧区 河泊所村・河泊所遺跡で、漢代の「滇国相印」や「益州太守章」などの封泥1100枚。[新華社]
▼河泊所遺跡関連記事→2022年11月18日 - イラン
- サーサーン朝・3〜7世紀の、トラとブドウを表わす銀製楕円碗について、非破壊的分析により、ニエロ象嵌の組成を調査。碗自体は銀・銅で作られ、ニエロ象嵌は硫化銀である針銀鉱(acanthite)のみからなる。ニエロの組成は前期ローマ時代のニエロ象嵌とよく似ており、サーサーン朝とローマの技術的なつながりを示唆する。
▶ Omid Oudbashi, Layah Ziaii-Bigdeli & Federico Carò (2024) Sasanian Niello Inlay: Microanalytical Investigation of a Silver Oval Bowl with Tigers and Grapevines. Studies in Conservation. [Taylor & Francis Online] - ポーランド
- ヴィエルコポルスカ県(Województwo wielkopolskie)ウェンキ・マウェ(Łęki Małe)の墳丘墓は、前期青銅器時代・ウーニェティツェ文化(Únětice culture)・紀元前2150年〜前1800年。葬送前後の儀式の跡や盗掘の跡も確認。350〜400年にわたって安定した、社会的分化された社会で、同文化のほかの社会より持続的だった。
▶ Janusz Czebreszuk, Johannes Müller, Marzena Szmyt, Tomasz Goslar, Mateusz Jaeger, Iwona Hildebrandt-Radke, Jakub Niebieszczański, Barbara Gmińska-Nowak, Tomasz Ważny, Jutta Kneisel, Ben Krause-Kyora, Daniel Makowiecki, Artur Rewekant, Nadiia Kotova, Joanna Rennwanz, Hendrik Raese (2024) Chronology and social significance of the “princely” barrow cemetery in Łęki Małe and the Central European Early Bronze Age. PLOS ONE, 19(5): e0300591. [PLOS ONE]
▼ヴィエルコポルスカ県(Województwo wielkopolskie)グロジスク郡(powiat grodziski;Grodzisk County)カミエニエツ(Gmina Kamieniec) - UK(イングランド)
- ドーセット州(the county of Dorset)ウィンターボーン・キングストン(Winterborne Kingston)で、鉄器時代の生贄となった若い女性人骨。
▶ Archaeologists discover victim of human sacrifice in Iron Age Dorset [Bournemouth University]
▶ Miles Russell, Martin Smith, Ellen Hambleton, Paul Cheetham and Heather Tamminen (2024) BRUTALISED, BOUND AND BLED: A CASE OF LATER IRON AGE HUMAN SACRIFICE FROM WINTERBORNE KINGSTON, DORSET. The Antiquaries Journal, First View, pp. 1 - 27. [Cambridge Core]
おやつMaster Copyright © OyatsuMastar 1998-2024. All rights reserved.